(グラフは、巣ごもり需要で過去最高益を記録した任天堂の業績)
(グラフは、巣ごもり需要で過去最高益を記録した任天堂の業績)
★【社会】老朽原発の再稼働、福井知事が同意 新しい基準で全国初(4/28.Wed)
運転開始から40年を超える関西電力の老朽原発3基について、立地する福井県の杉本達治知事は28日、再稼働に同意すると表明した。東京電力福島第一原発事故の後、原発の運転が原則40年と定められた後に全国で初めて、老朽原発が再稼働する。2013年施行の改正原子炉等規制法は原発の運転期間を原則40年と定め、原子力規制委員会が認めれば1回に限り最長20年延長できるようになった。3基のほかに、日本原子力発電 東海第二原発が規制委から認可を受けたが、再稼働のめどは立っていない。
★【国際】習氏は「専制主義者」 バイデン氏、演説で対中強硬姿勢(4/29.Thu)
バイデン米大統領は28日夜(日本時間29日午前)、議会の上下両院合同会議で施政方針演説を行った。就任後100日間で、新型コロナなどによる危機から脱しつつあるとして、「アメリカは再び動き出した」と宣言した。また、中国の習近平(シーチンピン)国家主席を「専制主義者」と呼び、民主主義の優位を示して中国との競争に勝つとの決意を示した。バイデン氏は「我々は21世紀を勝ち抜くため、中国やその他の国との競争の中にいる」と言及。習氏について「専制主義者の彼らは、民主主義は21世紀において専制主義に対抗できないと考えている」と述べた。中国との競争に勝利するためにも、国内の融和や中間層の復活につながる経済政策が必要だと強調した。また、民主主義の優位を示すためにも、分断を乗り越えて結束するよう国民に呼びかけた。
★【経済】ANA、過去最大4046億円の赤字 21年3月期決算(4/30.Fri)
ANAホールディングスが30日発表した2021年3月期決算は、売上高が前年比63.1%減の7286億円、最終的なもうけを示す純損失が4046億円で過去最大の赤字だった。新型コロナウイルスの感染拡大で、旅客数が大きく減少した。需要減に応じた減便や機体の小型化、従業員の出向や一時帰休などを進めた結果、年間で5900億円のコストをカット。雇用調整助成金の効果も大きかった。旅客が不調だった一方、貨物は好調だった。あわせて発表した2022年3月期の予想は、売上高が前年比89.4%増の1兆3800億円、純損益が35億円の黒字転換を見込む。
★【経済】任天堂、過去最高益 「巣ごもり」需要でスイッチ好調(5/6.Thu)
任天堂が6日発表した2021年3月期決算は、売上高が前年比34.4%増の1兆7589億円、純利益が同85.7%増の4803億円だった。ゲーム機の「ニンテンドースイッチ」や、人気ソフト「あつまれ どうぶつの森」の販売が好調で、営業利益と純利益は過去最高だった。新型コロナウイルスの感染拡大による「巣ごもり」で、「ゲーム機で久々に遊ぶお客様が増えた」(古川社長)という。ソフトのダウンロード販売やオンラインサービスの会員料といった「デジタル売上高」も前年比で7割近く増えて、3441億円だった。ただ、こうした追い風は一過性の面もあるとして、2022年3月期の業績予想は売上高1兆6000億円、純利益3400億円の減収減益を見込んでいる。新たなソフトなどが予想通りに販売できるかどうかでも大きく左右されそうだ。
★【政治】緊急事態宣言、5月末までの延長決定 愛知・福岡を追加(5/7.Fri)
菅義偉首相は7日、東京や大阪など4都府県に出している新型コロナウイルス対応の特別措置法に基づく緊急事態宣言について、11日までの期限を5月末まで延長することを決定した。12日からは新たに愛知、福岡も加えて計6都府県にする。首相は政府対策本部で「大型連休が終わり、今後の通常の時期に合わせて、高い効果の見込まれる措置を徹底する」と述べた。また、緊急事態宣言に準じた「まん延防止等重点措置」について、適用中の千葉、埼玉、神奈川、愛媛、沖縄の5県は31日まで延長する。新たに9日から北海道、岐阜、三重の3道県に適用することも決めた。一方、適用中の宮城県は期限の11日で解除する。
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