「就活ニュースペーパー」は明日から冬休みに入り、1月4日に再開します。
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伊藤忠は3年連続1位、「巣ごもり」で食品人気
食品メーカーは今年も強く、味の素、アサヒ飲料に加え、ロッテがトップ10入り。サントリーグループ、日清食品なども順位を上げました。コロナ禍の「巣ごもり需要」で業績を伸ばした企業も多く、前年と同じくトップ50のうち13社を食品が占め、業界別で最多でした。食品スーパーが好調だったイオングループはジャンプアップして10位に。少し前まで各社2000人規模で採用していたメガバンクが数百人に減らすなど採用数を絞る企業が多い中、イオンは2000人超の大量採用を続けており、新卒採用市場における存在感の大きさは群を抜いています。
出版が軒並みアップ、任天堂、ニトリも
資生堂は化粧品の売り上げが落ちる中でも二つ順位を上げて5位と根強い人気を示しました。ゲーム業界では「あつまれ どうぶつの森」がブームとなった6位の任天堂が一人勝ち。新技術に強い大日本印刷(DNP)も7位に上がりました。さらに巣ごもり関連では、最高益を記録したニトリが上昇。住宅、不動産も注目され、積水ハウス、大東建託グループ、三井不動産、住友不動産、NTT都市開発がランクを上げました。IT、通信は堅調でした。
航空・旅行はダウン
広告は、博報堂/博報堂DYメディアパートナーズが19位に上がったのに対し、電通は100位内から外れ、明暗が分かれた形です。男女別では、男性の5位にアシックスグループ、7位にアディダスジャパンが入り、ミズノも12位と、東京五輪・パラリンピックを前にスポーツ用品メーカー人気が目立ちました。文理別ではソニーが理系4位に浮上。電機メーカー唯一の上位で復活を印象づけました。
◆ランキングの詳細はこちらから
ランク外のBtoBに注目
学情の人気ランキングは200位まで発表されていますが、そのほとんどはみなさんが知っている企業だと思います。有名BtoC企業と人気のある一部のBtoB企業だからです。逆説的ですが、ここに載っていない企業にも注目してほしいのです。実は、BtoCよりBtoBのほうが市場規模が大きく、企業数も多いといわれています。日本には、一般的にはさほど知られていない優良BtoB企業がたくさんあります。
冬休みにやるべきこと
もう一つ、冬休み中にやってほしいのが、SPIなどの適性検査対策です。これについては、
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・前編はこちら
・後編はこちら
では、よいお年を!
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2023/03/30 更新
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