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(写真は、開発したスマートフォンを手に持つバルミューダの寺尾玄社長=2021年11月16日)
★【政治】ガソリン高抑制へ元売りに補助金案 異例の対策、効果は未知数(11/16.Wed)
ガソリン価格の高騰を受け、萩生田光一経済産業相は16日、価格が一定の水準を超えた場合、石油元売り各社に補助金を出す方針を示した。卸売価格の上昇を抑え、小売価格の値上がり幅を縮めたい考えだ。値上げ抑制を目的にした元売りへの補助金は過去に例がなく、効果や公平性の面から疑問の声も出ている。政府内にはレギュラーガソリンの平均価格が1リットルあたり170円を超えた場合、上昇を抑えるため、1リットルあたり最大5円を出す案がある。いまの価格は170円以下で、このままだと発動しないこともあり得る。灯油や軽油などほかの油種を対象に含めるかどうかも検討している。
★【経済】おしゃれ家電のバルミューダがスマホ参入 独自開発で持ちやすさ追求
(11/16.Wed)
家電メーカーのバルミューダが16日、自社開発のスマートフォン「バルミューダフォン」を発表した。曲線を生かして手に持ちやすい形が特長だ。国内の電機大手は米アップルや韓国のサムスン電子に押され、スマホ事業から相次いで撤退した。デザイン性を重視する戦略の成否が注目される。「1日に50回から100回持つものは、持ちやすくあるべきではないか」。バルミューダの寺尾玄社長はこの日の発表会でこう強調した。バルミューダフォンは同社が開発し、京セラが生産を担う。ひとの手になじむ曲線が特徴的だ。背面には河原の小石をイメージした凹凸の加工をほどこした。メモやカメラなど5種類のアプリも用意した。高速通信規格「5G」に対応しており、基本ソフト(OS)はアンドロイドだ。
★【国際】「消息不明は五輪への警告」 中国テニス選手めぐり人権団体が声明(11/18.Thu)
中国の著名プロテニス選手、彭帥さん(35)が中国共産党元高官から性的暴行を受けたと訴えたとされるSNS投稿をめぐり、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は18日(日本時間19日)、「北京五輪が2カ月に迫る中、選手やファン、スポンサーは声を上げるべきだ」とする声明を発表した。投稿は今月2日、中国のSNS「微博(ウェイボー)」の彭さんのものとみられるアカウントで、彭さんが共産党最高指導部メンバーだった張高麗(チャンカオリー)前副首相(75)から性的暴行を受けたなどと訴える内容。彭さんはその後公の場に現れていないが、中国国営テレビは18日、本人が暴行疑惑を否定したとするメールを公表している。
★【スポーツ】大谷翔平、MVPに満票で選出 日本選手ではイチロー以来2人目(11/18.Thu)
投打の「二刀流」で歴史的な活躍を見せた大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(27)が18日(日本時間19日)、全米野球記者協会の担当記者の投票により、今季のアメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)に選ばれた。投票結果は満票の30票で、2015年のナショナル・リーグMVPのハーパー(当時ナショナルズ)以来の快挙。日本選手では、2001年のイチロー(マリナーズ)以来2人目。大谷は今季、打者としてリーグ3位の46本塁打を放ち、走っても同5位の26盗塁をマーク。投手としては、チーム最多の9勝(2敗)を挙げた。MVPの発表は米国の専門テレビ局MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)ネットワークの番組内で行われた。大谷はリモートで出演し、二刀流でのMVP選出は想像できたかという質問には「もちろん取りたいと思っていましたけど、日本で最初に(二刀流を)やるとなった時よりは、アメリカの方が受け入れられる雰囲気があったのでそれは感謝している」と語った。
★【政治】55.7兆円の経済対策を閣議決定 給付金など盛り込み過去最大(11/19.Fri)
政府は19日、人や事業者を支援する給付金を柱とする経済対策を閣議決定した。財政支出は過去最大の55.7兆円、民間が使うお金も含めた事業規模は78.9兆円に上る。岸田文雄首相が掲げる「新しい資本主義」の分配政策や成長戦略の多くを盛り込み、巨額対策となった。内閣府は19日、今回の対策は実質国内総生産(GDP)を5.6%押し上げる効果があると説明した。対策の最大の目玉は、コロナ禍で打撃を受けた個人や事業者向けの給付金だ。個人向けでは、親の年収などの基準を満たす18歳以下の子どもには1人あたり10万円相当を配り、所得が低い住民税非課税世帯にも10万円を支給。生活が苦しい学生にも学業を続けるための給付金を出す。
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