(写真は、ネット経由の座談会。就活生同士も互いの顔が見られるようになっている=東京都千代田区)
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(写真は、ネット経由の座談会。就活生同士も互いの顔が見られるようになっている=東京都千代田区)
トラブルのときこそ企業の素顔が見える
一気に普及したのが、WEB説明会やWEB面接です。すでに多くのみなさんが経験したと思います。人気企業のWEB説明会は、競争率が高くて予約が取りづらかったり、チャットで質問しても参加学生が多くて答えてもらえなかったりするケースもあるようですが、これはリアルな説明会でも同じですね。WEB面接では、電波の状況が悪くて途中で途切れたり、声が届かなかったり、トラブルもあるようですが、企業も学生も慣れていないのですからある程度はやむを得ません。トラブルの際の対処の仕方で企業の素顔が見えることもありません。逆にみなさんも見られています。戸惑っているのはあなただけではありません。慌てず落ち着いて対処しましょう。
(写真は、緊急記者会見で「感染爆発 重大局面」と示す東京都の小池百合子知事=2020年3月25日、東京都庁)
WEBで徹底的に企業研究
時間にも余裕ができます。できた時間を何にあてるか。社員に会えない分、WEBで徹底的に志望企業について研究してください。採用ホームページは隅から隅まで読み込むこと。どんな会社で、どんな社員がいるのかを知り、そこで働く自分を思い描いてみてください。企業本体のサイト(コーポレートサイト)にも目を通しましょう。さらに詳しい情報を得られます。志望度の高い企業については、上場企業ならIR(投資家向け)情報もオススメです。中でも、社長などトップのメッセージと「中期経営計画」は見逃さないでください。
なお、あさがくナビの合説「就職博」は、さほど大規模ではないこともあり、安全・衛生面に十分配慮したうえで、4月に東京、大阪、名古屋、福岡、京都で開催する予定です(3月27日現在)。
(写真は、ウェブサービス会社「スタジアム」のウェブ面接の画面=東京都港区)
BtoBと中堅中小に
エントリーを増やす際に注意すべきことは、大手人気企業以外にも目を向けることです。中でも、BtoC(消費者向け)企業だけでなくBtoB(企業間取引)の企業、加えて、大企業だけでなく中堅・中小企業にもエントリーすることが就活成功の秘訣です。BtoB企業を知るには、いくつかの出版社が発行している「業界地図」が便利です。4000社以上の日本を代表する企業が掲載されていますが、その多くはBtoB企業です。
「合説・イベント中止で就活生がやるべきこと 出遅れ学生どうする?」でも書きましたが、あさがくナビなどの就活サイトにある「スカウト機能」など、企業側から学生にアクセスしてくるダイレクトリクルーティングも積極的に活用してください。企業側もみなさんとの接点を必死で求めています。まずは登録することです。
(写真は、WEB合同企業説明会の動画撮影をする社員ら=2020年3月19日、岡山市)
今年の就活は長期化?
政府は新型コロナ問題での混乱を受けて、経済団体に対し就活生に「特段の配慮」をするよう要請。その中には「エントリーシートの提出期限の延長を積極的に検討」という項目もあります。これを受けて経団連も加盟企業に同様の要請をしました。
就活の長期化は必ずしも良いことではありませんが、出遅れた学生もまだまだチャンスがあるということです。WEBを駆使して、企業研究を深め、エントリーを広げてください。
(写真は、IT系企業のWEB説明会のPC画面。各社のプレゼンのスライドに加え、左上に担当者の顔が映し出された=2020年3月16日、松江市)
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