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【地方国立大 工学部 3年男性 シンヤさん】
■「出戻り社員」多い企業に好感
9月上旬に3日間、入社を考えている企業のインターンシップに参加してきました。資料をたくさん提示されて、それをもとに事業計画をたてるというグループワークで、 勉強になりました。優秀なアイデアと認められた場合は実際に予算がついて自分たちが長期インターンとして事業化に携われるという特典もありましたが、自分たちのグループのアイデアはそこまではいきませんでした。
社員の方何人かともお話することができました。一度会社を出て転職し、そのあと会社に戻ってきた方が何人かいることがわかり、自分も同じキャリアを考えているため、好感を持ちました。仕事の内容もいろいろ聞きましたが、テンプレがなく自分で考えて進めなければいけない仕事が多く、強制的に自分を成長させられそうと感じました。自分の求めている環境だと思います。
■「誰も行かなそうなところ」に行きたい
ほかに志望度が高かった企業からも幹部と面談の機会があり、その場で内定の通知をいただきました。どこに行くか迷っていますが、最後は「誰も行かなさそうなところ」に行こうと決めています。自分はいま、解決ができていない課題を解決できる仕事をしたいと考えています。いま解決ができていないということは、これまでの経験では解決策がないということ。であれば、これまでに誰も行っていない経験ができそうな環境に飛び込むことが大事ではないかと思います。
自分は業務改善を行うことで、労働者の創造性向上を実現したいです。ある程度経験を積んだら、たとえば海外の医療現場などで実際に業務改善を行って、実際にそれがどれくらい効果があるのかを検証してみたいという希望もあります。その経験を踏まえてまたもとの仕事に戻るのも面白いと考えると、出戻りがしやすい会社は自分にとっていい環境だなと感じます。
インターンシップではグループワークなどで、新規の事業立案を求められることがよくありました。自分はもともと興味もあって、PL(損益計算書)を読めるように勉強したり、いろいろな会社のビジネスモデルを研究したりしていたこともあり、社員からビジネスの知識が多いと言われることもありました。
ビジネスモデルに興味を持ったきっかけは寿司です。材料にくらべて価格が高すぎないかと思っていて、理由を調べてみたところ、小売業はどうしても原価率が高くなるため価格を高くしないと採算が取れないといったことがわかってきました。そこから、いろいろな業種のビジネスモデルや、利益率が高い企業、低い企業があるのはなぜだろうというのが気になり始めて、自分なりに勉強するようになりました。知っている企業を並べて、どういう業界の利益率が高いのかを調べてみたり、売り上げが高いのに赤字を計上している企業の意図を調べてみたりしました。
参考になった本は『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)と『この一冊で全部わかる ビジネスモデル』(SBクリエイティブ)です。サイゼリアとかライザップとか、なぜ儲かっているのかがわからない会社のビジネスモデルが具体的に解説されていて、勉強になりました。就活に直結するかどうかはわからないですが、ビジネスに関する引き出しを増やし、リサーチする力が身について、入社したあとに役に立つだろうと考えています。
■海外企業に直接メールして返事来る
そういえば、海外の結構大きな企業が自分の志望企業と業務分野が重なっているので、一度話を聞いてみたいと思って問い合わせ先にメールをしたんです。そうすると1週間くらいで返事が来まして、日本駐在の方と面会できることになりました。
メールはChatGPTを使って英文で作成したもので、意外に早く返信が来たのでびっくりしましたね。海外企業に興味がある学生は、思い切って直接面会希望のメールをしてみてもいいんじゃないか、と思いました。
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