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【都内私立大文系学部 3年男子 eスポさん】
■<就活をはじめたきっかけ>ニュース見てスタートダッシュを決意
はじめて就活関連のイベントに参加したのは2年の11月、大学にいろいろな企業が来て行う合同説明会でした。主に2026卒(大学3年)生向けのイベントでしたが、自分のような27卒(大学2年)も1~2割は参加していたと思います。ニュースなどを見て就活に関してははやくスタートダッシュを決めたほうがよさそうだと考え、はやくから活動をはじめました。心配性なところもあり、いまは夏のインターンシップに向けて80社弱くらいエントリーをしています。就活は本当に早期化していて、いま6月の段階で同級生の3分の2程度は就活をスタートしている印象です。
■<志望業種>専門知識が身につくIT業界を中心に
いま一番に志望している業種はIT業界、次に金融業界です。IT業界は専門的な知識が身につくというイメージがあり、これからの時代は転職やキャリアアップを考えると専門知識が身についたほうがいいと考えてIT業界をメインに志望しました。そのなかでもSEの仕事をチェックしていくと、金融業界でもたくさんSEを採用していることに気づき、そこから金融業界にも興味が広がりました。大手通信企業や、大手のSierなどを志望しています。夏インターンにエントリーしている会社も5~6割がIT系企業ですね。就活の情報はほぼXで収集し、エントリーの8割は会社のホームページを直接チェックして行っています。その他、ビズリーチキャンパスなどのスカウトサイトも活用しています。
■<インターンシップ>プログラミング独習し成果物を提出
その夏インターンですが、すでに大手メガバンク2つと大手Sierなど6社程度に参加が決まりました。うち大手メガバンクを含む2社は5デイズで、3社が2日間のコースです。大手メガバンクはエントリーシートと適性検査があり、そこに通過すると面接で、それに通過すると選考終了でした。中学時代に学校にiPadが導入されたことでIT業界に興味をもち、いまはITと金融の融合に関心がある、という志望動機を書きましたね。面接は学生時代に力を入れたことなどを聞かれましたが、思った以上に深掘りがなく、10分程度で終了しました。
そのほか、大手通信会社の面接では社員と1対1で、学生時代にがんばったことやインターンシップに応募した理由を3分間でプレゼンしました。自分が応募したコースの仕事に対する志望度の高さ、理解度の深さを問われる面接でした。別の大手SIerの面接では自己PRのほか、プログラミング経験についても聞かれました。IT業界に興味を持ったことで自分でもプログラミングを学習し、HTMLなどを使っていくつか成果物をつくっていたので、それをエントリーのときに提出しています。
■<面接>大切なのは会社の理解 ウェブサイト、生成AI活用
面接の対策というのは特にしていませんが、たくさん面接を受けているので、実地での経験が一番の練習になっています。「結論を最初に言うこと」、「表情をやわらかく保つこと」は意識しています。
これまで面接を受けてきて、会社に対する理解度が十分ではないところは、いい結果が出ていないと感じています。たとえ結論を最初に言うなど面接のテクニックを磨いても、会社についてちゃんと理解していないと志望度が低い、インターンシップに参加させてもしょうがないと面接官に思われてしまう。自分は企業のウェブサイトなどを確認し、会社がどこに力を入れているかや、他社との違いなどは頭に入れるようにしています。強みを把握しておくことで、たとえば面接時の逆質問で「御社の強みは何ですか」と単純に聞くのではなく、「御社の強みは○○と考えていますが、実際に働かれてみてどのように感じましたか」というように踏み込んで聞くことで、志望度の高さをアピールできると思っています。会社の強みや同業他社との比較については生成AIも活用しています。「Perplexity」というサービスは、誤情報が比較的入らずいいと思っています。
これからはとにかく夏のインターンシップに参加したいですね。すでに現段階でめちゃくちゃ忙しくなっていますが、夏はしっかりインターンに注力したいと思っています。
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