SDGs(持続可能な開発目標)関連の業務に携わっている若手・中堅社員に直撃インタビューする「SDGsに貢献する仕事」の第19回は、日本最多のお笑い芸人を擁し、劇場、芸人養成所などの運営、番組やイベント制作などさまざまなエンターテインメントを提供している芸能プロダクションの吉本興業が登場します。一見縁のなさそうな「SDGs」というテーマですが、お笑いを軸に多様なエンタメを手がけてきた吉本の力をフルに活用し、2030年の目標達成に向けたいろいろな啓発活動を行っています。地球がサステナブルであったほうが、お笑いも受け入れられる――そんな思いが活動の根底にあります。(編集長・福井洋平)【お話をうかがった方のプロフィル】
コーポレート・コミュニケーション本部コーポレート事業推進部 部長 宮本稔久さん(みやもと・としひさ 写真左)
2002年同志社大学大学院卒業、同年吉本興業入社。マネジメントセンター、映像制作センターなどを経て現職。
コーポレート・コミュニケーション本部コーポレート事業推進部 王柳さん(おう・りゅう 写真右)
中国・成都出身。2022年東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻博士課程単位取得退学、同年吉本興業に入社し現職。



■吉本興業とSDGS
■SDGsにかかわるきっかけ
■吉本ならではの取り組み
ほかには山口県の周防大島で、離島の子どもたちに東大生と芸人さんがタッグを組んで、1日限りの特別授業をする企画もあります。学生にどんな授業が面白くなるかを考えてもらって、芸人さんがそれを実現するというスタイルです。去年は芸人さんの得意ジャンルを生かし、元国際線CAのCRAZY COCOさんが英語、サッカー好き芸人「パンサー」の尾形貴弘さんがサッカー、生き物が大好きな「ココリコ」の田中直樹さんが魚や生物、最近俳句の本を出した「フルーツポンチ」の村上健志さんが俳句を教えたりして、満足度が高かったですね。
■大変だったこと
■今後の展開
■SDGsとビジネス






