2019年02月25日

医療、デジタル、宇宙…将来性ある3分野のニュースに注目!【週間ニュースまとめ2月18日~24日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 ニュースに関心を持っていると、将来性のある分野が分かってきます。いろいろな挑戦が行われていたり、いろいろな対策が検討されていたりする分野は、人々が将来性を見込んで活発に動き、メディアも将来性に期待してニュースとして大きく取り上げるためです。今週の5本の中にも将来性のある分野のニュースが入っています。ひとつは医療です。社会が便利になればなるほど健康長寿が人々の望みになります。最終的には不老不死の研究にまで行きつきます。 iPS細胞を使った治療はまさにそうした期待を担っています。もうひとつはスマートフォンなどのモバイル端末を使った技術です。加速度的に進歩するデジタル社会を見ていると、将来的には端末があれば何でもできる世界になりそうな勢いを感じます。学校にスマホを持ち込むのを認めるというニュースもそうした時代の流れを映しています。三つ目は宇宙です。「はやぶさ2」が3.4億キロも離れた小惑星の6メートルほどの範囲内に着陸し、再び地球に戻ってくるなんて、すごいとしか言いようがありませんね。こうした技術はアメリカ、中国、ロシアなども磨きをかけていますので、そう遠くないうちに宇宙開発はビジネスの世界に入ってくるのだろうと思います。みなさんが社会で活躍する頃には、医療、デジタル、宇宙の三つの分野は間違いなく今よりもずっと大きな産業分野になっていると私は確信しています。
(朝日新聞社教育コーディネーター・一色 清)

(写真は、会見後、「はやぶさ2」の模型を背に撮影に応じるJAXAのプロジェクチームのメンバーら)

週間ニュースまとめ

【医療】脊髄損傷にiPS、秋にも1例目 慢性期の治療も視野(2/19.Tue)

 iPS細胞を使い、脊髄(せきずい)損傷を治療する慶応大の臨床研究計画が18日、厚生労働省の部会で了承された。国内の患者は10万人以上とされる一方、リハビリ以外に治療法が確立されていない。今回の計画はiPS細胞を使った再生医療の中でも、実用化への期待が大きい。グループは損傷から時間がたつ慢性期の患者の治療を視野に、研究を進める。計画では、iPS細胞を神経のもとになる細胞に変化させ、「亜急性期」と呼ばれる損傷後2~4週間の患者4人に移植。損傷部から先の感覚や運動機能が失われた「完全まひ」という程度が最も重い患者で、神経の働きの回復を目指す。会見した岡野栄之教授は、秋ごろにも1例目の移植を行う意向を示した。

【社会】学校へスマホ持ち込み禁止の指針、文科省が見直しへ(2/19.Tue)

 柴山昌彦文部科学相は19日の会見で、携帯電話やスマートフォンについて「小中学校は持ち込みを原則禁止」「高校は校内での使用を禁止」という指針を見直す方針を明らかにした。大阪府が18日に公表した、災害時の対応などを考慮して持ち込みを認める案についての考えを聞かれ、答えた。文科省は教職員や保護者の意見を聴き、来年度中にも新たな指針をつくる。

【経済】ホンダ、欧州生産撤退へ 二輪の開発部門も本社吸収へ(2/19.Tue)

 ホンダは19日、電動化など新技術の開発や環境規制に対応し、世界の自動車生産体制を見直す一環として、英国とトルコの工場での生産を2021年中に中止すると発表した。ホンダは欧州での自動車生産から撤退することになる。欧州での販売台数はホンダ全体の3%程度に過ぎず、近年は販売シェアも低迷していた。欧州事業を統括する会社は引き続き英国に置く。19日夕に都内で記者会見した八郷隆弘社長は「グローバルでの生産配置と能力の適正化を考えた。(英国で作る中型車シビックは)55%を北米向けに作っており、北米向けを北米で作ろうと考えた。(英国が欧州連合〈EU〉から離脱する)ブレグジットは考慮していない。電動化の加速、北米と欧州の環境対応の違いを考えて決定した」と述べた。英国内でEU離脱を巡り議論が続いているさなかでの生産中止決定については、「混乱をしているときだと認識しているが、取引先などに迷惑をかけないタイミングだと考えた」と説明した。


【科学】はやぶさ2、小惑星に着陸成功 JAXA「弾丸も発射」(2/22.Fri)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、探査機「はやぶさ2」が、地球から3.4億キロ離れた小惑星リュウグウ」に着陸したと発表した。2005年の初代「はやぶさ」以来で、小惑星の砂や石の採取に成功すれば世界2例目となる。半径3メートルのエリアに、複雑な方法でゆっくり降下し、成功につなげた。JAXAによると、21日午後にはやぶさ2は降下を開始。22日午前6時14分に着陸を最終判断し、高度約500メートルから自動で降下。同7時29分に着陸した。地表の砂や石を採取するため、はやぶさ2の機体下部にある回収装置「サンプラホーン」から弾丸を発射したことも確認した。砂や石は保管庫に収められ、カプセルで地球に帰還する。

【政治】沖縄全市町村で「反対」が多数 辺野古埋め立て(2/24.Sun)

 沖縄県民投票は24日、投開票され、県内の41市町村すべてで、埋め立てに「反対」が最多となった。投票率は52.48%だった。県全体では、「反対」が72.15%、「賛成」が19.10%、「どちらでもない」が8.75%だった。県民投票条例は、最多の選択肢が投票資格者総数の4分の1に達した場合は、知事は結果を尊重しなければならず、首相と米大統領に結果を通知すると定めている。4分の1は大きく超えた。県民投票は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設計画をめぐり、名護市辺野古の埋め立てについて「賛成」「反対」「どちらでもない」の三つから選んだ。

「沖縄はゴミ箱ですか」…米軍基地問題、自分ごととして考えて(2018年12月21日のイチ押しニュース)参照



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