2022年07月19日

男女平等116位、先進国最下位 企業の女性登用調べよう【週間ニュースまとめ7月11日~18日】

テーマ:週間ニュースまとめ

 世界経済フォーラムが2022年版の「ジェンダーギャップ報告書」を発表しました。男女平等が進んでいる国から並べた順位で、日本は146カ国中116位でした。欧米の先進国はもとより、同じアジアの韓国や中国よりも低くなっています。日本の低い順位は、政治分野で139位となっていることが一番大きな要因ですが、経済分野でも121位と足を引っ張っています。経済分野の低い順位は、会社で女性の管理職や役員がまだまだ少ないということを示しています。わたしが就職活動をした昭和の時代には、総合職として女性を採用する会社はほとんどありませんでしたし、女性は結婚すれば退職するという「寿退社」が当たり前のようになっていました。こうした時代から比べれば、日本の会社も男女平等の形をそれなりに整えてきたと思いますが、諸外国と比べるとまだ実態が伴っていないということです。多様性を重視しないといけない時代には、意思決定の場に女性がいたほうが会社の発展につながるはずです。就活で志望企業を決める際に、女性の登用が進んでいるかどうかをひとつの基準にすることも「あり」です。そうしたことを考慮する就活生が増えれば、会社が女性登用を進めようとする後押しにもなると思います。(ジャーナリスト・一色清)

【社会】東電旧経営陣4人に13兆円の賠償命令 原発事故めぐる株主代表訴訟(7/13.Wed)

 東京電力福島第一原発事故をめぐり、東電の株主48人が旧経営陣5人に対し、「津波対策を怠り、会社に巨額の損害を与えた」として22兆円を東電に賠償するよう求めた株主代表訴訟の判決が13日、東京地裁であった。朝倉佳秀裁判長は、巨大津波を予見できたのに対策を「先送り」して事故を招いたと認定。取締役としての注意義務を怠ったとして、勝俣恒久元会長ら4人に連帯して13兆3210億円を支払うよう命じた。他に賠償を命じられたのは清水正孝元社長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長で、国内の民事裁判で出た過去最高の賠償額とみられる。小森明生元常務の賠償責任は否定された。

【社会】日本のジェンダーギャップ指数、116位 今回も主要先進国で最下位 (7/13.Wed)

 世界経済フォーラム(WEF)は13日、世界の男女格差の状況をまとめた2022年版の「ジェンダーギャップ報告書」を発表した。146カ国を対象に、教育・健康・政治・経済の4分野を分析。教育環境や閣僚の数、賃金の男女差などを比べ、「平等」への達成率を指数化した。男女が平等な状態を100%とした場合、世界全体での達成率は68.1%。平等の実現までの年数はコロナ禍で1世代分遅れ、今のペースでは132年かかると警告した。日本は116位だった。世界で最も男女平等に近い国はアイスランドで、達成率は90.8%と唯一90%を超え、13回連続の首位の座を守った。2位のフィンランド(86.0%)、3位のノルウェー(84.5%)、5位のスウェーデン(82.2%)と上位には北欧諸国の「常連」がひしめく。4位はニュージーランドだった。6位と8位にはルワンダナミビアのアフリカ2カ国がランクインした。9位はアイルランドだった。前年81位だったロシアは、今回対象になっていない。一方、日本は達成率65.0%で116位と、前回に続いて主要先進国で最下位。前回の120位から順位は上がったが、今回は調査対象国が10カ国減っている。長年の課題である政治と経済分野が低迷の原因だ。特に経済の達成率は56.4%で、前年の60.4%から後退した。コロナ下で女性の労働参加や管理職の割合が減ったことが響いた。

【国際】中国4~6月期GDPは0.4%増 ゼロコロナで急減速(7/15.Fri)

 中国国家統計局が15日に発表した4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質成長率が前年同期比0.4%だった。前期(1~3月期)と比べるとマイナス2.6%となり、減速が鮮明になった。また1~6月期では前年同期比2.5%となり、秋の共産党大会に向けて習近平(シーチンピン)指導部が掲げる今年の経済成長率目標「5.5%前後」の達成は厳しい情勢だ。0.4%の伸びは、四半期ごとの統計がある1992年以降で2番目に低い数字。コロナ禍から経済活動を再開しV字回復を遂げた2021年1~3月期(前年同期比18.3%)の後、GDPの伸び率は低迷している。

【経済】新型クラウン、SUVも登場 イメージ一新、全車ハイブリッドに(7/15.Fri)

 トヨタ自動車は15日、看板車種「クラウン」の新型車を発表した。これまでのセダンタイプだけでなく、SUVなどを初めて加えて4モデルとした。トヨタ初の量産乗用車として誕生し、今回で16代目となるロングセラー。最近は高齢男性に客が偏って販売が低迷していたが、イメージを一新して反転を図る。新しい4モデルはセダンとSUVのほか、セダンとSUVを融合させたクロスオーバー、そしてスポーツ。まずクロスオーバーを今秋に発売する。クロスオーバーはこれまでより車高を高くし、視認性を良くした。全車がハイブリッド車(HV)となる。価格は、税込み435万~640万円。

【社会】国内感染最多、初の11万人超え 新型コロナ、今年2月を上回る(7/16.Sat)

 新型コロナウイルスの国内感染者は16日、午後7時半現在で新たに11万675人が確認された。1日あたりの全国の新規感染者数は、これまで今年2月5日の10万4163人が最多だったが、これを約6500人上回り、初の11万人台となった。第7波の急拡大はさらに続く可能性がある。全国的な最多は東京都の1万8919人。16日までの1週間平均でみると、1日あたりの感染者数は1万4106人で、前週の2.09倍となった。2番目は大阪府の1万2351人で、2月以来、約5カ月ぶりに1万2000人を超えた。青森県、熊本県は5日連続、福岡県は3日連続で最多を更新した。今年に入ってからの第6波は、2月5日の10万4163人がピークで、初めて1日の感染者が10万人を超えた。そこから減少傾向に転じ、6月には1万人を切ることもあったが、7月に入って急上昇。累計の感染者数は今月14日に1000万人を超えた。

◆「就活割」で朝日新聞デジタルの会員になれば、すべての記事を読むことができ、過去記事検索、記事スクラップ、MYキーワードなど就活にとっても役立つ機能も使えます。大学、短大、専門学校など就職を控えた学生限定の特別コースで、卒業まで月額2000円です(通常月額3800円)。お申し込みはこちらから

アーカイブ

テーマ別

月別