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やりました! サッカー日本代表が、2018年に開かれるワールドカップ(W杯)ロシア大会への出場を決めました(写真)。素晴らしいプレー、ゴールで盛り上がりましたが、就活生はW杯やサッカーに関わる企業に注目しましょう。先週取り上げた高校野球では企業はあまり前面に出ませんが、プロスポーツではスポンサー企業がバンバン登場し、W杯商戦も激しくなります。就活も意識しながら、日本代表を応援しましょう。(編集長・木之本敬介)
スポンサーロゴ
浅野拓磨選手の絶妙なタイミングでの飛び出しからの先取点、井手口陽介選手の芸術的なゴールで、W杯予選でこれまで勝ったことがなかったオーストラリアを2対0で破りました。胸のすく勝利に列島が湧きました。浅野、井手口両選手や長谷部誠主将がインタビューを受けるとき、後ろに企業のロゴがずらっと並んでいますよね。日本サッカー協会(JFA)と日本代表のスポンサーシップ契約を結んでいる企業で、SAMURAI BLUE(日本代表)、なでしこジャパン(日本女子代表)、U-23日本代表などサッカー関連のすべての日本代表チームを支援しています。
(写真は、W杯出場決定から一夜明け、スポンサーのロゴが入ったボードの前で記者会見するハリルホジッチ監督=1日)
最上位スポンサーは「KIRIN」
日本代表のスポンサー企業には段階があり、最上位の「オフィシャルパートナー」は、キリンビール、キリンビバレッジ、キリンのキリングループです。2015年から2022年までの長期契約を結んでいます。キリンの日本代表支援は1978年の「ジャパンカップ」(現在のキリンカップサッカー)からですから、長い歴史があります。当時、日本ではサッカーがまだマイナーなスポーツでした。キリンのホームページには、本社が東京・原宿にあったころ日本サッカー協会があった岸記念体育会館と「ご近所」だったことも偶然の縁だったと書いてあります。今の契約でキリンが払うスポンサー料金は、総額二百数十億円といわれていますから、大変な投資です。その分、日本代表の試合では「KIRIN」の文字があちこちで見られ、ビールなどの広告に「JFA」のロゴや選手を登場させることもできます。
(写真は、今日のスポーツ面下のキリンビールの広告)
朝日新聞もサポーティングカンパニー
日本代表の他の公式スポンサーは以下のとおりです。◆オフィシャルサプライヤー=アディダス ジャパン(ユニホームなどを提供)
◆サポーティングカンパニー=朝日新聞社、クレディセゾン、ファミリーマート、日本航空、みずほフィナンシャルグループ、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス、KDDI、大東建託
◆アパレルプロバイダー=リシュモンジャパン、ワールド(代表チームが移動時に着用するスーツを提供)
◆プロバイダー=西川産業(代表チームが必要とする商品やサービスを提供)
(写真は、今日のスポーツ面下のみずほフィナンシャルグループの広告)
サッカーに関われる仕事?
日本代表を応援している企業は、サッカー好きな人にとって魅力的だと思います。しかし、「御社は日本代表の応援に力を入れており、私もその部署で……」と志望動機の前面に掲げることはお勧めしません。スポンサー各社の本業はサッカーではありません。朝日新聞社にもスポンサー関連の仕事をしている部署はありますが、あまり人数は多くありません。各社とも似た状況だと思いますから、本業を差し置いて「サッカー関連の仕事がしたい」と言われても企業には響きませんし、仮に入社できてもその部署に行けるかどうかはわかりません。ただ、キリンは「サッカーを通じて、人を応援する。」を掲げ、女性や子どものサッカー教室なども開いています。朝日新聞社でも、新聞を売る販売局がサッカーの試合会場にブースを出してPRやプレゼントをしたり、子ども向けのサッカー教室を開いたりしています。直接の担当部署でなくても、サッカーに関わる仕事をするチャンスはあります。同じ業界の企業を比べたとき、スポンサー企業のほうにより魅力を感じることはあるでしょうし、そんな思いを面接で率直に語れば面接員にもきっと響きます。ぜひ、その親近感を企業研究を深めるきっかけにしてください。
スポンサー企業については、「バルサの胸に『楽天』…スポンサー企業の戦略考えよう」も読んでください。
(写真は、サッカー男子の元日本代表、北沢豪さんらが指導する「朝日新聞&北沢豪ジュニアサッカースクール」の様子=7月9日、秋田市)
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