いつも心にエンジェルを。
先日、めちゃくちゃ太っ腹なインターンシップを見てきました。ユニクロなどを展開するファーストリテイリングの海外インターン「グローバルスタディプログラム」です。渡航費や滞在費はもちろん、食事代や現地での移動交通費も会社持ちという破格の待遇。こんなインターンなら私だって参加したい! ただ、このインターンに選ばれるのは、もしかしたら採用されるより大変かも……?
先日、めちゃくちゃ太っ腹なインターンシップを見てきました。ユニクロなどを展開するファーストリテイリングの海外インターン「グローバルスタディプログラム」です。渡航費や滞在費はもちろん、食事代や現地での移動交通費も会社持ちという破格の待遇。こんなインターンなら私だって参加したい! ただ、このインターンに選ばれるのは、もしかしたら採用されるより大変かも……?


応募者総数は大学生・大学院生約2400人。事前のレポート提出や面接を経て選ばれた参加者は73人。競争率約33倍の狭き門です。3年生が目立ちますが1、2年生もいます。インターンを受け入れるのは、ユニクロの店舗のある上海(中国)、シンガポール、台北(台湾)、メルボルン(オーストラリア)、ロンドン(英国)の5都市。学生が滞在するのは約1週間です。日本での事前研修もあり、「10年後のユニクロ」をテーマに派遣都市ごとに分けられたグループで、ビジネスプランについてプレゼンテーションを行います。役員らの助言を得た上で、海外の市場調査や店舗研修に参加しました。そして、学生自身が発見した現地の課題を踏まえて、それぞれの都市における同社の「成長戦略」を考えるというものです。
今回のインターンを企画した人事部長、中西一統さんは、「オーストラリアや韓国など、海外でも積極的に人材を育成していますが、海外店舗を運営できる人材は絶対的に不足している。だからこそ、ファーストリテイリングに入れば早くから海外で働くチャンスがまわってくる、という部分を学生にアピールしたかった」といいます。
インターンや説明会では学生にエース社員を会わせろ、というのが人事業界の常識ですが、今回のインターンでは、現地CEO(最高経営責任者)や、マーケティングの責任者などはもちろんのこと、取引先の銀行関係者、現地の大学の学生との接点など、もりだくさんなプログラムを組みました。中でも学生に好評だったのが、20代で大規模店の店長を務めるようなエース社員とのコミュニケーションだったといいます。





