(写真は、女子500メートルで金メダルの小平奈緒選手=右=と銀の李相花選手)
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(写真は、女子500メートルで金メダルの小平奈緒選手=右=と銀の李相花選手)
国を越えて
その後の記者会見では、長年のライバルとの友情物語が明かされました。小平さんと李さんは10代のときに国際大会で出会って以来、友情をはぐくんできました。ソウルでのワールドカップで小平さんが初優勝したとき、李さんは空港までのタクシーを呼び、料金も出してくれたそうです。小平さんは「負けて悔しいはずなのに。人としても、選手としても尊敬できる友だちです」と語り、李さんも「日本に行くと小平選手が面倒を見てくれて、プレゼントもくれる。良い友だちです」と話しました。
(写真は、レース後、李選手=左=を抱きかかえる小平選手)
ライバルであり同志
就活ニュースペーパーの先輩内定者のコーナーで、マスコミに内定した男子学生はこう言っています。「就活はある意味で競争でもありますが、就活で出会う友達はライバルでもあり、同志でもあります。是非たくさん情報交換して高めあってください」
(写真は、2017年3月1日の合同企業説明会=福岡市)
説明会で他大生と知り合おう
「就活中に他大学の学生と仲良くなることがありました。最初はどの友だちとも、同じ業界を目指す者として情報交換やESの見せ合いなどをしていました。しかし、選考が本格的に始まり、うまく物事が進まなくなってきたとき、愚痴や悩みを打ち明けられたのは他大学の友人でした。やはり同じ学校の友人には、恥ずかしさがあって、なかなかネガティブなことを言えなかったので、他大学の友人の存在はとてもありがたかったです」(大手製薬会社に内定した男子学生)。
「インターンシップで出会った友だちは同じ業界を志望しているということもあり、就職活動が本格的になってからも会うことが多かったです。みんなで飲みに行くことで息抜きにもなり、情報交換にもなり、とても良い関係が築けたと思います」(大手通信グループビジネスサポート会社内定の女子学生)。
同じ大学でふだん親しく会っている友だちとは、就活のときには関係が微妙になることもあります。内々定が出たのに言えない、出たか聞きづらい、言ったら気まずくなった、なんて話もよく聞きます。「他大学」が一つのポイントです。
(写真は、伊藤忠商事の会社説明会=2017年3月29日、東京都港区)
助け合う気持ちで
大学ではなく高校時代の友人と会った、という先輩もいます。
「就活中は結構1人で行動することが多く、気持ちが暗くなるときがよくありました。しかし、同じ駅に住む高校時代の友人3人と、密に連絡を取っては、説明会終わりにカフェで情報交換をしたり、面接練習をしたりしていました。結果、それぞれ希望の企業に内定することが出来ました」(大手金融に内定した男子学生)。
最後に、この学生のエールを。
「就活は1人でするものではありません。私の就活は、多くの人に支えられてきました。自分の将来を大きく決める出来事である以上、自分1人で頑張らなければいけないときもあります。しかし、つらいとき愚痴をこぼせる人、同じ業界を目指して切磋琢磨できる人、就活のことを忘れて遊べる人……そういう人がそばにいてくれたからこそ、最後まで就活を続けることができました。周りにいる就活生が『敵』のように映る人もいるかもしれません。それでも、例えば面接の待ち時間に他の学生に話しかけてみると、自分の緊張がほぐれるときもあります。また、こちらから情報を提供したら、お返しに自分がつかめなかった情報を教えてくれることだってあります。周囲に敵意を向けるのではなく、助け合う精神で就活に臨めば、いざというとき思わぬ力となって、あなたを支えてくれると思います」(大手製薬会社に内定した男子学生)。
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