2018年05月28日

米朝首脳会談「予測不能のリーダー」が生活、就活を左右する?!【週間ニュースまとめ5月21日~ 27日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 6月12日にシンガポールで予定されている米朝首脳会談を前に、世界が右往左往させられました。まず動いたのがトランプ大統領です。24日に金正恩朝鮮労働党委員長に宛てて書簡を送り、その中で米朝首脳会談を中止すると書きました。記者会見では「北朝鮮、世界にとってとてつもない後退だ」と言いました。それに対し、北朝鮮は25日、アメリカに再考を促す談話を出しました。26日には韓国と北朝鮮の首脳会談が予告なしに開かれ、米朝会談実現に向けて話し合われました。するとトランプ大統領は「6月12日のシンガポールでの開催を見据えている。予定は変えていない」と前言をあっさりひるがえし、米朝首脳会談は再び開催される方向に戻りました。「中止か開催か」は「戦争か平和か」の分岐点とも考えられ、私たちは一喜一憂させられました。戦争となれば、就活だってこれまでの延長線上では考えられなくなります。トランプ大統領にしても金正恩委員長にしても、これまでの常識でははかれない予測不能のリーダーです。振り回されることも覚悟のうえで、自分たちの暮らしや生き方にも影響のあるニュースだと思ってウォッチしましょう。(朝日新聞社教育コーディネーター・一色 清)

週間ニュースまとめ

【政治】「安倍首相が『獣医大学はいいね』」愛媛県新文書に記録(5/21.Mon)

 学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設をめぐり、2015年2月に学園の加計孝太郎理事長が安倍晋三首相と面会した、と学園側から報告を受けたとする内容を、愛媛県職員が文書に記録していたことがわかった。加計氏が学部新設を目指すことを説明し、首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」と応じたとの報告内容も記されている。愛媛県は21日、この文書を含む関連の文書計27枚を参院予算委員会に提出した。(※26日、加計学園は「実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と今治市に誤った情報を与えてしまった」と、県の文書の記載を打ち消すコメントを発表。)

【スポーツ】タックルは「監督の指示」 反則のアメフト日大選手(5/22.Tue)

 アメリカンフットボールの日本大と関西学院大の定期戦(6日、東京)で日大の守備選手が関学大の選手に悪質なタックルをして負傷させた問題で、タックルをした宮川泰介選手が22日、日本記者クラブで記者会見に臨んだ。タックルに及んだ経緯について、内田正人監督(当時)らから命じられていたことを明らかにした。18日には親とともに関学大の被害選手と両親、アメフト部関係者に面会し、直接謝罪したという。(※23日、内田正人監督と井上奨コーチが会見し、悪質タックル指示を否定。)

【政治】昭恵氏付職員、森友側の希望を理財局に伝える交渉記録(5/23.Wed)

 財務省は23日、森友学園との国有地取引をめぐる交渉記録を公表した。この交渉記録の中には、安倍首相の妻昭恵氏付の政府職員だった谷査恵子氏が15年11月、財務省理財局の担当課に学園との土地取引について問い合わせた内容もあった。「定期借地権の減額要望について」と題され、「安倍総理夫人の知り合いの方から優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、当方からお問い合わせさせていただいた」と記され、森友学園側が国有地の貸付料の減額を希望していることを伝えていた。

【経済】トランプ氏、輸入車の関税調査指示 妥協迫る狙いか(5/23.Wed)

 トランプ米大統領は23日、高関税をかけた鉄鋼・アルミ製品の例にならい、自動車の輸入が米国の安全保障を脅かしていないか調査するようロス商務長官に指示した。結果次第では車への新たな関税措置も可能になるが、通商交渉で妥協を迫る「カード」としての狙いが大きいとみられる。現在、米国が一般の乗用車にかける関税は2.5%。米紙ウォールストリート・ジャーナルによれば、最大25%まで増やす案が検討されているという。実際に発動されれば、メキシコやカナダ、日本、韓国、ドイツなど車の対米輸出が多い国には大きな打撃だ。

【国際】米国の揺さぶりに危機感が一致 南北の首脳、突然の再会談(5/26.Sat)

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が26日、約1カ月ぶりに再び会談した。米朝首脳会談開催をめぐるトランプ米大統領の揺さぶりに動揺がみられた北朝鮮だが、朝鮮半島の平和を訴える韓国と、米朝対話が途絶えることへの危機感で一致したようだ。北朝鮮は、米政府が6月12日の米朝首脳会談を中止すると公表した半日後の25日朝、「いつでも、いかなる方式であっても対面して問題を解決する用意がある」とする金桂寛(キムゲグァン)第1外務次官の談話を出した。極めて短時間での対応。米韓関係筋は「北朝鮮の危機感がよく表れていた」と語る。

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