(Reライフ 人生充実)宅配食 健康の隠し味 (6月8日朝日新聞朝刊)
冷凍食品のニチレイフーズが2004年から売り出している冷凍タイプの宅配食「気くばり御膳」。カロリー、塩分、脂質などに配慮した冷凍の宅配食だ。
冷凍食品のニチレイフーズが2004年から売り出している冷凍タイプの宅配食「気くばり御膳」。カロリー、塩分、脂質などに配慮した冷凍の宅配食だ。
今年から始まった朝日新聞の新ページ「リライフ 人生充実」。仕事や子育てが一段落して、これからは自分の大切な人生を充実させたい――そんな願いをもつシニア世代に向けて、暮らしに役立つ情報を届けるのが「リライフ」です。日曜日に見開きで載っています。
つまりこのページには、シニア世代に特化したさまざまな商品やサービスが、数多く登場します。世代人口が多いこの市場は、企業にとっても重要。業界研究のためにも、是非チェックしておきたいところです。
今回の記事では、自宅に弁当などの食事を届ける「宅配食」が取り上げられています。ニチレイフーズの工場に記者が入り、丁寧な手作業による調理や安全管理の実態を確かめ、報告しています。朝日新聞で長年、「食」をテーマに取材を続けてきたベテラン記者による記事です。
記事中にもあるように、宅配食市場は急成長していて、こうした食品会社のほかにも、コンビニや生協、薬局などが参入しています。シニア世代に向けた商品開発は、企業の成長にとって欠かせないことが分かります。宅配食だけでなく、さまざまな商品やサービスがあります。
たとえばローソンは、全国の自治体と連携して健康相談を始めました。セブン-イレブンは福岡県で、高齢者の安否を宅配時に確認する「見守り活動」をスタートしています。
ほかにも、ドラッグストア大手のサンドラッグが、シニア世代向けに選んだ化粧品や弁当などを揃えた店舗展開に乗り出すなど、取り組みはさまざまです。自分が関心のある業界について、どのようなシニア世代向けの動きがあるのか、研究してみましょう。
2024/11/23 更新
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