2014年04月09日

Uターン・地元就職に地域面を活用しよう

テーマ:経済

ニュースのポイント

 新聞には都道府県ごと、さらに細かい地域ごとのニュースを扱う地域面というページがあります。地域面には全国的な知名度は低くても地元を代表するような企業や地域密着の中小企業に関するニュース、あるいは地域の経済情勢などを掲載しています。地元で就職したい人、出身地へのUターン就職をめざす人は、地域面に注目してください。

 今日取り上げるのは、地域面(24面)のうち「第2神奈川」版にある「元気のひけつ/花・野菜の品種開発 サカタのタネ/強くおいしく 信頼育つ」です。
 記事の内容は――「サカタのタネ」(横浜市)は昨年で創業100年。遺伝子の法則を生かして色や形、味などが均一になる「F1」品種の開発を続けてきた。坂田宏社長は「研究次第で、気候や温度の変化、病気に強く収量の多い品種を生み出せる。種を通して世界の人々に貢献することが変わらない使命」と話す。キャベツや大輪パンジーで世界初のF1品種を生み出したほか、私たちが店頭で手に取るブロッコリーの7割、ホウレン草の5割をサカタの品種が占める。研究拠点は14カ所、生産地は19カ所、野菜は40品目400品種、花は100品目1200品種を170カ国で販売し、世界の花や野菜の種苗会社の中で五指に入る規模に。開発だけでなく農家や消費者との対話も大切にしており栽培指導や講習会を各地で開催する。最近では、家庭で緑のカーテンとして栽培・収穫できるメロン「ころたん」、花では二酸化炭素の吸収力などに優れた「サンパチェンス」と、環境保全の意識が高まった時代に合った品種が大ヒットした。

(東京本社発行の朝日新聞朝刊最終版から)

就活アドバイス

 「元気のひけつ」は、神奈川県内の企業の社長にインタビューして会社を紹介するコーナー。昨年4月から毎週水曜日に掲載しており、「サカタのタネ」が37社目です。過去の記事を読みたい人は、大学の図書館などにある朝日新聞記事データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」を使い、「元気のひけつ」で検索してみてください。他の地域面にも似たようなコーナーがあったり、地元企業に関するニュースが載ったりしています。朝日新聞デジタルの有料会員になれば、全国のすべての地域面の紙面を毎日見ることができます。

 サカタのタネは、グループ会社もあわせた従業員数1998人(本社従業員は2013年5月現在639人)、2013年5月期の売り上げ約500億円(連結)、東京証券取引所1部上場の企業です。種苗専業の会社としては、国内首位。名前を聞いたことがある人もいるでしょう。日本の各地域に、この分野では日本一、世界一といった会社があります。サカタのタネはすでにエントリーを締め切っていますが、中堅・中小企業の中にはこれから受け付ける企業がたくさんあります。地域面で地元や出身地の企業が出ていないかチェックして、企業選び、企業研究に活用してください。

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