「興味がある」「興味がない」を志望理由にしない
そろそろESの提出が本格化してくると思いますが、志望業界は決まりましたか?
12月、1月で会社説明会をまわり、「おもしろそう」「エントリーしてみたい」という企業に出会えた人は多いと思います。一方で、まだ「自分が何をやりたいかわからない」「志望業界をどう絞っていったらいいかわからない」という人もいると思います。
今日は志望業界をいかにして決めるかというお話です。
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説明会に出た後、何を思いますか? 名前しか知らなかった、もしくは全然知らなかった企業でも、説明会でどんな会社でどんな仕事ができるのか具体的に話を聞くと「志望度が高まる」と感じる学生が多いようです。説明会で企業は、基本的「いい話」しかしませんし、話のうまい下手でも印象が変わるでしょう。自分の知らなかった世界を知るわけですから、興味もわくし、おもしろいと思うのでしょう。しかし、星の数ほどある企業の説明をすべて聞けるわけがありません。果たして、たまたま出会った企業にエントリーするだけで就活は乗り切れるのでしょうか。「おもしろい」と感じた企業のESを書く時になって、HPなどを見ながら志望理由を後付けで考える学生をよく見ます。否定はしませんが、面接で志望理由を深く聞かれると言葉に詰まるでしょう。また、最初から業界を絞りすぎると、選考日程のかぶりもあって3月、4月に一気に持ちごまがなくなることもあります。
心当たりのある人は、このタイミングで一度、業界研究をしてみましょう。気になる業界について調べるだけが業界研究ではありません。私がおすすめするのは、「世の中にどんな仕事(業界)があるのか全体を知ること」です。本屋に行くといくつかの出版社から「業界地図」という世の中の業界をいくつかに分けて解説している本が出ています。これを使うといいと思います。
みのるととうまの業界研究の成果を見てみましょう。