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2018年卒採用の就活スケジュールが、今年と同じ「3月に説明会解禁、6月に採用面接解禁」で固まりました。2年目なので大きな混乱は起きないと思いますが、早めの心構えと準備が成否を分けます。「売り手市場」だからと油断していると痛い目にあいますよ。(編集長・木之本敬介)
今日取り上げるのは、総合面(7面)の「就活 来年も6月面接解禁/経団連方針/18年卒 説明会は3月」(東京本社発行の朝日新聞朝刊最終版)です。
2018年卒採用の就活スケジュールが、今年と同じ「3月に説明会解禁、6月に採用面接解禁」で固まりました。2年目なので大きな混乱は起きないと思いますが、早めの心構えと準備が成否を分けます。「売り手市場」だからと油断していると痛い目にあいますよ。(編集長・木之本敬介)
今日取り上げるのは、総合面(7面)の「就活 来年も6月面接解禁/経団連方針/18年卒 説明会は3月」(東京本社発行の朝日新聞朝刊最終版)です。
「3月-6月」で行われた今年の就活はどうだったのでしょうか。複数の大学のキャリアセンターの方に聞いた話から、今年の就活生にみられた特徴や傾向をまとめます。
◆学生有利の「売り手市場」のため就活がうまくいった先輩から「楽勝」という話を聞き、3月まで何も準備しない学生が多数いた。例年よりも、BtoC(Business to Consumer=消費者向けビジネス)大手企業志向が強まった
◆ところが、就活期間が前年より2カ月も短くなったため、業界・企業研究が間に合わない学生が続出
◆エントリーシート(ES)締め切りを3月中や4月初めとする企業もあり、企業研究が浅いままESを提出し面接に突入することに
◆2月までに準備を進めていた学生は複数の内定を得る一方、3月から始めた学生は何社受けても「内定ゼロ」。学生の「二極化」が進んだ
ある大学のキャリアセンターの課長はこう話していました。
「プロ野球にたとえれば、3月は公式戦スタート。それまでに自主トレ、キャンプなどで準備を済ませておかないと戦えません。それなのに3月に入ってから体づくりを始めたのでは、どこも通りません。潜在能力のある学生は、その後巻き返して内定はとりますが、大手企業には間に合いませんでした」
志望企業の内定を得るには、まずどうしたらいいか。もうわかりますよね。就活で譲れない「仕事選びの軸」探し、業界・企業研究などは、年内か、遅くとも2月まで済ませること。さらに、BtoC企業ばかりでなく、早めにBtoB(Business to Business=企業間取引)や中堅・中小企業にも目を向けることが大切です。
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2024/10/16 更新
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