そもそも企業はなぜGDをするのでしょう。一度に5~8人が参加するGDは、個別に会う個人面接よりも効率的に選考できることですが、それだけではありません。
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凸版印刷】出来るだけ多くの人に会いたいので、大勢を受け入れるためにやっています。学生同士で話をさせることで、結構いろいろなものが見えてきます。結論を導き出すためにどういうパートを担って、どう対応するか。
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伊藤忠商事】(見るポイントは)振る舞いですね。メンバーの意見を取り入れながら、自分の意見をうまく出せるか。求める人材像の一つに「チームワーク」があります。商社のビジネスはチームで動くことが多いので、「個の力」を前提としながら、チーム戦ができるかも見ています。
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阪急阪神百貨店】集団の中でどんな行動をとる人なのか、を見ています。発言内容を通して、「会議の時にこんな人が1人いたらいいな」とか、逆に「こういう人がいたら困るな」という視点は面接官みんなが持っていると思います。例えば、場の空気を読みながら話をうまく前に進める人は前者であり、自己中心的でチームの輪を乱す人や、発言が多いだけで話が散漫な人は後者にあたると思います。まだ学生なので、ディスカッションの結果そのものには期待していません。むしろ、ディスカッションのプロセスをじっくり見ているということです。
個人面接をすれば年上の社員に対するコミュニケーション能力はわかります。でも、仕事の多くはチームプレーですから、集団の中でどんな行動をとる人なのかを知りたいのです。どんなに優秀な人でも、チームの輪を乱す人では会社にとってマイナスですからね。
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