- トップ >
- 就職最新情報を知る >
- 就活イチ押しニュース >
- 記事一覧 >
- 記事詳細
そもそも森友問題って?
改ざんの経緯と問題点
ところが、今月初め、財務省が国有地取引の際に作成した決済文書を書き換えていた疑惑を朝日新聞がスクープすると、財務省は14の文書を書き換えていたことを明らかにしました。昭恵夫人(写真)や複数の政治家の名前が登場するくだりをすべて削除するなど、佐川氏の答弁に合うように改ざんしていたと認めたのです。
民主主義は、立法・行政・司法の三権分立で成り立っていますが、公文書の改ざんはこれを揺るがしかねない大問題です。公文書は行政の政策決定が正しかったのかどうか、後からチェックするために欠かせません。しかしこの1年、ウソの文書をもとに国会審議が行われてきたのです。これでは国会が政府を監視することができません。国会は私たち国民の代表です。国民がだまされたという重大問題なんです。
謝罪はするけど証言は拒否
「官邸関係ないが、真相は言えない」
しかし、「首相や官邸は関係ないが、誰がやったかは言えない」という理屈です。官邸などの関与がなかったことを示すには、誰がなぜ行ったのかを明らかにしなければ、誰も納得しません。そこは大阪地検の捜査次第というのが政府・与党の姿勢ですが、野党は佐川氏一人の責任ということにする「トカゲのしっぽ切り」だと反発し、自民党内からも批判の声が出ています。
カギは内閣支持率急落と総裁選
党内外に影響力がある小泉進次郎・筆頭副幹事長は26日の自民党大会の後、「平成の政治史に残る大きな事件と向き合っている。権力は絶対に腐敗する。新しい空気を入れたり、謙虚さを失わないようにしたり、そういったことすべてが問われる」と、記者団に語っています。今後に注目してください。
※「就活割」で朝日新聞デジタルの会員になれば、すべての記事を読むことができ、過去1年分の記事の検索もできます。大学、短大、専門学校など就職を控えた学生限定の特別コースで、卒業まで月額2000円です(通常月額3800円)。お申し込みはこちらから。
2025/04/02 更新
- 「何の仕事をしていたのか」不振の日産、社外取締役が全員留任に波紋(08:00)
- 子ども服「ミキハウス」が入社式 10年前から半数が海外にルーツ(08:00)
- リモート勤務、転勤… 新入社員の思いは? 9社の入社式で聞くと…(07:00)
- ラピダス、命運かけた「試作」段階へ 顧客と資金の調達も左右(06:00)
- トランプ氏、相互関税を3日早朝発表へ 米国GDP2.5%減試算も(06:00)
※就活割に申し込むと、月額2000円(通常3800円)で朝日新聞デジタルが読めます。
就職最新情報を知る
企業と業界を知る
ニュースで就活力を高める
-
1
就活イチ押しニュース米アマゾンが在宅勤務を廃止へ 「脱・テレワーク」日本でも広がるか?【就活イ...
-
2
就活イチ押しニュース就活「解禁」でエントリー再開、会社は絞り込む【26卒学生の就活ルポ28】
-
3
就活イチ押しニュース初任給アップ、そのお金はどこから出ている?「原資」という言葉を知ろう【就活...
-
4
就活イチ押しニュース日本郵政、強まる官僚色 20年前の盛り上がりは何だったのか【週間ニュースま...
-
5
就活イチ押しニュース商品券問題、インフレ進行……時代の変わり目感じ取るようにしよう【週間ニュー...
-
6
就活イチ押しニュース新卒エージェントの強引な仕事に困る【26卒学生の就活ルポ27】
-
7
就活イチ押しニュース春闘好調、人への投資意欲明らかに でも先行きは?【週間ニュースまとめ3月1...
-
8
就活イチ押しニューススーパーの経営関連ニュース続く 長く栄える小売り業の条件とは【週間ニュース...
-
9
就活イチ押しニュース3月就活「解禁」 内々定率過半数も焦りは禁物、自分らしいキャリアの実現を【...
-
10
就活イチ押しニュース金利上昇、今後も続く予感 お金にまつわる動きにも注意を【週間ニュースまとめ...