ヒットの人 キリンの人気商品を手がけた和田徹さん(53) (2月26日朝日新聞朝刊)
キリンビールの発泡酒「淡麗」、缶チューハイ「氷結」、ノンアルコールビール「キリンフリー」を世に送り出してきた。そのヒットメーカーが今、手がけているのは、作り手の顔が見えるクラフトビールだ。
キリンビールの発泡酒「淡麗」、缶チューハイ「氷結」、ノンアルコールビール「キリンフリー」を世に送り出してきた。そのヒットメーカーが今、手がけているのは、作り手の顔が見えるクラフトビールだ。
朝日新聞のコーナー「ヒットの人」は、就職活動中の学生にとっては業界研究に取り組むうえでも、大いに参考になりそうです。企業で新たな人気商品を生み出しているのは、どんな人なのか。その横顔や発想法にせまります。
和田さんは、ビール会社の有名ヒットメーカー。これまで数々の人気商品を開拓してきました。キリンは今年1月、この和田さんをトップに抜擢して、新会社の「スプリングバレーブルワリー」を設立しました。小規模で個性的な「クラフトビール」の市場開拓や商品開発、店舗運営に取り組むそうです。
そんな和田さんは、記事のインタビューでこう語っています。
「大手4社の代理戦争がクラフトビールで、というとらえ方は違う。これからは一緒に盛り上げていく時代」
和田さんのこれまでの足跡そのものへの自負や信念が、ここににじんでいると感じませんか。発泡酒も、缶チューハイも、ノンアルコールビールも、実際に和田さんが世の中へ送り出してきたヒット商品は、キリンという1社にとってだけでなくまさにビール業界にとっての財産。これからさらにどんな活躍をされるのか。期待がふくらみます。
ところで、この記事が掲載されている「be Extra」の「TREND」紙面では、ほかにも数々の花粉症対策グッズの話題や、新趣向のオフィス用品など、社会の流れ(トレンド)をつかもうとする企業の意欲的な製品やサービスが満載です。ぜひ紙面を開いて、ほかの記事もチェックしてください。
2024/11/21 更新
※就活割に申し込むと、月額2000円(通常3800円)で朝日新聞デジタルが読めます。
1
2