2018年06月18日

「報連相」の大切さを再確認~新幹線事故から考える~【週間ニュースまとめ6月4日~ 10日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 2週続いて新幹線に関わる大きなニュースがありました。前の週は突然刃物で乗客に斬りかかった男のニュースでしたが、この週は人をはねたのに気づかず次の次の駅まで走ったJR西日本の新幹線事故がニュースになりました。刃物男のケースは新幹線のテロ対策に大きな課題を突きつけましたが、JR西日本のケースは新幹線を止めなかった運転士や駅員の判断に批判が集まりました。運転士は鳥か何かがぶつかったのだろうと思い、「止める必要はない」と判断したそうです。新幹線の先頭部分ははっきりわかるほど破損していましたが、駅員は見ていませんでした。JR西日本は昨年12月、台車に大きな亀裂が生じて異音がしていたのに走らせ続けて問題になりました。いずれのケースも「これくらいいいだろう」という現場の勝手な判断によるものです。「勝手な判断」が大事につながることは少なくありません。「勝手な判断」をする心理の裏側には「面倒くさい」とか「しかられたら困る」といった逃げの気持ちが隠れていることがよくあるからです。みなさんも社会に出たときに「勝手な判断」をしないで、気になることがあったら上司や同僚にすぐに報告、連絡、相談するようにしましょう。これが組織人ならたいていの人が知っている「報連相(ほうれんそう)」というやつです。(朝日新聞社教育コーディネーター・一色 清)

週間ニュースまとめ

【国際】米朝首脳の合意文書「完全な非核化に断固取り組む」(6/12.Tue)

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は12日午後1時40分(日本時間同2時40分)すぎ、首脳会談の会場となったホテルで、包括的な合意文書に署名した。両首脳が署名した文書では、トランプ大統領が北朝鮮に体制保証を約束する一方、金正恩氏は朝鮮半島の「完全な非核化」にむけて、断固として取り組むことを確認した。

【政治】18歳成人、改正民法成立 結婚・契約に保護者同意不要(6/13.Wed)

 成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる改正民法が13日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決され、成立した。2022年4月1日に施行され、成人の定義が1876(明治9)年の太政官布告で「20歳」と定められて以来、約140年ぶりに変わる。改正法には、女性が結婚できる年齢を現行の16歳から18歳に引き上げ、男性と統一する内容も盛り込まれている。結婚年齢の男女差がなくなるのは民法(家族法)が制定された1898(明治31)年以来。結婚できるのは成人のみとなり、保護者の同意は不要になる。

【社会】博多-小倉間で外部から人侵入か 山陽新幹線の人身事故(6/14.Thu)

 14日午後2時10分ごろ、JR小倉駅(福岡県北九州市)に到着した山陽新幹線博多発東京行きのぞみ176号(16両編成)のボンネットが割れていると、別の列車の運転士から総合指令所に連絡があった。山口県警が、次の新下関駅で臨時停車したのぞみ176号を確認したところ、先頭車両のボンネット付近が割れ、中から人体の一部が見つかった。年齢や性別などは不明という。JR西日本は博多―小倉間で人をはねたとみている。JR西日本によると、のぞみ176号の運転士は「ドンという音がしたが、小動物に当たったと思い、ただちに停止させる必要はないと判断した」と話しているという。事故を起こした状態で小倉駅を出発した経緯は調査しているという。


【スポーツ】ロシアW杯開幕、32代表が激突 西野J、現地で初練習(6/14.Thu)

 サッカーの第21回ワールドカップ(W杯)ロシア大会は14日午後6時(日本時間15日午前0時)、モスクワのルジニキ競技場で開催国ロシアとサウジアラビアの試合で開幕。4年に1度開催される世界最大規模の祭典には、32の代表チームが集い、計64試合の熱戦が11都市12会場で7月15日(同16日午前0時)の決勝まで繰り広げられる。

【スポーツ】トヨタが初優勝 ルマン24時間レース 上位を独占(6/17.Sun)

 自動車の耐久レース、第86回ルマン24時間は17日、フランス西部ルマンのサルテ・サーキット(1周13・626キロ)で決勝のゴールを迎え、トヨタは中嶋一貴らが運転した8号車が優勝、小林可夢偉組の7号車が2位となり、上位を独占した。トヨタは挑戦20度目で初優勝。日本車の優勝は1991年のマツダ以来で日本人ドライバーが運転する日本車がルマンを制したのは初めて。

※「就活割」で朝日新聞デジタルの会員になれば、すべての記事を読むことができ、過去1年分の記事の検索もできます。大学、短大、専門学校など就職を控えた学生限定の特別コースで、卒業まで月額2000円です(通常月額3800円)。お申し込みはこちらから