恥ずかしいくらいのキッチリ感を出そう
今日は、3人の就活報告から離れて、「身だしなみ」をテーマにしようと思います。先日、就活関係のフェアへ行き、記入済みのハガキを集めるために出口で立っていた時のお話です。この日は女子向けのフェアでした。
何気なく出てくる学生を眺めていましたが、はたと気づいてしまいました。
「うわ、みんなだらしない」
何を見てだと思いますか。リクルートスーツは皆一緒。メークも特に気にはなりません。実は「髪の毛」です。出てくる人出てくる人、前髪が顔のサイドにだらり、肩より長い髪の毛も結ばずにバサバサと。
それから意識して見てみると、「あ、この子はちゃんとしているな」と思える子は何と50人に1人! それしかいません。「えっ、私は気をつけていますよ」と思うかもしれませんが、気をつけ方が全然足りません! これは、あくまでも私の基準ですが、私の目で見るとそれくらいの割合です。「ならいいや」とそのままでいるか、「そうなんだ」と思ってすぐに直すかはあなた次第です。
企業の人事担当者に「容姿は関係ありますか」と聞くとたいていこう返ってきます。
「容姿は関係ありません。最低限の清潔感があればいいと思います」
この「清潔感」。「自分なり」にちゃんとしていても相手がそう思わないこともありますよね。スーツや靴、カバンは気をつけるかもしれませんが、髪の毛がみなさんの盲点です。


具体的に言うと、肩につく髪は後ろで一つにまとめる。クリームタイプの整髪料をつけて、毛先までしっとりと。前髪も眉毛のラインくらいの長さで流し押さえつけましょう。ワンレングスでほほにかかるような長い前髪の場合は、だらしない印象にならないように気をつけて。
ショートカットの場合も同じです。前髪は思い切って眉あたりまで切って小ざっぱりしましょう。前髪、前髪というのは、目の印象を損なわないためです。恥ずかしくはありません。就活の時だけは割り切りましょう。意思を伝える時は、目が勝負ですから。







