(写真は、中国建国70周年の記念式典の冒頭、あいさつする習近平国家主席の姿が大画面に映し出された=2019年10月1日、北京)
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(写真は、中国建国70周年の記念式典の冒頭、あいさつする習近平国家主席の姿が大画面に映し出された=2019年10月1日、北京)
軍事大国
習主席は、建国100年を迎える30年後に米国をしのぐ実力を備えた「社会主義現代化強国」を築くと宣言しています。中国は軍事パレードで、目標に向けて着々と歩を進めていることを世界に誇示したわけです。
(写真は、中国建国70周年軍事パレードに登場した新型長距離弾道ミサイルDF41=10月1日、北京)
経済大国
一方、1978年に経済で「改革開放路線」にかじを切った中国は1990年代以降、急激な発展を続け、2010年には国内総生産(GDP)で日本を抜いて世界2位の経済大国に成長しました。今では、中国のGDPは日本の2倍を超えています。
民主化に逆行
これまで世界各地で起こってきた流れです。中国でも同じことが起こるのではないかと、かつては考えられていましたが、そうはなりませんでした。
1989年の天安門事件後、中国での民主化の動きはストップ。習体制になってからは、民主化運動への押さえ込みが厳しくなり、人権派弁護士の拘束など人権侵害が絶えず、西部の新疆ウイグル自治区やチベット自治区では少数民族への弾圧が続いています。もちろん、報道の自由もありません。
(写真は、天安門事件30年の日に香港のビクトリア公園で大勢の市民がろうそくを手に犠牲者を追悼した=2019年6月4日、香港島)
ビッグデータ大国
●「米中貿易戦争」で景気悪化…みんなの就活を直撃するかも!?(5月17日のイチ押しニュース)参照
(写真は、G20大阪サミットでの首脳特別イベントに出席した、左からトランプ大統領、安倍晋三首相、習近平国家主席=2019年6月28日、大阪市住之江区、代表撮影)
台湾に注目
今後注目してほしいのは、台湾です。台湾統一は中国建国以来の共産党政権の悲願。中国政府は台湾にも一国二制度による平和統一を呼びかけており、とりわけ習主席は台湾統一を自らの政治使命ととらえているともいわれています。しかし、今の香港の状況を見た台湾の人々が応じるわけがありません。台湾にも反中派と親中派がいますが、香港デモは来年1月の台湾総統選にも大きな影響を与えそうです。
●香港の若者が守りたい「一国二制度」って?参照
●香港200万人デモ 中高大学生は何に怒った?参照
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2025/07/04 更新
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