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ガザ地区はイスラエル国内にある幅約50キロメートルの細長い地域で、そこに200万人を超えるパレスチナ人が住んでいます。壁やフェンスに囲まれ、イスラエルが人や物の出入りを厳重に管理し、封鎖状態にされています。対立のそもそもの発端は第2次世界大戦後にユダヤ人がイスラエルを建国したことにあります。それまでそこに住んでいたパレスチナ人(アラブ人)は住むところを失い、イスラエルに強い恨みの感情を持ちました。中東の国の多くは同じアラブ人であるパレスチナ人に同情し、20世紀にはイスラエルと4度の戦争(中東戦争)をしました。30年前にアメリカの仲介で「イスラエルとパレスチナ自治政府が相互承認する」というオスロ合意が成立し、和平への道筋ができたかと思われました。しかし、これ以降も両者の対立は激化の一途をたどり和平は訪れず、パレスチナ人は厳しい暮らしを強いられています。
日本は石油や天然ガスを中東に依存していて、中東で大きな戦争が起こるとたちどころに大きな影響を受けます。遠いところの出来事と思わず、中東が抱える対立の構図をしっかり理解しておきましょう。(ジャーナリスト・一色清)
★【社会】ジャニーズ事務所の会社名変更、補償後に廃業へ 325人が補償要求(10/2.Mon)
ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題をめぐり、ジャニーズ事務所は2日、東京都内で記者会見を開き、事務所の名称を「SMILE(スマイル)―UP(アップ).」に変更すると発表した。同社は被害者の補償に専念し、補償後は廃業する。これまでに325人が被害を申告して補償を求めているという。タレントのマネジメントなどについては新たに設立する会社が担う。日本のエンターテインメント業界で絶対的な存在だった「ジャニーズ」の社名が消えることになる。
故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐってジャニーズ事務所が2日に開いた記者会見の前に、取材するメディアの「NG」リストが作られていたことが、事務所への取材でわかった。事務所は、会見2日前のPR会社との会議でリストを示されたと説明している。特定の記者からの質問を避けるためのリストだった可能性がある。(10/4.Wed)
★【科学】新型コロナワクチンにつながる技術 2氏にノーベル生理学・医学賞(10/2.Mon)
スウェーデンのカロリンスカ研究所は2日、今年のノーベル生理学・医学賞を独ビオンテックのカタリン・カリコ氏(68)らに贈ると発表した。ノーベル賞の歴史の中でも異例のスピード授賞とされる。ノーベル生理学・医学賞を受賞したのは独バイオ企業ビオンテック顧問のカリコ氏と、米ペンシルベニア大のドリュー・ワイスマン教授(64)。新型コロナウイルスに対する「m(メッセンジャー)RNAワクチン」の実用化につながる新たな技術を開発したことが評価された。ハンガリー出身で、米国に渡ってmRNAの研究をしていたカリコ氏は、米国のワクチン研究者ワイスマン氏とともに、mRNAの一部を別の物質に置き換えて「飾り」がついたような状態にすると、この免疫反応を回避できることを発見。2005年、米国の免疫学専門誌に論文を発表した。
★【経済】日銀9月短観、大企業・製造業が2期連続で改善 自動車の生産が回復 (10/2.Mon)
日本銀行が2日に発表した9月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、代表的な指標となる大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス9となり、前回6月調査から4ポイント改善した。改善は2四半期連続。大企業・非製造業も4ポイント改善してプラス27で、6四半期連続で改善となった。業況判断DIは、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いて算出する。大企業・製造業のDIは2022年6月以来の水準、同・非製造業はバブル景気直後の1991年11月以来の水準となった。
★【労働】アマゾン配達員に労災認定 フリーランスでも雇用された労働者と判断 (10/4.Wed)
ネット通販「アマゾン」の配達を担う60代の男性運転手について、横須賀労働基準監督署が配達中のけがを労働災害と認定したことがわかった。男性はフリーランスとして下請けの運送会社と契約して働くが、働き方の実態などから会社に雇用された「労働者」と同様だと判断された。男性と代理人弁護士が4日、記者会見で明らかにした。弁護士らによると、労基署は9月26日付で決定したという。フリーランスは自身の裁量で働ける一方、労働関係法令で保護される「労働者」とは扱われず、原則としてけがの治療費や休業時の賃金などが補償される労災保険 の対象にはならない。アマゾンの配達をフリーランスで担う運転手がけがで労災認定されたのは初めてとみられる。
★【国際】ガザからロケット弾、イスラエルは報復空爆 双方の死者約300人に(10/7.Sat)
パレスチナ自治区ガザ地区から7日、イスラエルに向けて大量のロケット弾が発射された。またガザ地区から武装組織の戦闘員がイスラエル内に侵入し、多数の市民や治安部隊を襲撃し、拉致した。イスラエルメディアは、イスラエル側で少なくとも100人が死亡、800人以上が負傷したと報道。イスラエル軍は、報復としてガザ地区への空爆を開始した。パレスチナ保健省などによると、同日午後4時半の段階でガザ地区や周辺で少なくとも198人が死亡、1610人以上が負傷した。イスラエルのネタニヤフ首相は7日の声明で、「我々は(軍事)作戦ではなく、戦争状態にある」と述べた。長年対立してきたイスラエルとパレスチナの和平交渉は停滞が続いてきたが、今回のガザからの攻撃で、和平はさらに遠のいた。
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