言葉マイスター ナカハラハラハラ 略歴

2014年09月30日

メモ・ノートを取ろう~アイドルの行動から考える・その1

 今日は言葉の話をお休みして、あるアイドルさんの話をします。
 その前に、皆さんに聞きたいことがあります。

 「メモ、取っていますか?」「ノート、取っていますか?」
 
 「アイドルと何の関係があるの?」と思うかもしれませんね。
 でもまあ落ち着いて読んで下さい。今日は難しい動詞の活用の話とかしませんから(笑)。
 具体的に数値化したわけではないのですが、ここ数年、就活生も会社の若手も「紙に何かを書き留める」人が目に見えて減っている気がします。

 面接やES指導をする時。新入社員に仕事を教える時。もちろん皆、渡した資料を一生懸命見ています。ただ当然「紙からあふれた」情報があります。そしてそこに大事なことが潜んでいることはよくあるものです。

 ……でもそれを書き留めない。

 資料がある場合ならまだいい。ところが仕事のやり方を実地で手取り足取り教える時など、こちらが一通り流れを説明したあとで……

 「マニュアルはありませんか?」

 と聞いてくる(脱力)。

 手を動かしていないので、こちらが伝えた事が記憶に残っていない。結局、同じ事を何度も繰り返し話す羽目になる。
 メモには全てを書く必要はないんです。結局「メモを取る」ということは「自分の中で情報の取捨選択をする」ことなんですから。
 つまり、自分にとって「覚えておきたい/覚えなくてはならない」ことを整理すること。
 
 マニュアルに限らず、今どき何でもウェブ上に落っこちている時代。「手を動かしてメモ(ノート)を取る」なんて古い、という考えもあるかもしれません。
 しかし、それを実践して結果につなげたアイドルさんがいます。

 須田亜香里さん(22)。AKB48グループで名古屋を拠点とするSKE48。そのチームEリーダーです(2014年10月1日現在)。
 2009年にSKEの3期生として加入。子どもの頃から10年以上続けていたクラシックバレエが特技で、コンクールで上位入賞した経験もあります。その体の柔らかさを生かし、あるテレビ番組の「柔軟女王決定戦」というリンボーダンスでバーの低さを競う企画では、フィギュアスケートの荒川静香さんやシンクロナイズドスイミングの川嶋奈緒子さんら、なみいるアスリートを押さえてなんと優勝しました。

 今や国民的行事にさえなった感のあるAKB48グループの「選抜総選挙」。須田さんは2011年は36位、12年は29位、13年は16位。そして今年はなんと10位。
 地方グループの新設などで、毎回人数が飛躍的に増えているAKBグループの総選挙で、ここまで右肩上がりなのは特筆すべきことです。
 その結果、今や総選挙以外のAKB48シングルでも選抜に選ばれるようになりました。

 この躍進(といって差し支えないでしょう)の理由のひとつが「ノート」なのです。
 次回は須田さんの「ノート」活用術に迫ります。

 今回も引っ張るよ!(笑)