6月6日に福岡・ヤフオクドームで開かれたアイドルグループ・AKB48「第7回選抜総選挙」。HKT48の指原莉乃さんが19万4049票を獲得し、2年ぶり2回目の1位を獲得しました。
極めて個人的な事を言わせてもらうと、今年の総選挙は、私がAKBグループに関心を持つようになったここ約5年くらいのなかで、正直一番関心がなかった……というか熱が上がりませんでした。理由は簡単。一推しが不出馬だったからです(誰かは伏せます。苦笑)。しかし、かえっていつもよりも「客観的に」眺めることができました。そして改めて思ったのは、壇上に上がる彼女たちの「アピール力」の高さ。特に「選抜」である上位16人ともなれば、それぞれ年齢・経験の差こそあれ、それなりに人生経験を積んできた(はずの)私でさえ、
「かなわないなぁ……」
と舌を巻くような言葉がポンポン出てきます。
「総選挙はお祭りとは思いません。私にとって、年に1回チャンスをつかむ場です」
16位で初選抜入りしたAKB48・武藤十夢(とむ)さん。「大島優子魂」を継承する、と常々言っているからこその言葉。
「世間からも態度が悪いとか、悪く思われがちになることも多いけど、私を応援したいと思っている人がたくさんいることを感じられてありがたい」
9位は「塩対応」で有名なAKB48・島崎遥香さん。自己評価をきちんと受け止めた上での感謝。そしてここでは省きましたが、この後に同期であり次期総監督の横山由依さん(AKB48・10位)に対して涙ながらに送ったエールは、普段感情をあまり表に出さない彼女だからこそ、強い説得力を持っていました。
……とまあ、書き出したら16人全員触れたくなるのですが、この辺で止めておきますね(苦笑)。