★【建設向け】ドローン、大手も参入 ソニー・コマツなど（8/24.Mon）
ソニーは独自に開発したドローン（無人飛行機）の機体を披露し、年内に建設現場向けサービスを始めると発表した。政府が進めるルール整備もにらみながら、企業間の競争が激しくなってきている。
ソニーは、子会社とベンチャー企業がほぼ半分ずつ出資した新会社を設立し、この会社がドローンビジネスを手がける。まずは建設現場の資材の在庫などを上空から調べるサービスを提供する。建設機械のコマツは、ドローンが建設現場を測量する事業を２月から始めた。富士通は2018年度までドローンで橋の老朽化をチェックする実験に取り組むという。
★【ネット】アマゾンも動画「見放題」 ９月から参入（8/27.Thu）
米ネット通販最大手のアマゾンは９月から、日本で映画やドラマなど動画の見放題サービスに参入する。動画見放題サービス「プライム・ビデオ」は、アマゾンのプライム会員になることで利用でき、日本や米国の映画やドラマ、バラエティー番組などが見放題になるサービス。プライム会員は年会費を支払うと通常より早い配達などの特典が受けられる制度で、既に会員になっている人は追加料金なしで動画見放題も利用できる。９月には、米動画配信大手ネットフリックスも日本でサービスを始めるなど動画配信を巡る競争は激しくなっている。
★【連合調査】マタハラ、「知ってる」９割でも「改善せず」過半数（8/27.Thu）
連合は、妊娠や出産を理由にした違法な解雇や降格などの「マタニティー・ハラスメント（マタハラ）」について、意識調査の結果を発表した。「言葉を知っている」とした回答者は93.6％に上ったが、マタハラの改善など周りの意識変化については６割以上が「変わっていない」と答えた。育児休業を希望したが取れなかった人も４割近くいた。
★【マイナンバー】個人情報保護法改正案が参院可決 個人データ使いやすく (8/28.Fri)
個人情報保護法改正案は参院本会議で自民党、公明党、民主党などの賛成多数で可決された。プライバシー保護の監督・監視役となる第三者機関は来年１月に発足する。マイナンバー法改正案の修正案が９月３日にも衆院で可決されるのを待って成立する。全面施行は公布から２年以内。個人情報保護法は、企業などが個人情報を扱う際のルールを決めたもの。2003年の法律成立以来初めて、本格的に改正される。プライバシー保護のあり方を見直し、企業が持つ個人データを使いやすくして、ビッグデータの活用を後押しするねらいがある。
★【自動車】スズキと独VW、提携解消へ 国際仲裁裁判所が判断 (8/30.Sun)
自動車大手スズキは筆頭株主である独フォルクスワーゲン（VW）との提携解消が決まったと発表した。提携継続を求めるVWと４年にわたって争ってきたが、スズキの主張が通った。ＶＷが持つスズキ株式19.9％分は、スズキが買い取る。
両社は2009年に資本提携を結んだが、経営の独立性などをめぐり対立。スズキが提携解消を要求したがＶＷが株の売却を拒んだため、国際仲裁裁判所に仲裁を申し立てていた。一方、仲裁判断は、スズキのＶＷに対する契約違反も認定した。ＶＷは、スズキに損害賠償を求める可能性がある。仲裁には上級審がなく、判断は最終結論になる。
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2024/12/04 更新
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