
(写真はiStock)

■<就活スタートのきっかけ>地元先輩が大手地銀に内定を決める
地元はいま通っている大学とは違う県で、もともとその県にある国立大をめざしていましたが受験がうまくいかず、いまの大学に通うことになりました。いまは3年生で観光政策などを勉強しています。趣味はサッカーで大学でもサッカーサークルに入っていました。地元のJリーグのサポーターもやっていて、全国に試合を見に行っています。
就活を始めようと思ったきっかけは、同郷で大学の先輩が3年生の終わりに、地元の大手地銀の内定をとったことです。夏のインターンシップに参加したことで、はやめに選考ルートに乗ることができた、と教えてもらったので、自分もはやくスタートしてみようと考えました。
■<就活の希望>地元に戻って、人とかかわれる仕事がしたい
就職先は地元が希望です。同郷の人も、社会人で地元に帰る人が多いですね。東京の企業も見ていますが、テレワークが多い企業に惹かれます。業種の希望はまだ漠然としていますが、人とかかわれる、営業などの仕事がいいなと思っています。「誰かに感謝される仕事」がしたい、という軸はなんとなく意識しています。
企業はネームバリューがあるところがいいですね。どこに勤めているかと聞かれて、「○○です」と答えられるところだといいです。そのなかでも銀行などの金融業界は、融資担当などだとお客様にも感謝していただける、やりがいのありそうな仕事と感じています。どんなビジネスをするにも資金は必要ですし、1からかかわれる金融業は面白そうです。そのほか、福利厚生も大切だなと。年間休日120日以上、月の残業20時間以下はホワイト企業というので、そういう条件で探しています。
■<いますすめていること>夏インターンに続々エントリー
先輩が内定した地銀の採用マイページに昨年登録したところ、電話が直接かかってきて、本社でセミナーに参加しました。2026年卒が主な対象でしたが、自分と同学年の学生も何人かいたと思います。行員との悩み相談会もあり、自分は初めての就活体験だったので、「どうやったらこの銀行に内定できるか」という質問をしたところ、3年夏に5デイズのインターンシップがあり、そこには参加したほうがあとあといいかも……という話をしてくれました。「学生がセミナーやイベントにどれくらい参加してきたかは、選考段階で見られるようになっている」とも言っていたので、いまはこのインターンになんとか通過したいと思っています。
この会社以外にも、金融系や地元のメーカーなど10社弱の夏インターンにエントリーしようと思っています。ビズリーチキャンパスに加入するとESや面接日程が管理できるスプレッドシートをダウンロードできるので、そのために加入して活用しています。1社、面接の練習にもなると思って人材系企業のインターンの面接を受けましたが、ここは落ちました。
■<悩み>自己PRを他の人とどう差別化するか
やっぱり、本命の地銀のインターンに落ちたらどうしようというのは不安というか悩みですね。また、大学のレベル的にそこまで高くないという自覚があり、そのなかでどう戦っていくか、ガクチカをどう組み立てて自己PRをしていくかということは考えています。大学入試でかなり低い成績からがんばって結果を出したこと、アルバイトで売上を伸ばしたこと、などはアピールしていきたいですね。
◆朝日新聞デジタルのベーシック会員(月額980円)になれば毎月50本の記事を読むことができ、スマホでも検索できます。スタンダード会員(月1980円)なら記事数無制限、「MYキーワード」登録で関連記事を見逃しません。大事な記事をとっておくスクラップ機能もあります。お申し込みはこちらから。

2025/11/22 更新
※就活割に申し込むと、月額2000円(通常3800円)で朝日新聞デジタルが読めます。


1
2
3
4
5
6
7
8
9
10