なおこの就活道場 略歴

2014年01月14日

【写真あり】男子も必見!「プロの技」光る証明写真を撮ってきた (第6回)

たかが証明写真? 10500円の価値はどこに

 みなさんこんにちは。
 先日、前々から興味を持っていたある場所に、りかと行ってきました。メークアップ付き証明写真コースのあるフォトスタジオです。皆さんもそろそろ「証明写真どこで撮る?」というような会話が大学などで出ていると思いますが、撮影はもう済みましたでしょうか。
 就活メークのポイントや、撮影する時のちょっとしたテクニックなどを教えてもらったので、これからの人は参考にしてくださいね。

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 今日はりかのお話です。12月の末ごろに「写真をもう一度撮ろうと思うのですがどこで撮るといいでしょう」という相談を受けました。りかはすでに、簡単にフォトスタジオで撮ったものを持っていました。顔で選ぶわけでもないだろうし、それで十分だろうと思っていたそうです。しかし、周りの就活生が「写真どこで撮った?」「メークどうしてる?」など気にしている様子を見て、もう一度撮り直そうと考えたとのこと。「第一印象は大切だと思うようになったし、写真一つでも企業に対する志望の熱意が伝わると思う」と言うので、「せっかくなら、メークアップしてもらってとびっきりの一枚を撮ってみない?」と誘ってみました。

 りかは就活中で顔出しができないので、今回はモデルとして、「就活ニュースペーパー」の編集部員・Tも連れて3人で取材に行ってきました。

 場所は「SHISEIDO THE GINZA」の2階にあるヘアメークサロン「BEAUTY BOOST BER」。太陽の光が差し込む広々とした空間に、メークとヘアスタイリングを行う椅子が並んでいます。カウンセリングシートの記入後りかのメークとヘアスタイリングが始まりました。水のスプレーで髪のクセを取り、アイロンで伸ばしていきます。
下地づくりからていねいに。りかのメーク開始。










毛先までまとまって、天使の輪が。
 ナチュラルなメークだからこそ、プロの技が光るそう。個性を生かしつつ、資生堂の提案する「清潔感」「知性」「意欲」の就活メークがつくり上げられていきます。

 就活メークのポイントは「眉」。最近は、眉山のない眉尻の下がった「困り眉」が流行っていて、就活では頼りない印象を与える可能性もあるとのこと。眉山をつくることで顔が締まり、意志のある顔になるそうですよ。

 りかも顔立ちに合った眉を描いてはっきりとした表情に。

 (「困り眉」とは初耳! そこでネットで調べてみました。AKB48の渡辺麻友さんや島崎遥香さんのような眉のようです)
「就活ニュースペーパー」の編集部員・Tのメークも始まりました。保湿してから下地づくり、髪の毛はアップにするようです。








鏡を見て仕上がりをチェックしながら進めます。
 ヘアメーキャップアーティストさんのプロの技で、みるみるうちに「きりり!」とした顔のりかとTが出来あがりました。

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<ここでプロにテクニックを聞いてみました>
Q.「普段用のメーク」と「撮影用のメーク」は違うんですか?
A.撮影の時は、照明によってメークが飛んでしまうことがあるので、その場合はいつものメークより濃い目にするとよいです。

Q.リップについてアドバイスをお願いします。
A.面接の時は、血色感を出す自然な色のリップがおすすめです。グロスをつける場合は塗りたてよりも、ティッシュオフして少しテカリを抑えるといいですよ。自然な艶になります。

(メークが終わったTの感想)
 自分に合う色のファンデーション、フェイスパウダー、チーク、リップをプロの方が選んでメークしてもらい、清潔感のある顔になったと思います。
 いつもは薄め&短時間メークなので、途中、ちょっとしっかりメーク過ぎるかな……とも思いましたが、写真を見たらちょうどよいバランスになっていて驚きました。
 自分で思うのと人から見ての印象は違うんだな、と実感。
 就活では、相手にどう見えるかが大切。メークも自己流ではなく、相手に好印象を与えることを忘れちゃいけないなと思いました。(これは就活に限らずですよね・・・)
 また、眉の角度、形を整えるのは、自分では出来ないプロの技だと感心しました。きつくなりすぎず、意志のあるキリっと眉になったと思います。髪型(特に斜め流し?の前髪)もキッチリ仕上げてもらい、満足です。

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 隣のスタジオではフォトグラファーがスタンバイ。いよいよ撮影です。
フォトグラファーから顔の角度、背筋についてアドバイスが飛びます。









フォトグラファー、ヘアメーキャップアーティスト、皆でモニターをチェック。
 モニターを見て、メークさんが動きました。Tのリップの色を赤系からピンク系にチェンジ。眉も少し濃く調整していきます。うう。すごい。さらにスーツの襟もとの開き具合をクリップで調整。ブラウスの首周りがほんの少し緩めなのも見逃さずに、首の後ろでクリップ留め。まさに撮影のプロたちです。
いくつかの候補の中から相談して一枚を決めていきます。「これは意志が強そう」「やわらかい印象」など、客観的な意見を聞きながら本人が志望業界に合うものを選んでいきます。フォトグラファーの鈴木さんは「撮影するときは面接官に好印象な表情を意識しています。少しほほえむといいのではないでしょうか」と言っていました。





とびきりの一枚が決まったようですね。
 さて、それではTが「自分でメークをしてスピード証明写真で撮った写真」と「今回の写真」を見比べてみましょう。

 いかがでしょうか。スピード写真も悪くないですが、並べてみると、照明やメークに差が出ていますよね。りかの写真は就活中のため、お見せできないのがとても残念です。とてもきれいな一枚になりました。

 りかにも感想を聞いてみました。

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 今日はすべて一からプロにお願いしようと思い、すっぴんで臨みました。メークで自分がどんな風に変わるのか、興味津々でした。メーク中は気さくに話しかけてくださり、緊張もほぐれました。また就活メークのアドバイスや、眉毛が難しい!チークはどうしたら?など質問にも答えていただき、参考になりました。眉毛は普段、ペンシルのみを使っていますが、眉全体はパウダーでぼかし、眉尻をペンシルで整えるとより自然になって良いそうです。眉毛によって顔の印象が大きく異なると伺ったので、これからはもう少し丁寧にメークしようと思いました。
 元々色が白いので、不健康そうに見えるのではないかという不安がありましたが、今回、見違えるような顔にしていただいて、自分でも非常に驚きました。一言で言うと、印象に残る顔になったと思います。大量のESの中でも、以前の写真よりもぱっと見て目に止まると思います。もともと顔の印象が暗かったのですが、明るくなり生き生きとして、髪の毛もきれいにまとまっていて、全体で清潔感のある写真になりました。就職活動のメークは、担当の方が「引き算メーク」とおっしゃっていたように、プライベートのメークとは違って、自然さと清潔感が大事だと思います。
 撮影は緊張しましたが、あっという間に終わりました。撮影中もメークの方が隣で見ていてくださり、その都度直していただきました。
 ヘアメーク、スタイリング、撮影に、自分でのヘアメークのアドバイスもいただけてとてもお得なプランだと思います。プロの方にメークしてもらった、撮ってもらったということで自信になりました。
満足のいく写真を撮ることができました。気持ちの切り替えにもなりました。
 ありがとうございました。

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 りかも大満足の様子でした。フォトスタジオで撮影する。スピード証明写真を利用する。メーク付きプランを利用する。料金は大きく異なります。どれを選ぶかは自由です。あなたがESやWEBエントリーにどのような写真を使うか。いずれにしても「勝負写真」を一枚持っていると、自信になりますよ。

それではまた。

なおこ

<取材協力>
店舗名:SHISEIDO THE GINZA
営業時間:11:00-20:00 不定休
問い合わせ先:03-3571-1444(2階 BEAUTY BOOST BAR直通)
*「就活用プロにお任せ!証明写真コース」についてとお伝えください。
* 男性も利用できます。男性は税込7,350円。女性は税込10,500円。(共にヘアメーク付き、3月31日までの価格)
HP: http://stg.shiseido.co.jp/shukatsu/
3フロアに資生堂の最新の美容提案をぎゅっと集めた総合美容施設。資生堂がこれまで培ってきた美に関する知識と経験で、さまざまなサービスを提供し、自信を持って就職活動に臨めるよう、美のプロたちが就活生をサポートします。

取材当日、担当したヘアメーキャップアーティスト:
Hair&Makeup: Masao Yanagi, Kanako Nakata, Ayako Okudo

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