
(写真はすべてiStock)

■型にはまっていない面接はボロが出る
行きたかったベンチャー企業の最終面接を東京で受けたのですが、落ちてしまいました。オフィスも面白そうなレイアウトで、働いてみたいという気持ちはあったのですが、面接中にこれは落ちるだろうなと自分で感じるところがありました。仕事内容について正直に「イメージがあまりわかないんですけど、どういう仕事をするんでしょうか」と聞いてしまったのが、まずかったのかもしれません。自分のうそのつけなさが、悪い方向に働きました。コミュニケーション能力でうまくとりつくろうとしても、中小企業は面接のスタイルが型にはまっていないので、どうしてもボロが出てしまうんだなと感じました。もうちょっとがんばろうかな、と思います。
インターンに参加し、選考が進んでいた大手メーカーは、最終面接が控えています。この会社のリクルーターからは選考途中にいろいろなイベント参加の要請を受けていて、1回はオンラインで最終面接対策をしていただき、働く目的や今後のキャリアプランなどを聞かれました。そのほか、就職したい企業をどういう観点で比較するか、今後のキャリアをどうするか考えるようなイベントもありました。自社の選考だけ考えているのではなく、就活の先にある人生のことを学生に考えてほしいという意図があるそうです。
■志望企業に落ちて振り出しに
イベントではわりと普通の主婦みたいな方も出てきて、意外と社員の幅があるんだなとも感じました。いい会社と思うのですが、キャリアの最初は店舗に勤務する制度なので、自分が望んでいる職種に就けるまで気持ちを継続できるか不安があります。転勤もなるべくしたくないですが、リクルーターさんにも相談しましたが「働き続けられる環境はある」という答えが返ってきました。
志望企業に落ちたことで、ちょっといま振り出しに戻った感覚です。スカウトサービスから連日メールは来るのですが、まあ興味のない企業ばっかり紹介してくるんですよ。こちらで拒否できる雰囲気もなく、説明会の日程入れましょうエントリー入れましょうとゴリ押ししてくる。面倒くさいです。


2025/11/02 更新
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