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【地方女子大 デザイン系学部 アスカさん】
■「カジュアル面談」といいつつ詰めてくる会社はイヤ
11月に入り、ある食品系のベンチャー企業から内々定をいただきました。そこは女性に人気の高い製品、サービスを手がけていて、自分はそこまでそのサービスに興味はなかったのですが、面談のなかでもっと若者向けに製品のアピールをしていきたいという話をしたら内々定通知をいただきました。今年中にいちどこちらのほうに社員が来て面談をしてくれるそうで、そこまでしていただけるのか…… と内々定をいただくことにしました。
ただ、就活は続けています。いま一番志望度の高い情報系の企業は2次面談まで進み、そのあとカジュアル面談というのに参加しました。オンラインで社員の方とお話したのですが、これが本当にカジュアルな雰囲気で、ざっくばらんな話ができて本当にいい会社だと思いました。たいていどこの企業も、カジュアル面談といいながら実際は選考ですっていう雰囲気を出してくる。あるベンチャー企業はカジュアル面談を3回受けましたが、働く目的を考えるべきだと詰められたり、自分は友人を若いときに亡くして人を助ける仕事につきたいと考えたという話をされたり、カジュアルというのは名前だけですごい緊張感のある面談でした。そもそも、そこまで重い動機がないと働いてはだめなのか? と思ったり。仕事ばかりに自分の能力を全部つぎ込もうとしている会社は自分には合わない、と感じました。カジュアル面談というから私がこういうホンネに近いことを話すと、すごくいやな顔をする企業は多いですね。
■秋に面接受けすぎて燃え尽きた
ほかにも何社か選考に残っていますが、落ちている会社も結構あります。スカウトサービス経由でオファーをいただいた会社は受けるようにしているのですが、自分がこの人事担当者の人苦手だなーと思ったところは、だいたい落ちていますね。やっぱり、そういうところは見抜かれるんだと思います。ある会社からは「なぜうちを志望したかわからなかった」というフィードバックもありました。就活を続けていくと、自分は仕事に一直線に燃えるタイプを集めているような会社は合わない、ということがはっきりしてきたと感じています。逆に自分がその会社への志望度が高い場合、思っていることを素直に話してもあまり落ちないようにも思います。そういう意味では、就活にとって大切なのは相性なのかもしれません。
秋にたくさん面接を受けて燃え尽きかけているので、冬インターンは受けるのはやめようかなと考えています。大企業を受けるとなると冬インターンは必須だと思うので、大企業はあきらめてもいいかなと思います。いくつか気になる大企業もありますが、エントリーシートで書く量が多かったり、動画を出さないといけなかったり、面倒なんですよね。1社内定が出たから、ここからは自分の気のおもむくように就活は続けようと思っています。
【都内私立大法学部 3年男性 ケイジさん】
志望していた大手IT系の企業から電話をいただき、内定通知をもらうことができました。これからは毎月1回社員との面談が組まれるそうです。夏に2週間のインターンシップに参加してから志望度は高かったので、内定をいただけてほっとしました。
早期の内定獲得ができたのは、やはり就活をはやく始められたからだと思っています。自分は1年留年して長期インターンをやっていて、高校の同級生はすでに就活をしており、その苦労を聞いていたのではやく始めることができました。遊ぶ時間は減りましたが、早くスタートしたことでみんながESや面接で力をつけるまえにインターンシップ選考などで結果を出すことができ、はやめに逃げ切れたと考えています。
また、夏にインターンシップを選ぶ際に、今回内定をいただいたところは2週間という長期のインターン期間を組んでいたところから、選考にも直結するのではないかと考えてほかのインターン選考をやめて集中したこともよかったです。
■自分の過去の積み重ねに自信がついた
就活を通して、自分に自信がついたと思います。自分が過去に積み重ねてきたこと、長期インターンや学業の話がちゃんと面接官に評価されたことが、自信につながりました。どんな経験でも、「そのとき何を考えて、なぜそういう行動を選択したのか」ということを意識して話すことができれば、評価につながると感じます。
1社内定が出たので、これからは企業を絞って選考に臨みたいと思っています。通信系や金融系には興味があり、冬インターンについては締め切りが迫っていることもあるので取捨選択して臨みたいです。食品系にも興味はあるのですが、選考が厳しいという噂があるのであまり時間を割くのはもったいないとも思っています。しばらくは大学のゼミが忙しかったのですが、エントリーシートももっとブラッシュアップする必要があると思っていまして、ここからはまた就活に本腰を入れていきたいと思います。
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