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★【社会】東電旧経営陣4人に13兆円の賠償命令 原発事故めぐる株主代表訴訟(7/13.Wed)
東京電力福島第一原発事故をめぐり、東電の株主48人が旧経営陣5人に対し、「津波対策を怠り、会社に巨額の損害を与えた」として22兆円を東電に賠償するよう求めた株主代表訴訟の判決が13日、東京地裁であった。朝倉佳秀裁判長は、巨大津波を予見できたのに対策を「先送り」して事故を招いたと認定。取締役としての注意義務を怠ったとして、勝俣恒久元会長ら4人に連帯して13兆3210億円を支払うよう命じた。他に賠償を命じられたのは清水正孝元社長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長で、国内の民事裁判で出た過去最高の賠償額とみられる。小森明生元常務の賠償責任は否定された。
★【社会】日本のジェンダーギャップ指数、116位 今回も主要先進国で最下位 (7/13.Wed)
世界経済フォーラム(WEF)は13日、世界の男女格差の状況をまとめた2022年版の「ジェンダーギャップ報告書」を発表した。146カ国を対象に、教育・健康・政治・経済の4分野を分析。教育環境や閣僚の数、賃金の男女差などを比べ、「平等」への達成率を指数化した。男女が平等な状態を100%とした場合、世界全体での達成率は68.1%。平等の実現までの年数はコロナ禍で1世代分遅れ、今のペースでは132年かかると警告した。日本は116位だった。世界で最も男女平等に近い国はアイスランドで、達成率は90.8%と唯一90%を超え、13回連続の首位の座を守った。2位のフィンランド(86.0%)、3位のノルウェー(84.5%)、5位のスウェーデン(82.2%)と上位には北欧諸国の「常連」がひしめく。4位はニュージーランドだった。6位と8位にはルワンダとナミビアのアフリカ2カ国がランクインした。9位はアイルランドだった。前年81位だったロシアは、今回対象になっていない。一方、日本は達成率65.0%で116位と、前回に続いて主要先進国で最下位。前回の120位から順位は上がったが、今回は調査対象国が10カ国減っている。長年の課題である政治と経済分野が低迷の原因だ。特に経済の達成率は56.4%で、前年の60.4%から後退した。コロナ下で女性の労働参加や管理職の割合が減ったことが響いた。
★【国際】中国4~6月期GDPは0.4%増 ゼロコロナで急減速(7/15.Fri)
中国国家統計局が15日に発表した4~6月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質成長率が前年同期比0.4%だった。前期(1~3月期)と比べるとマイナス2.6%となり、減速が鮮明になった。また1~6月期では前年同期比2.5%となり、秋の共産党大会に向けて習近平(シーチンピン)指導部が掲げる今年の経済成長率目標「5.5%前後」の達成は厳しい情勢だ。0.4%の伸びは、四半期ごとの統計がある1992年以降で2番目に低い数字。コロナ禍から経済活動を再開しV字回復を遂げた2021年1~3月期(前年同期比18.3%)の後、GDPの伸び率は低迷している。
★【経済】新型クラウン、SUVも登場 イメージ一新、全車ハイブリッドに(7/15.Fri)
トヨタ自動車は15日、看板車種「クラウン」の新型車を発表した。これまでのセダンタイプだけでなく、SUVなどを初めて加えて4モデルとした。トヨタ初の量産乗用車として誕生し、今回で16代目となるロングセラー。最近は高齢男性に客が偏って販売が低迷していたが、イメージを一新して反転を図る。新しい4モデルはセダンとSUVのほか、セダンとSUVを融合させたクロスオーバー、そしてスポーツ。まずクロスオーバーを今秋に発売する。クロスオーバーはこれまでより車高を高くし、視認性を良くした。全車がハイブリッド車(HV)となる。価格は、税込み435万~640万円。
★【社会】国内感染最多、初の11万人超え 新型コロナ、今年2月を上回る(7/16.Sat)
新型コロナウイルスの国内感染者は16日、午後7時半現在で新たに11万675人が確認された。1日あたりの全国の新規感染者数は、これまで今年2月5日の10万4163人が最多だったが、これを約6500人上回り、初の11万人台となった。第7波の急拡大はさらに続く可能性がある。全国的な最多は東京都の1万8919人。16日までの1週間平均でみると、1日あたりの感染者数は1万4106人で、前週の2.09倍となった。2番目は大阪府の1万2351人で、2月以来、約5カ月ぶりに1万2000人を超えた。青森県、熊本県は5日連続、福岡県は3日連続で最多を更新した。今年に入ってからの第6波は、2月5日の10万4163人がピークで、初めて1日の感染者が10万人を超えた。そこから減少傾向に転じ、6月には1万人を切ることもあったが、7月に入って急上昇。累計の感染者数は今月14日に1000万人を超えた。
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