
日本では都道府県ごとに県民の収入や物価に差があることが最低賃金に差がある理由とされていますが、多くの国では全国一律に決めています。世界から見れば、都道府県で最低賃金に差があるのを当然と受け止めている日本が特殊であるようです。「国土の均衡ある発展」という言葉を政治家はよく口にしますが、そう言うならば、最低賃金を全国一律にすることを目標にすべきなのではないでしょうか。(ジャーナリスト・一色清)

★【国際】中国軍機が長崎県沖で初の領空侵犯 防衛省発表、中国側に厳重抗議(8/26.Mon)
防衛省は8月26日、中国軍機が同日午前、長崎県五島市の男女群島沖を領空侵犯したと発表した。中国軍機による日本の領空侵犯が確認されたのは初めて。防衛省は中国軍の意図について分析中だとしている。領空侵犯した中国軍機はY9情報収集機。防衛省によると、同機は東シナ海上空から九州方面へ飛行し、午前10時40分ごろから男女群島の南東沖の上空で旋回を始めた。午前11時29分ごろ、男女群島の沖合の日本領空に東側から侵入。約2分後の11時31分に領空から出たが、その後も周辺で旋回を継続し、午後1時15分ごろに中国方面に離脱したという。
★【経済】コメ不足に農水相「順次回復」 南海トラフ情報や台風で買い込み需要(8/27.Tue)
首都圏などの小売店でコメの商品が不足している事態について、坂本哲志農林水産相は8月27日の閣議後会見で、新米が月内にも出回るとして「品薄は順次、回復していく」と強調。消費者に「落ち着いた購買行動を」と理解を求めた。コメ不足の原因について、坂本農水相は「8月に南海トラフ地震臨時情報や台風が重なり、『買い込み需要』が発生した」と分析。農水省としてコメの大手卸売会社に、円滑な集荷と販売を依頼したと明かした。
★【経済】日生が外貨建て保険の「目標到達型」廃止へ 顧客にメリット少なく(8/27.Tue)
日本生命保険は8月27日、外貨建て一時払い終身保険の「目標到達(ターゲット)型」の販売をやめると明らかにした。外貨建ては歴史的な円安や米国の金利上昇に伴って人気が高い。一方で、目標到達型は短期間での解約や乗り換え販売につながるとの批判があり、金融庁も問題視していた。関係者によると、日生以外の大手も廃止を検討している。目標到達型は、顧客の保険料を米ドルや豪ドルで運用し、事前に設けた円換算での目標金額に達すると、自動的に円建てに移行する仕組み。日生は「ロングドリームGOLD3」など、外貨建ての一時払い保険で、目標到達型をやめる。グループ会社でも原則廃止する方針だ。


2025/11/03 更新
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