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もうひとつは逆のパターンです。カナダのコンビニ大手が日本のコンビニ最大手のセブン‐イレブンを抱えるセブン&アイ・ホールディングスを買収する提案をしている案件です。狙いは、アメリカで展開するセブン・イレブンの事業とみられます。セブン&アイ・ホールディングスの時価総額は約5兆2千億円なので、買収するとなるとそれ以上の金額が必要になります。セブン側が応じるとは考えにくいのですが、カナダ企業が本気であれば、資金を用意して株主から株を買い集める敵対的買収(TOB)をおこなう方法もあります。セブンのような優良企業でも、外国企業から買収のターゲットにされることがあるということを示した点で、驚きのニュースでした。さて、どうなるでしょうか。(ジャーナリスト・一色清)
★【経済】セブン&アイ、カナダのコンビニ大手から買収提案 特別委員会で検討(8/19.Mon)
小売り大手セブン&アイ・ホールディングスは19日、カナダのコンビニ大手「アリマンタシォン・クシュタール」から買収の提案を受けていることを明らかにした。社内に設置した特別委員会で検討した上で、提案を受け入れるかどうか返答するという。クシュタール社のホームページによると、同社はカナダや欧州など約30の国と地域で、コンビニやガソリンスタンドなど計1万6700店以上を展開している。2024年4月期の売上高は約692億ドル(約10兆円)。一方、セブン&アイはコンビニ「セブン―イレブン」を国内で2万1千店以上、世界で計8万店以上展開する。売上高は2024年2月期で11兆4717億円だ。
★【経済】JT、米たばこ4位を3780億円で買収へ 米でのシェア8%に拡大
(8/21.Wed)
日本たばこ産業(JT)は21日、米たばこ大手ベクター・グループ(VGR)を約3780億円で買収すると発表した。巨大市場の米国でのシェアを拡大し、グローバル展開を強化する。発表によると、VGRは米国のたばこ市場で第4位となる5.5%のシェアを持つ。買収することでJTの米国でのシェアは約8%に拡大し、現地のたばこブランド上位10銘柄のうち二つを保有することになるという。
★【社会】「廃炉の本丸」初日から手順誤り作業中断 容器内へ装置を挿入できず(8/22.Thu)
東京電力は22日、福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の試験的な取り出しを予定していたが着手できなかった。朝、準備作業を始めたが手順ミスがわかり、この日の作業を中断した。廃炉作業で最も難しいといわれる燃料デブリの取り出しは初日からつまずいた。作業手順を間違えるという単純なミスが原因だった。福島県は22日、「管理体制に問題があるのではないか」と、東電の組織そのものを厳しく批判した。
★【経済】米の9月利下げ、ほぼ明言 パウエルFRB議長「調整する時がきた」(8/23.Fri)
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は23日、米西部ワイオミング州ジャクソンホールの経済シンポジウムで講演した。今後の金融政策について「調整する時がきた」と指摘。9月の金融政策を決める会合での利下げをほぼ明言した。9月17、18日の次回会合で利下げすれば、FRBとしては今回のインフレ(物価高)局面で初めてとなる。新型コロナ後の激しいインフレを抑えるため、FRBは2022年3月に利上げを始め、現在は2001年以来の高い政策金利を1年以上にわたって維持している。
★【国際】ヒズボラがロケット弾320発超の攻撃、イスラエル軍も空爆で交戦に(8/25.Sun)
レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは25日、隣接するイスラエルを320発を超えるロケット弾やドローン(無人機)で攻撃したと発表した。7月末にイスラエル軍がヒズボラの司令官を殺害したことへの報復だとしている。この攻撃を事前に察知したイスラエル軍は、レバノン南部のヒズボラの拠点に対して大規模な空爆を実施しており、攻撃の応酬が続くことが懸念される。ヒズボラは25日の声明で、今回の攻撃は司令官殺害に対する報復の「第1段階」とした。これに対し、イスラエル軍は25日、ヒズボラがイスラエルへの攻撃を準備していることを察知し、ヒズボラへの空爆を実施したと発表した。
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