いつも心にエンジェルを。
今日はみなさんに謝りたいことがあります。これまでこの連載では、結婚や出産といったライフイベントをきっかけに仕事との両立が大変になったとしても、安易に辞めないで、というメッセージを発信してきました。そのためにも、労働者としての立場が比較的守られている「正社員」にこだわってほしい、「正社員」という立場を得られたら、できるだけ手放さないでほしい、と。
今日はみなさんに謝りたいことがあります。これまでこの連載では、結婚や出産といったライフイベントをきっかけに仕事との両立が大変になったとしても、安易に辞めないで、というメッセージを発信してきました。そのためにも、労働者としての立場が比較的守られている「正社員」にこだわってほしい、「正社員」という立場を得られたら、できるだけ手放さないでほしい、と。


そんな私が、今回、朝日新聞社を退社することになりました。言行一致せず、本当にごめんなさい。何か粗相をした、ということではありません。子育ての一番しんどい時期も過ぎました。なのに、なぜ辞めるのか。
そんなときに、とても親しくしていた方が相次いで亡くなりました。
中でも女性は出産によってマミートラック(働き続けることはできるけれど、やりがいや出世などは望めない職場ばかりに配置されること)を走らされたり、時短勤務をすることで肩身の狭い思いをしたり、男性中心の会社で、実力を正当に評価されなかったり、ストレスに苦しむ人は少なくありません。
就活がうまくいかなくて悩んでいる人、希望の職種で正社員になれず悔しい思いをしている人、人生には何度でも転機があります。イジメやパワハラに苦しんでいて、いまは目の前が真っ暗でも、「生きていてよかった」と思える瞬間は必ずあります。そして、最後の最後、まさに棺桶に入るときに「楽しい人生だった」と言える可能性は無限にあるのです。とりあえず、いま、できるだけのことをして、自分なりに最善の選択をしたと思えたら、もうそれで十分です。





