写真は6月24日付朝日新聞夕刊、「英、EU離脱へ」の1面記事を使ったバッグです。
毎週月曜は1週間のニュースのうち、みなさんと共有したい話題をお届けする「ニュース★あらもーど」の日。火曜~金曜日の「今日の朝刊」通常版とともに、ご活用ください。(朝日新聞教育総合本部ディレクター・真下 聡)
★【出版】アマゾン、電子書籍読み放題へ 月額1000円前後(6/28.Tue)
通販大手のアマゾンジャパンが、電子書籍を定額で読み放題とするサービスを始めることがわかった。アマゾンで電子書籍を提供している複数の出版社が、サービスに同意したことを認めた。出版不況が続く業界内では、読者が作品に接する機会を拡大できるとの期待もあるが、紙の書籍が売れなくなることへの懸念も強い。料金はおおむね月額1000円前後となる見通し。漫画の場合は各シリーズの第1巻のみとした出版社が多く、提供を見合わせるとする社もある。文芸書は、刊行後2~3年たった作品を中心に提供する社が多いとみられる。
★【自動車】VW排ガス不正、米当局と1.5兆円で和解(6/28.Tue)
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制逃れの問題で、米環境保護局(EPA)など関連当局は、VWが最大約147億ドル(約1兆5000億円)を支払うことで和解したと発表した。米メディアによると、自動車メーカーが不正問題対応で、米国で支払う金額としては過去最大になるという。金額のうち約100億ドルは、不正車両の買い取りや保有する顧客への補償金などに使われる。米国で判明している不正車両は約60万台。今回の和解対象は排気量2リットルの車で、排気量3リットルの高級車約8万5000台は含まれない。株主らが起こした損害賠償などへの対応も残り、VWの最終的な支払額はさらに増えるとみられる。
★【国際】トルコ・イスタンブールの空港でテロ、43人死亡 (6/28.Tue)
トルコ最大都市イスタンブールのアタチュルク国際空港で、大きな爆発が連続して起きた。武装した3人が発砲して自爆。市民と警察官ら43人が死亡、約240人が負傷した。トルコ首相は「市民を狙った計画的なテロだ」と非難した。トルコの治安当局は初動捜査から過激派組織「イスラム国」(IS)が関与しているとの見方を強めている。トルコでは2015年以降、ISや少数民族クルド人系の武装組織によるとされる爆破テロが相次いでいる。
★【経済】路線価、全国平均で上昇 8年ぶり 地方都市に波及 (7/1.Fri)
国税庁は、相続税や贈与税の計算基準となる2016年分の路線価(1月1日時点)を公表した。全国平均は前年を0.2%上回り、リーマン・ショック前の2008年以来8年ぶりに上昇に転じた。
金融緩和で潤沢になった資金が都市部を中心に不動産投資に向かったことに加え、訪日外国人客らを見込んだホテルや商業施設の用地需要が高くなっていることが背景にある。その流れが地方の中心都市にも波及し、全国平均を押し上げた形だ。
都道府県別では、東京、大阪、愛知など10都府県が前年に続いて上昇し、大半が上げ幅も拡大した。中心都市を抱える北海道、広島、福岡、熊本の4道県が上昇に転じた。
上げ幅は東京が2.9%でトップ。宮城が2.5%、福島が2.3%で続いた。東京はオフィス需要が底堅く、五輪開催を控えてインフラ整備や再開発も進む。訪日客による消費も押し上げ要因となった。宮城、福島は、震災被災者の住宅再建に伴う需要が続いている。
【国際】バングラでテロ、日本人7人死亡 飲食店で人質、犠牲者20人 (7/1.Fri)
バングラデシュの首都ダッカで、レストランに武装した男らが侵入し、日本人を含む客ら30人余を人質に立てこもった事件があり、日本人7人を含む22人が死亡した。日本人の1人は救出された。日本人で犠牲となったのは、男性5人、女性2人。いずれも国際協力機構(JICA)のプロジェクトに関わっていたという。JICAによると、日本人8人は、いずれもコンサルタント会社の関係者で、交通インフラ事業に携わっていた。武装グループは1日夜、レストランに侵入すると、客の外国人らを人質に立てこもった。バングラデシュの治安当局側は夜明けを待って現場に突入、武装グループの6人を射殺した。事件を巡っては、過激派組織「イスラム国」(IS)のバングラデシュ支部を名乗る犯行声明が2日夜、インターネット上に出た。
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2025/04/02 更新
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