(写真は、商業捕鯨再開後、捕獲した1頭目のクジラがクレーンで水揚げされた=1日、北海道釧路市)
(写真は、商業捕鯨再開後、捕獲した1頭目のクジラがクレーンで水揚げされた=1日、北海道釧路市)
週間ニュースまとめ
★【経済】クジラの町、期待と不安の船出 商業捕鯨31年ぶり再開(7/1.Mon)
鯨肉などの販売を目的とした「商業捕鯨」が1日、国内で31年ぶりに再開した。日本が前日に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退したことに伴い、沖合で操業する船団が山口県下関市から、沿岸で操業する船団は北海道釧路市からそれぞれ出発。待ち望んだ再開に期待を寄せる声が上がる一方で、「商業として成り立つのか」との不安も交錯する中での船出となった。
★【国際】スマホ画面素材など韓国へ輸出規制 徴用工問題で対抗か(7/1.Mon)
政府は1日、韓国への半導体製造などに使われる化学製品3品目の輸出管理を4日から強化すると発表した。8月1日をめどに韓国を輸出許可手続きが免除される対象国からも外す。スマートフォン(スマホ)などの電子機器や半導体製造が盛んな韓国にとって日本からの3品目の輸入が制限される打撃は大きそうだ。韓国人元徴用工らへの損害賠償判決問題への事実上の対抗措置となる。輸出管理を強めるのは、スマホのディスプレーに使われるフッ化ポリイミド、半導体基板に塗る感光材のレジスト、半導体洗浄に使うフッ化水素の3品目。いずれも日本が世界シェアの大半を占める。軍用品に使えるため、政府が外為法に基づいて輸出を管理している。韓国向けの場合は政府への輸出許可申請を免除していたが、この優遇措置を受けられる「ホワイト国」から除外する。こうした措置を取る理由について、経済産業省の担当者は「(元徴用工問題の)対抗措置ではない」と説明する一方、「日韓間の信頼関係が著しく損なわれた」ためとした。
★【国際】イラン、核合意制限破る 低濃縮ウラン貯蔵上限を超過(7/1.Mon)
イランのザリフ外相は1日、貯蔵する低濃縮ウランが、核合意で定められた制限量を超えたと明らかにした。イラン学生通信が伝えた。国際原子力機関(IAEA)も同日、制限量を超えたと発表した。2016年1月の合意履行の開始以来、イランが明確な形で制限を破ったのは初めてだ。即座に本格的な核開発につながるわけではないが、敵対する米国との緊張がさらに高まるのは必至だ。
★【政治】年金・消費増税・憲法・・・参院選、論戦開始 党首が訴え(7/4.Thu)
第25回参議院選挙は4日公示された。年金などの老後資産「2千万円不足」問題に端を発した老後不安、消費増税、憲法を主な争点に、21日の投開票に向けた与野党の論戦が始まった。改選数は124、改選後の全議席は245。憲法改正の国会発議に必要な「3分の2」(164議席)をめぐる攻防も焦点だ。昨年7月の公職選挙法改正で参院定数は6増えた。3年ごとに半数が改選され、選挙区74と比例区50の計124議席を争う。比例区では、個人の得票に関係なく優先的に当選できる「特定枠」が導入された。選挙区215人、比例区155人の計370人が立候補を届け出た。
●今さら聞けない!?参院選「基本のき」 衆院選との違い、争点は?【イチ押しニュース】も読んでみてください。
★【社会】7pay、新規登録を停止 不正相次ぐ、全被害補償へ(7/4.Thu)
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は、コンビニ最大手のセブン-イレブンで1日から始めた独自のスマートフォン決済「7pay(セブンペイ)」について、利用者の一部が不正アクセスの被害に遭ったことを受け、セブンペイの新規登録を停止すると発表した。クレジットカードやデビットカード、店頭やATMでのチャージ(入金)も停止する。すでにチャージ済みの金額は利用できる。不正の被害は4日午前6時時点の試算で、計約900人、約5500万円。不正の被害については「全ての被害に対して補償を行う」としている。
※「就活割」で朝日新聞デジタルの会員になれば、すべての記事を読むことができ、過去1年分の記事の検索もできます。大学、短大、専門学校など就職を控えた学生限定の特別コースで、卒業まで月額2000円です(通常月額3800円)。お申し込みはこちらから。
※「就活割」で朝日新聞デジタルの会員になれば、すべての記事を読むことができ、過去1年分の記事の検索もできます。大学、短大、専門学校など就職を控えた学生限定の特別コースで、卒業まで月額2000円です(通常月額3800円)。お申し込みはこちらから。
テーマ「週間ニュースまとめ」の記事
- 2022年05月23日 物価高の原因①物流コスト②戦争③円安…志望企業の影響調べよう【週間ニュースまとめ5月16日~22日】
- 2022年05月16日 復帰50年の沖縄 本土との格差大も人口増に光【週間ニュースまとめ5月9日~15日】
- 2022年05月09日 吉野家が外国籍の採用、入り口で拒む…採用HPと落差【週間ニュースまとめ4月25日~5月8日】
- 2022年04月25日 吉野家幹部が不適切発言 業界・企業のおかしな文化に染まるな【週間ニュースまとめ4月18日~24日】
- 2022年04月18日 マスク氏×ツイッターの攻防に注目 資産家のメディア買収劇過去にも【週間ニュースまとめ4月11日~17日】
2022/05/28 更新
- 島耕作さん74歳、いつまで現役続けますか? 弘兼憲史さんに尋ねた(17:00)
- 住宅ローン、固定金利を選ぶ人が増えているわけ 専門家のおすすめは(15:00)
- 「2台目も売れ」高齢の客みて無線で指示 スマホ「無理販」の実態(14:00)
- バラのトゲに老化抑える効果 発見につながった一言「若いうちに…」(12:19)
- コロナ禍3年、花火大会どうなる? 分かれる判断、大曲・長岡は復活(10:15)
※就活割に申し込むと、月額2000円(通常3800円)で朝日新聞デジタルが読めます。