2016年03月29日

「ロカボ」って知ってる? 新語には敏感に

テーマ:経済

ニュースのポイント

 食品関連業界を目指すみなさん、「ロカボ」って知っていますか? 「ローカーボハイドレート」の略で、ご飯やパンに含まれる糖質を緩やかに減らすことで、いま食品業界で注目のキーワードのひとつです。こうした業界の新語には敏感でいることが大切です。業界・企業研究をしていて知らない言葉に出合ったら、すぐに調べる習慣をつけてください。(編集長・木之本敬介)

 今日取り上げるのは、経済面(9面)の「糖質制限『ロカボ』続々/コンビニや外食産業/コンニャク+ご飯/パンに穀物外皮」です。
 記事の内容は――ご飯やパンに含まれる糖質をとり過ぎず、緩やかに減らす「ロカボ」。血糖値の上昇を抑えるなど生活習慣病の予防効果があるとされ、健康志向の若い女性や中高年層に人気だ。コンビニや食品メーカーも注目し、相次いで新商品を投入している。ロカボは、緩やかな糖質制限の意味で使われ、近年医師らの一部が提唱し、広まってきた。糖質はコメや小麦、砂糖に多く含まれ、摂取量が多すぎると血糖値の上昇や肥満につながり、糖尿病など生活習慣病のリスクが高まるとされる。

(東京本社発行の朝日新聞朝刊最終版から)

就活アドバイス

 「ロカボ」の語源は「Low Carbohydrate(ロー・カーボハイドレート)」。Carbohydrateは、ご飯やパン、麺類などの炭水化物のことですから、「緩やかな糖質制限」という意味になるわけです。何でもかんでも横文字表記にしたり、すぐに短くして略称にしたりすることには個人的には抵抗があるのですが、こうした新語を毛嫌いしていたら、就活では対応できません。なぜかというと、企業は新語が大好きだからです。常に新しい商品、サービスで市場を開拓しようとしている企業にとって、新語は新たな可能性に満ちたフロンティア。業界内で飛び交っている段階ではなかなか接することができないと思いますが、新聞に登場したということは、消費者も巻き込んだキーワードになったということです。面接などで出てくるかもしれませんし、エントリーシートに書き込むなど、自分から発信すれば、それだけでも「業界研究をしっかりしている」という印象を与えることもできますよ。

 記事には、コンビニや食品メーカーの具体的な取り組みが紹介されています。
◆ファミリーマート ご飯に粒状のコンニャクなどを混ぜ、糖質の量を減らした弁当とおにぎりを北海道を除く全国で売り出した。
◆ローソン 2012年に穀物の外皮を使ったロールパン「ブランパン(写真)」を発売。糖質は通常のパンの約2割で、年3000万個以上のヒット商品に。
◆明星食品 昨年、麺の工夫で糖質を半分にしたカップ麺を出した(商品名「ローカーボNoodles」)
◆菓子メーカーのモンテール クリームロールで糖質制限商品を開発
◆成城石井、すかいらーく メニューに糖質量を表示したり、糖質制限食を充実させる

 食と健康は密接な関係がありますし、これから食品関連業界にとって健康がますます重要になってくるのは間違いありません。これまでの「今日の朝刊」でも、「キユーピー、キリンが新商品、『機能性表示食品』って?」(2015年6月17日)、「食品志望者は注目!健康食品表示に新制度」(2015年3月3日)を書きました。ぜひ読んでみてください。

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