いつも心にエンジェルを。
みなさんは、なんとなく目の前の課題にやる気が出ない、前向きな気持ちになれないときはありませんか? 私にはよくあります。そんなときはとりあえず目の前の作業を“一旦停止”。お茶を飲んだり、好きな音楽を聴いたりするようにしています。モヤモヤを抱えたままでの作業にはミスも出やすいものです。私の場合、仕事中はまとまった時間、離席することができないので、飲み物を買いに行く、歯磨きする、などで気持ちを切り替えるようにしています。
みなさんは、なんとなく目の前の課題にやる気が出ない、前向きな気持ちになれないときはありませんか? 私にはよくあります。そんなときはとりあえず目の前の作業を“一旦停止”。お茶を飲んだり、好きな音楽を聴いたりするようにしています。モヤモヤを抱えたままでの作業にはミスも出やすいものです。私の場合、仕事中はまとまった時間、離席することができないので、飲み物を買いに行く、歯磨きする、などで気持ちを切り替えるようにしています。


自宅にいるときも、家事のモチベーションが著しく下がるときがあります。単に疲れている、というときもありますが、多くの場合は、自分は「がんばっている」のに目の前にいる夫が「がんばっていない」ときです。こんなことがありました。
私はアンガーマネジメントを学んでいるので、そこで怒り爆発とはなりませんが、「なぜ弁当づくりはいつも私だけ?」「こっちは起きてからほとんどソファに座る余裕もなく立ち働いているのに、ほんの数分『寒い』くらい我慢してほしい」など、いろんな思いがよぎります。しかも我が家は共働き、経済的な負担も同じようにしています。いや、仮に専業主婦だったとしても、片務的な生活は快適ではないですよね。
作家のエージェント会社コルク社長の佐渡島庸平さん(人気コミック「宇宙兄弟」や「ドラゴン桜」の仕掛け人)が、朝日求人WEBのインタビュー「仕事力」で、講談社のコミック編集部員だった時代を振り返っていました。「例えば受信したファクスを取りに行って配ると、誰がどのくらい外部とやり取りしているかがはっきりわかる。電話の取次ぎもそう」。つまり細かな事務作業を通じ、先輩の仕事を盗み見ることで、自分の「成長」の種をつかむことができるのだから、雑用をしないのは「もったいないぞ」と。
日本企業はこれまで、「いつでも」(長時間労働可能)、「どこでも」(転勤可能)、「なんでも」(仕事内容は選べない)という総合職と、職場や職務が一部限定的な一般職あるいは専門職(ここまでは正社員であることが多い)、そして契約、嘱託、パートなどの非正社員に分類されてきました。総合職社員は出世や昇給ペースの差こそあれ、給与、待遇など労働条件はほぼ同じ、という時代が長かったのです。
しかし、2000年代から事務系の一般職などが非正社員化され、正社員として残った総合職にも多様な働き方が広がってきました。「いつでも」「どこでも」「なんでも」ではない社員が職場に増えたことは、多様な視点をもつ、という意味では職場として歓迎すべきことなのですが、それを不公平に感じる社員がいるのもこれまた現実です。





