いつも心にエンジェルを。みなさんは男性社員が多い会社は考え方がマッチョで働きにくいかも、と思っているかもしれません。エンジェルルームでも女性社員の比率の高い、働くママ社員に慣れた会社を紹介することが多いのですが、今回取り上げるのは、男性社員が圧倒的多数というソフト開発の業界大手、日立ソリューションズです。
(右は同社のキャラクター「ソリュートくん」。いろんなバージョンがあります)
同社は日立製作所の完全子会社です。日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスが合併して、2010年10月に発足しました。システムエンジニア(SE)などの技術系、理系職が多いせいもあって、社員は男性が8376人、女性が1214人、女性比率は13%程度と低めです。SEといえば、なんとなく長時間労働のイメージもありますよね。


最近、注目を集めているのが、同社が2013年7月からスタートした、「病児・病後児保育利用時の費用補助制度」です。
同社人事部の齋藤正絵さん(上写真)は2歳の男の子のママ。「つい先日、息子がインフルエンザのときにこの制度を使いました。本人はすっかり元気になったけれど保育園には預けられないという期間に、とても助かります」とのこと。
毎週水曜は通常版「カエルデー」。看板やポスターで定時退社を促しています(上写真)。また、社員が「今日は絶対に定時で帰りたい」という日には、それぞれ自分の机に三角柱の札(右写真)を立て、周囲の人が定時間際の仕事を頼むのを“予防”しています。





