
■南町田グランベリーパークへの思い
──南町田グランベリーパーク(写真)で「持続可能なまちづくり」を手がけている藤井さんですが、まちはどうすれば「持続可能」になると思いますか。
藤井 不動産は作ったら「はい、終わり」ではなく、そこからがスタートです。5年後、10年後も住み続けている地域住民の方々といかに連携してそのまちを好きになってもらうか、愛着を持ってもらうかが、持続可能なまちづくりにつながると思います。イベントに参加してもらったり、地域のブランド力を高めたりといった地道な、すぐには効果が出ないような取り組みこそが大事だと思っています。
──南町田グランベリーパークをどういうまちにしていきたいですか。
藤井 お買い物をしたり遊んだりする場所だけではなく、自分の場所と思ってもらえるまちにしていきたいです。イベントの参加側だけじゃなくて、自分も主催側で南町田グランベリーパークを利用する人がもっと増えてほしいですね。まだ道半ばですが、後押ししていきたいと思っています。
──南町田グランベリーパークというまちがSDGsに貢献していくため、これからどうあるべきだと思いますか。
藤井 このまちは地域の防災拠点でもありますし、環境に配慮したグリーンインフラ という仕組みも施されていたりしますが、一般のお客様にはあまり知られていません。それを押しつけがましくならないよう、楽しみながら学べるイベントを開催したり、直近では「地球環境大賞」という環境の表彰制度で大賞を受賞したのですが、外部指標で評価していただくことによって注目度を高めていったり。そうしたイベントやメディアを上手く活用して、南町田グランベリーパークがきっかけで、SDGsに興味をもってもらえるとよいと思っています。
──藤井さんから見た、このまちの推しポイントは。
藤井 ひとつご紹介すると、商業施設と鶴間公園が融合したパークライフ・サイトにある「まちライブラリー」では、公園をリニューアルした際の伐採材を椅子や机に再利用しているので是非立ち寄ってみて欲しいです。あとは商業施設には「生活遊園地」というコンセプトがあり、お買い物を中心に、映画館やフードコート、7つの屋外広場などもあり、テーマパークのように楽しく遊べます。
(写真・東急株式会社提供)