いつも心にエンジェルを。
この連載ではエンジェル企業を見極めるにはOB・OG訪問などを通して、最後は「自分の目で確かめるのが肝心」と言い続けています。そうすると学生にこう質問されます。「OB・OG訪問はやらないといけないんですか」「どうやって訪問先を探すのですか」「行きたい企業のOB・OGがいない場合どうするんですか」の3点セットです。確かに、一口にOB・OG訪問といっても、そう簡単ではありません。そんな就活生、特に女子学生にうってつけのサイトを一つ紹介します。
この連載ではエンジェル企業を見極めるにはOB・OG訪問などを通して、最後は「自分の目で確かめるのが肝心」と言い続けています。そうすると学生にこう質問されます。「OB・OG訪問はやらないといけないんですか」「どうやって訪問先を探すのですか」「行きたい企業のOB・OGがいない場合どうするんですか」の3点セットです。確かに、一口にOB・OG訪問といっても、そう簡単ではありません。そんな就活生、特に女子学生にうってつけのサイトを一つ紹介します。


サイト名は「女子大生のためのWEBマガジン*ハナジョブ」。2008年、社会課題の解決を通して女子学生の想像力やリーダーシップを育むことを目的としてスタートしました。当初は「
ハナジョブを運営する「NPO法人ハナラボ」代表理事の角(すみ)めぐみさん(右写真)は「ポイントは、女子学生自身が学生記者として取材相手を探し、交渉し、インタビューして記事を書いているということ。プロではなく、女子学生の目線で、OG訪問の延長のように話を聞いているからこそ、就活に役立つと思っています」と話します。
「私より優秀な人たちがどうして?」「もったいない」という気持ちを抑えきれず、当初は、会社を辞めて家庭に入った女性たちの社会復帰を手助けするようなビジネスを起業したいと思ったそうです。しかし、これから社会に出る学生にこそ「意識改革」をしてもらい、人生の選択の幅を広げてもらうほうが効果的なのでは、と思い、立ち上げたのが「ハナジョブ」です。その運営組織を「ハナジョブ*イノベーションラボ(略称ハナラボ)」と命名し、2012年にNPO法人化しました。
大きなものでは2013年度から、横浜市の大佛(おさらぎ)次郎記念館の活性化を担い、十数人の女子学生チームで、来館者数アップのための施策として、元町商店街のショップとのコラボや、レトロな会館を使ったウェディングイベントなど、女子学生ならではの視点で提案し、実行しています。





