(写真は、停電が続く千葉県袖ケ浦市付近=2019年9月12日午後6時17分、朝日新聞社ヘリから)
(写真は、停電が続く千葉県袖ケ浦市付近=2019年9月12日午後6時17分、朝日新聞社ヘリから)
鉄塔2基倒れる
(写真は倒壊した送電鉄塔=9月9日、千葉県君津市の長石付近、朝日新聞社ヘリから)
交通大混乱
(写真は、電車やバスが不通となり大混雑した成田空港到着ロビー=9月9日、成田空港第1旅客ターミナル)
インフラって?
インフラ関連の企業というと、電力、ガス、上下水道関連の会社、電機では重電メーカー、道路や橋、港湾を造るゼネコンなど建設会社、通信、鉄道・バス・航空・海運、物流……といったところが代表的です。インフラをわかりやすく言えば「ないと基本的な暮らしに困るもの」。ライフラインも同じような意味で使われます。一方で、インフラ以外の業界・仕事は「あれば暮らしがより便利になったり、豊かになったり、楽しくなったりするが、なくても生きていけるもの」といったところでしょうか。
(写真は、2018年の台風21号で関西空港連絡橋に衝突したタンカー=2018年9月4日、朝日新聞社ヘリから)
体験を志望動機にいかせ
「日本の大動脈」を担うと自負するJR東海の採用担当者は、鉄道というインフラ事業について「人事のホンネ」で、「できてほめられることは決してないが、できなかったときに周りにかなりの影響を与えてしまう事業」と表現しました。社会での存在意義と責任の大きさを感じます。
つい先日「人事のホンネ」でインタビューしたJR西日本の採用担当者は、求める人材について「インフラ企業なので、地域交通も含めて担っていく、社会性の高い仕事をする使命感」と強調しました。高い志が必要ということですね。学生の志望動機にも「日々利用する中で社会を支える重要性を感じる」といったものが多いそうです。ただ、そんな中で印象に残るのは、企業を持ち上げるより改善点を指摘する学生だとも言っていました(JR西日本の「人事のホンネ」は近日アップ予定)。
通学途中に交通機関の混乱に巻き込まれた人や、千葉県内で不便な暮らしを強いられている人がいたら、今回のことを単なる「被害体験」に終わらせず、志望動機などで「もっとこうしたらいい」と語れる材料にできないか、考えてみましょう。志望動機は体験にひもづくことで、説得力がぐっと増すものです。この3連休に被害復旧ボランティアに行ける人がいたら、それも貴重な体験になりますよ。
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2023/12/10 更新
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