2017年12月25日

国の予算案97.7兆円、就活やみなさんの将来にも影響!【週間ニュースまとめ 12月18日~24日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 とても大事なことなのに、あまり関心を持たれないニュースがあります。国の予算案決定などはその典型でしょう。97兆7128億円に上る2018年度の政府の予算案が決まりました。予算として正式に決まるのは国会での採決が必要ですが、今の与野党の議席数からすると、この予算案が正式な予算として成立し、執行されるのは確定的でしょう。大学生の奨学金の拡充とか地方大学を支援する交付金の新設とか、大学生に関係のある使い道もあります。多くの事業は企業が請け負うものですし、企業の採用数に関係する景気対策のお金や社会に出た後の働き方に関係するお金の使い道もあります。将来みなさんが返済に苦しむかもしれない膨大な借金の額もあります。複雑でややこしく、自分の生活に関係する実感がないかもしれませんが、予算や税金は国の仕組みの基本です。自分のこととして、予算の規模や増えている費目、減っている費目など大まかなところは知っておきましょう。(朝日新聞社教育コーディネーター・一色 清)

(写真は、2018年度予算案を決める閣議に臨む安倍晋三首相、麻生太郎財務相ら)

週間ニュースまとめ

【社会】シャンシャンの一般公開始まる 来園者「何度も見たい」(12/19.Tue)

 東京・上野動物園で6月に生まれたジャイアントパンダの雌の赤ちゃん、シャンシャン(香香)の一般公開が19日、始まった。母子の負担を考慮し、1月末までは抽選方式で、観覧できるのは1日約400組(1組5人まで)になる。

【社会】のぞみの台車亀裂「破断寸前」 JR西、脱線招く恐れも(12/19.Tue)

 博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」(N700系、16両編成)の台車に亀裂が見つかった問題で、JR西日本は19日、外枠の亀裂の長さは底面のほぼすべての16センチ、側面(17センチ)の大半の14センチに達していたことを明らかにした。脱線など大事故に発展する恐れがある「破断寸前」の状態で、記者会見した鉄道本部長の吉江則彦副社長は「新幹線の安全性に対する信頼を裏切るものであり、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

(詳しくはこちら→新幹線、メーカーでトラブル続出…「安全」担う仕事の重さ【今週のイチ押しニュース】

【社会】豊洲市場開業、来年10月11日で決定 2年遅れで移転(12/20.Wed)

 東京都は20日、築地市場(中央区)の業界団体と、同市場を移す豊洲市場(江東区)を2018年10月11日に開場することで合意した。市場移転は小池百合子知事の判断で延期され、当初の計画から約2年遅れとなる。
 豊洲市場は元々、昨年11月7日開場の予定だったが、同8月に都知事に就いた小池氏が安全性などを問題視し、移転を延期。その後、土壌汚染対策の盛り土がなかったり、地下水から環境基準値の100倍超の有害物質が検出されたりしたため、有識者会議による追加対策の提言を受けて、今年6月に移転を決めていた。

【経済】過去最大97.7兆円 来年度予算案を閣議決定(12/22.Fri)

 政府は22日、2018年度当初予算案を閣議決定した。一般会計の総額は97兆7128億円と、17年度当初予算より0.3%増え、6年連続で過去最大となった。税収を27年ぶりの高水準と見込み、新たな借金である新規国債国債は減らすが、予算の3超を借金に頼る厳しい財政状況が続く。

【経済】大飯1・2号機の廃炉を決定 大型炉、福島第一以外で初(12/22.Fri)

 関西電力は22日、2019年に運転期限の40年を迎える大飯原発1、2号機(福井県おおい町、出力各117.5万キロワット)の廃炉を臨時取締役会で正式に決めた。国内で出力100万キロワットを超える大型炉の廃炉は東日本大震災で事故を起こした、東京電力福島第一原発1~4号機と同じ敷地にある6号機(110万キロワット)を除けば初めて。

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