妖怪ウォッチ 親子殺到 まるでとりつかれたみたい!? (8月2日朝日新聞朝刊)
昨夏発売のゲームソフト「妖怪ウォッチ」が一大ブームに大化けしている。怖くない「ゆるキャラ」風が子どもたちに受けて、親たちがおもちゃなどの関連商品を求めて炎天下を走り回る。品薄と周到なメディア展開にあおられた人気はどこまで続くのか。
昨夏発売のゲームソフト「妖怪ウォッチ」が一大ブームに大化けしている。怖くない「ゆるキャラ」風が子どもたちに受けて、親たちがおもちゃなどの関連商品を求めて炎天下を走り回る。品薄と周到なメディア展開にあおられた人気はどこまで続くのか。
土曜日の社会面にトップ記事として大きく掲載されました。いまや社会現象にまでなっている「妖怪ウォッチ」の話題です。
記事では、このロールプレイングゲームの登場人物や設定が詳しく解説されています。まだ内容を知らない人にとっては「早わかり」として便利でしょう。また、関連グッズを扱っている企業のさまざまな取り組みも紹介されていますから、業界研究にも役立ちます。チェックしましょう。
ちなみに、企業はどんな顔ぶれでしょうか。記事を元に整理してみます。
・ゲームソフト(レベルファイブ) ニンテンドーDS用のソフトを販売
・おもちゃ(バンダイ) 妖怪メダルや腕時計型の玩具を販売
・スタンプラリー(西武鉄道) 沿線で実施し、ラッピング列車も走る
・雑誌・本(小学館) 月刊「コロコロコミック」で連載中
・映画(東宝) 2014年12月20日に公開予定
・アニメ(テレビ東京) 2014年1月から放送
・音楽(エイベックス) アニメ番組のテーマ曲のCDを発売
どうですか。一つのヒット作品の誕生によって、関連する産業がどれほど大きく広がるかがわかります。
記事には早速、続報もあります。4日後の朝刊経済面の「妖怪ウォッチ 大化け65億円」です。関連商品を製造するバンダイナムコホールディングスでは、4~6月の売り上げ好調で、想定を大幅に上回る65億円に達したそうです。
これによってバンダイナムコでは、4~9月期の業績予想を見直しています。売上高は従来予想の2350億円から、8.5%増の2550億円へと上方修正。純利益の予想も見直し、従来の125億円から160億円へと大きく増やしています。
すごいですね。この機会に、ほかの企業の動きにも注目しましょう。
2024/11/21 更新
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