2017年卒の就活が本格的にスタートして、あっという間に半月が過ぎました。就職情報会社、学情の企業アンケート結果(2267社回答)によると、8割近い企業が3~5月に選考を始めると回答しています。みなさんのなかにも、すでに面接などを受けた人もいるでしょう。
このコラムでは、女性でも働きやすく、結婚、出産、子育て、介護といったライフイベントでキャリアが途絶えないような制度や風土をもった企業を「エンジェル企業」と命名して紹介しています。「エンジェル企業とホワイト企業、どう違うんですか?」とよく学生に聞かれます。大した理由はありませんが、個人的に、「黒=悪」「白=善」という単純な線引きの仕方、ブラックよりホワイトが良い、という表現に、なんだか差別的なものを感じて、いま一つ好きになれないという意見もありました(それでもときどきは使ってしまいますが)。また、客観的な評価ではなく、あくまでも主観的な物差しで選んだに過ぎない、ということを伝えたい気持ちもあります。