- トップ >
- 企業と業界を知る >
- SDGsに貢献する仕事 >
- SDGsに貢献する仕事一覧 >
- 記事詳細
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
セブン-イレブン・ジャパン〈後編〉コンビニ=使い捨てというイメージを変えたい【SDGsに貢献する仕事】
2023年09月06日
SDGs(持続可能な開発目標)関連の業務に携わっている若手・中堅社員に直撃インタビューする「SDGsに貢献する仕事」の第10回、コンビニエンスストアチェーンのセブン-イレブン・ジャパンの後編をお届けします。プラスチック使用量削減や食品ロス削減など、セブン-イレブン全体で環境負荷をできるだけ少なくする取り組みが続けられています。入社前はコンビニ=使い捨てというイメージもあったという女性社員も、そんな会社全体の変化を感じ取っています。そして、SNS発信や節電ステッカーの企画などさまざまな発信を続けています。(編集長・福井洋平)
(前編はこちら)
(冒頭のSDGsアイコンは、セブン-イレブン・ジャパンが重視するゴール)
【お話をうかがった社員のプロフィル】
笹林綾子(ささばやし・あやこ)さん=株式会社セブン-イレブン・ジャパン サステナビリティ推進室。2006年立教大学社会学部卒業、同年セブン-イレブン・ジャパン入社。直営店勤務、OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー、店舗経営相談員)、株式会社セブンカルチャーネットワークで旅行商品の企画や販売、建築設備本部で既存店の設備手配業務を経て、2020年から現職。
(前編はこちら)
(冒頭のSDGsアイコンは、セブン-イレブン・ジャパンが重視するゴール)
【お話をうかがった社員のプロフィル】
笹林綾子(ささばやし・あやこ)さん=株式会社セブン-イレブン・ジャパン サステナビリティ推進室。2006年立教大学社会学部卒業、同年セブン-イレブン・ジャパン入社。直営店勤務、OFC(オペレーション・フィールド・カウンセラー、店舗経営相談員)、株式会社セブンカルチャーネットワークで旅行商品の企画や販売、建築設備本部で既存店の設備手配業務を経て、2020年から現職。
節電取り組む店舗をステッカーでPR
■セブン-イレブン・ジャパンのSDGsへの取り組み
──いまはPR担当として、SDGsやESG全ての分野について発信されているのですね。
はい、セブン‐イレブン・ジャパンHP内のサステナビリティページの管理や、公式SNSアカウントの中でESGに関わる取り組みについて発信するのがメイン業務です。最近では5月2日の「お茶の日」にあわせ、前編でご紹介した100%リサイクルのペットボトルを使用している「一(はじめ)緑茶 一日一本」4種類を紹介するSNS投稿の反応がよかったですね。
──店舗に貼るステッカーも企画されたそうですね。
CO₂排出量の削減のためには、加盟店の省エネを進めることが最も重要です。本部でも店舗へ省エネ設備を導入したり、太陽光発電パネルを店舗に設置したりという取り組みを行っています。店舗には、節電効率を上げるために店頭にある商品を冷やすケースのフィルターを定期的に掃除してもらったり、バックルームを使っていないときに電気を消してもらうなどの取り組みをお願いしていますが、本部としてもその取り組みをもっと後押しできないか考えていました。昨年3月と7月にセブン&アイグループ全体で店舗の照明を落とす「ライトダウンキャンペーン」を実施したのですが、そのときに現場から「こうしたお店での取り組みをもっと告知してほしい」というご意見をいただき、節電への取り組みについてももっと店舗内外にアピールできるようステッカーを店頭に貼ることを企画したのです。お客様だけでなく、オーナーさんや店舗従業員の皆さんにも節電への取り組みを再認識してもらえれば、と思っています。
──いまはPR担当として、SDGsやESG全ての分野について発信されているのですね。
はい、セブン‐イレブン・ジャパンHP内のサステナビリティページの管理や、公式SNSアカウントの中でESGに関わる取り組みについて発信するのがメイン業務です。最近では5月2日の「お茶の日」にあわせ、前編でご紹介した100%リサイクルのペットボトルを使用している「一(はじめ)緑茶 一日一本」4種類を紹介するSNS投稿の反応がよかったですね。
──店舗に貼るステッカーも企画されたそうですね。
CO₂排出量の削減のためには、加盟店の省エネを進めることが最も重要です。本部でも店舗へ省エネ設備を導入したり、太陽光発電パネルを店舗に設置したりという取り組みを行っています。店舗には、節電効率を上げるために店頭にある商品を冷やすケースのフィルターを定期的に掃除してもらったり、バックルームを使っていないときに電気を消してもらうなどの取り組みをお願いしていますが、本部としてもその取り組みをもっと後押しできないか考えていました。昨年3月と7月にセブン&アイグループ全体で店舗の照明を落とす「ライトダウンキャンペーン」を実施したのですが、そのときに現場から「こうしたお店での取り組みをもっと告知してほしい」というご意見をいただき、節電への取り組みについてももっと店舗内外にアピールできるようステッカーを店頭に貼ることを企画したのです。お客様だけでなく、オーナーさんや店舗従業員の皆さんにも節電への取り組みを再認識してもらえれば、と思っています。
サステナビリティへの取り組み 社としても全面に打ち出す
■SDGs、ESGに対する取り組み
──セブン-イレブン・ジャパンのESGに対する考え方を教えてください。
弊社をはじめとするセブン&アイホールディングスグループ全体の基本姿勢として、「お客様とのあらゆる接点を通じて、地域・コミュニティとともに住みやすい社会を実現する」をはじめとする7つの重点課題に取り組むことを示しています。また、環境負荷を減らして豊かな地球環境を未来につないでいくためセブン&アイの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を掲げており、CO₂排出量の削減や前編で説明したプラスチック対策、食品リサイクル対策、持続可能な調達ということに取り組んでいます。
──食品を多く扱うセブン-イレブン・ジャパンさんにとって重要な分野ですね。
そうですね。食品ロス、食品リサイクル対策は特にお客様の関心も高いです。食品廃棄物の量を売り上げに対して減らしていく、店頭に並んでいるものに対しては食品廃棄物のリサイクル率を100%にしていくという目標を掲げています。お客様にご協力いただくのが非常に重要ですので、一つの試みとして「エシカルプロジェクト」という、消費期限の近い商品には5%のポイントを付与するというシールを貼り、「ぜひ、そちらを選んで買ってください」という告知をする取り組みをしています。また、省庁や小売り各社とともに、購入してすぐに食べる時には手前に陳列されている商品をお客様に選んでいただく『てまえどり』の取り組みも進めています。
──ESGへの取り組みを、会社として打ち出していこうという流れがありますね
はい。2023年4月から弊社ウェブサイトのトップページでサステナビリティの項目が大きく取り上げられるようになりました。また、持続可能な調達をテーマにした商品開発もしていて、会社全体での取り組みが加速していると感じます。
今の若い世代の方々は私たちよりも、もっとSDGsやサステナブルに興味関心のある世代です。出張授業で弊社の話を聞きたいという学生と話をする機会がありますが、すごく関心が高く、難しい質問をしてくれる子もいます。若い方たちにもっとセブン‐イレブンを好きになってもらい、未来の来店につなげていくためには、サステナビリティが重要だと思います。
■今後の取り組み
──今後はどういったところに力を入れていきたいですか。
会社としては環境に対する取り組みはもちろんですが、ESGのSの部分である「社会貢献」についてもPRをしたいと思っています。たとえば、ダイバーシティ&インクルージョン、人権に関わる部分はきちんと発信していきたいです。
――セブン-イレブン・ジャパンさんは2023年に創業50周年を迎え、「4 VISIONS」というビジョンを掲げています。
「健康な社会」「地域と共に生きる社会」「環境配慮循環型社会」「多様な人財が活躍する社会」をキーワードに、いろんな取り組みを行っています。その中でも人財については、なかなか今まで取り組みきれていなかった部分です。最近では、加盟店の従業員さんがロールプレイで接客のスキルを競う「接客コンテスト」を実施し、大きな会場で全国大会も行いました。接客に対して自信を持ってもらったり、働きがいにつなげてもらったりしてほしいと考えています。店舗の従業員さんの教育についても、本部がサポートしながらやることで、より従業員さんの働きがい向上・定着に繋がるような教育スキーム、研修スキームを取り入れていきます。
──セブン-イレブン・ジャパンのESGに対する考え方を教えてください。
弊社をはじめとするセブン&アイホールディングスグループ全体の基本姿勢として、「お客様とのあらゆる接点を通じて、地域・コミュニティとともに住みやすい社会を実現する」をはじめとする7つの重点課題に取り組むことを示しています。また、環境負荷を減らして豊かな地球環境を未来につないでいくためセブン&アイの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』を掲げており、CO₂排出量の削減や前編で説明したプラスチック対策、食品リサイクル対策、持続可能な調達ということに取り組んでいます。
──食品を多く扱うセブン-イレブン・ジャパンさんにとって重要な分野ですね。
そうですね。食品ロス、食品リサイクル対策は特にお客様の関心も高いです。食品廃棄物の量を売り上げに対して減らしていく、店頭に並んでいるものに対しては食品廃棄物のリサイクル率を100%にしていくという目標を掲げています。お客様にご協力いただくのが非常に重要ですので、一つの試みとして「エシカルプロジェクト」という、消費期限の近い商品には5%のポイントを付与するというシールを貼り、「ぜひ、そちらを選んで買ってください」という告知をする取り組みをしています。また、省庁や小売り各社とともに、購入してすぐに食べる時には手前に陳列されている商品をお客様に選んでいただく『てまえどり』の取り組みも進めています。
──ESGへの取り組みを、会社として打ち出していこうという流れがありますね
はい。2023年4月から弊社ウェブサイトのトップページでサステナビリティの項目が大きく取り上げられるようになりました。また、持続可能な調達をテーマにした商品開発もしていて、会社全体での取り組みが加速していると感じます。
今の若い世代の方々は私たちよりも、もっとSDGsやサステナブルに興味関心のある世代です。出張授業で弊社の話を聞きたいという学生と話をする機会がありますが、すごく関心が高く、難しい質問をしてくれる子もいます。若い方たちにもっとセブン‐イレブンを好きになってもらい、未来の来店につなげていくためには、サステナビリティが重要だと思います。
■今後の取り組み
──今後はどういったところに力を入れていきたいですか。
会社としては環境に対する取り組みはもちろんですが、ESGのSの部分である「社会貢献」についてもPRをしたいと思っています。たとえば、ダイバーシティ&インクルージョン、人権に関わる部分はきちんと発信していきたいです。
――セブン-イレブン・ジャパンさんは2023年に創業50周年を迎え、「4 VISIONS」というビジョンを掲げています。
「健康な社会」「地域と共に生きる社会」「環境配慮循環型社会」「多様な人財が活躍する社会」をキーワードに、いろんな取り組みを行っています。その中でも人財については、なかなか今まで取り組みきれていなかった部分です。最近では、加盟店の従業員さんがロールプレイで接客のスキルを競う「接客コンテスト」を実施し、大きな会場で全国大会も行いました。接客に対して自信を持ってもらったり、働きがいにつなげてもらったりしてほしいと考えています。店舗の従業員さんの教育についても、本部がサポートしながらやることで、より従業員さんの働きがい向上・定着に繋がるような教育スキーム、研修スキームを取り入れていきます。
店舗オーナーから、学ぶ姿勢を学ぶことができた
■笹林さんの就職活動
―─大学時代はどういう専攻を?
社会学部で、消費社会を学んでいました。当時はロハスが流行っていた時期で、「環境にやさしい消費行動とはどういうことなのか」を学んでいたので、回り回って、今につながったなという感じです。
――就職活動ではどういう業種を受けられたのですか。
ディベロッパーや不動産関係の業種を中心に受けていて、実は小売り業界は弊社以外受けていません。たまたま就活中に本社ビルの近くを通りかかったのをきっかけに、どんな会社なのかなと思って調べてみたらOFCの仕事が面白そうで、それで受けてみました。
―─どういう点に惹かれたのですか。
単なる営業職ということではなく、店舗のオーナーさんや従業員の皆さんと一緒にチームを組んで、売上利益を上げていくためにどうしたらいいかを切磋琢磨、試行錯誤しながらやっていくところが面白そうだなと。そこに興味を持って、入社しました。
――「環境にやさしい消費行動」という専攻でしたが、コンビニという業態はどう見ていましたか。
「便利」であることを優先しているため、使い捨ての商品も多く、対極なイメージを持っていましたが、当時、ゼミの友人には「将来、セブン‐イレブンは環境にやさしい店舗になっていくはず」と言っていました。いまの自分の仕事には、運命的なものを感じています。
──入社の決め手は。
接した人たちの雰囲気がすごく良かったからです。他にも内定をいただいた会社もありましたが、将来性、ビジネスとしての安定性もあると感じました。
―─大学時代はどういう専攻を?
社会学部で、消費社会を学んでいました。当時はロハスが流行っていた時期で、「環境にやさしい消費行動とはどういうことなのか」を学んでいたので、回り回って、今につながったなという感じです。
――就職活動ではどういう業種を受けられたのですか。
ディベロッパーや不動産関係の業種を中心に受けていて、実は小売り業界は弊社以外受けていません。たまたま就活中に本社ビルの近くを通りかかったのをきっかけに、どんな会社なのかなと思って調べてみたらOFCの仕事が面白そうで、それで受けてみました。
―─どういう点に惹かれたのですか。
単なる営業職ということではなく、店舗のオーナーさんや従業員の皆さんと一緒にチームを組んで、売上利益を上げていくためにどうしたらいいかを切磋琢磨、試行錯誤しながらやっていくところが面白そうだなと。そこに興味を持って、入社しました。
――「環境にやさしい消費行動」という専攻でしたが、コンビニという業態はどう見ていましたか。
「便利」であることを優先しているため、使い捨ての商品も多く、対極なイメージを持っていましたが、当時、ゼミの友人には「将来、セブン‐イレブンは環境にやさしい店舗になっていくはず」と言っていました。いまの自分の仕事には、運命的なものを感じています。
──入社の決め手は。
接した人たちの雰囲気がすごく良かったからです。他にも内定をいただいた会社もありましたが、将来性、ビジネスとしての安定性もあると感じました。
■店舗勤務時代に学んだこと
――店舗勤務、OFCとして6年間勤務されていますが、特に思い出深いことはありますか。
ある店舗オーナーさんは「自分はみんなから学ぶ姿勢でやっている。高校生からも学ぶことはたくさんある」と言って、従業員である高校生やパートさんに接していました。当時は私もまだ若かったので、「そんなふうに接するのか」と驚きでした。どうしても本部の社員として店舗に行くと、「何か伝えなきゃ」「何か導かなきゃいけない」という思いだったのですが、そうではなく「ちゃんと学ぶつもりでいないとダメだ」と言われて。最初は本当に学びの連続でしたね、
──これは学んだなってことありましたか。
何十年もやっているベテランのオーナーさんと話をすること自体がはじめは大変でした。当時、「半熟カステラ」という真ん中がトロっとしているデザートがあったのですが、オーナーさんとしては多くのお客様に手に取ってもらえるか不安に感じていたようでした。私は当時勇気を出して、「これは絶対に売れますよ」と言って、いろんなところで話題になっている情報やお店として取り組む効果などを時間をかけて伝えることで、「ちょっとやってみるか」と。それで実際に売り上げとして結果が出てくると、オーナーさんが「笹林さんのアドバイスを聞いて、やってみて良かったよ」と言ってくれました。
――店舗勤務、OFCとして6年間勤務されていますが、特に思い出深いことはありますか。
ある店舗オーナーさんは「自分はみんなから学ぶ姿勢でやっている。高校生からも学ぶことはたくさんある」と言って、従業員である高校生やパートさんに接していました。当時は私もまだ若かったので、「そんなふうに接するのか」と驚きでした。どうしても本部の社員として店舗に行くと、「何か伝えなきゃ」「何か導かなきゃいけない」という思いだったのですが、そうではなく「ちゃんと学ぶつもりでいないとダメだ」と言われて。最初は本当に学びの連続でしたね、
──これは学んだなってことありましたか。
何十年もやっているベテランのオーナーさんと話をすること自体がはじめは大変でした。当時、「半熟カステラ」という真ん中がトロっとしているデザートがあったのですが、オーナーさんとしては多くのお客様に手に取ってもらえるか不安に感じていたようでした。私は当時勇気を出して、「これは絶対に売れますよ」と言って、いろんなところで話題になっている情報やお店として取り組む効果などを時間をかけて伝えることで、「ちょっとやってみるか」と。それで実際に売り上げとして結果が出てくると、オーナーさんが「笹林さんのアドバイスを聞いて、やってみて良かったよ」と言ってくれました。
──普段からSDGsを意識されることはありますか。
子どもが小学生と4歳なんですけど、普段から何か少しずつでも伝えたいと思い、節電などについては教えています。近所のセブン-イレブンの店舗にはペットボトル回収機があるので、使わせてもらっています。子どもはペットボトルを入れるのが楽しいみたいですね。
──コンビニエンスストアのイメージも子どもさんの世代から変えていければと。
本当にそうですね。使い捨てのイメージからはもう変わっていかなければいけないですね。少しでも環境に良い形にできれば。
■セブン-イレブン・ジャパンの働きやすさ
──産・育休を2回とられています。セブン-イレブン・ジャパンの働きやすさについてアピールする点はありますか。
今は9時半~17時の時短勤務です。社内では時短勤務をとっている人も増えていますし、時間内に打ち合わせできる環境も整ってきています。産休や育休も非常に取りやすく、フォローしてもらえる体制もある会社です。私は今も週3回、在宅勤務をしていますが、在宅勤務も柔軟に取らせてもらえます。そういった意味で、子育てしながら働きやすいと思っています。
(インタビュー写真・山本倫子)
子どもが小学生と4歳なんですけど、普段から何か少しずつでも伝えたいと思い、節電などについては教えています。近所のセブン-イレブンの店舗にはペットボトル回収機があるので、使わせてもらっています。子どもはペットボトルを入れるのが楽しいみたいですね。
──コンビニエンスストアのイメージも子どもさんの世代から変えていければと。
本当にそうですね。使い捨てのイメージからはもう変わっていかなければいけないですね。少しでも環境に良い形にできれば。
■セブン-イレブン・ジャパンの働きやすさ
──産・育休を2回とられています。セブン-イレブン・ジャパンの働きやすさについてアピールする点はありますか。
今は9時半~17時の時短勤務です。社内では時短勤務をとっている人も増えていますし、時間内に打ち合わせできる環境も整ってきています。産休や育休も非常に取りやすく、フォローしてもらえる体制もある会社です。私は今も週3回、在宅勤務をしていますが、在宅勤務も柔軟に取らせてもらえます。そういった意味で、子育てしながら働きやすいと思っています。
(インタビュー写真・山本倫子)
SDGsでメッセージ!
SDGsやESG、サステナブルという言葉に関心を持っている人の中には、セブン-イレブンをはじめ、コンビニエンスストアに対してあまり環境に良くないイメージを持っている人もいると思います。かつての私もそうでした。そのイメージを変えていくため、いま試行錯誤しながら取り組みを進めようとしています。何をするにもお客様の理解、取引先、加盟店、いろいろな方と連携して、協力し合いながら進めていくことが必要だと感じています。全国の2万店以上の店舗を通じてお客様と直接の接点を持てることは、弊社にとっても大きな強みです。そこで社会で求められているような取り組み、環境にも良い取り組みをステークホルダーに皆さまと共に進めていきたいと思っています。一気にジャンプアップした取り組みを実現するのは難しいのですが、これだけの規模で取り組みを進められる会社はほかにはなく、たくさんの可能性がある会社だと思います。
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
【流通・コンビニエンス】
1973年、セブン‐イレブン・ジャパンの前身となるヨークセブンを設立し、翌年5月に国内セブン‐イレブン1号店を開店。『既存中小小売店の近代化と活性化』『共存共栄』を創業の理念とし、これまで加盟店様との信頼関係に基づいた独自のフランチャイズシステムや優れた商品開発力、情報ネットワークを通じて、常に変革への挑戦を続けています。本年、創業50周年を迎えた今、「次の便利の扉を開く」ため、セブン‐イレブンはさらに変化し続けていきます。
2024/11/21 更新
- 副業の割増賃金、連合が「現行制度の堅持」要望 厚労省研究会に反論(19:02)
- ボージョレ解禁、市場活性化なるか 販売激減で撤退する輸入元も(18:18)
- キオクシア、12月中旬に株式上場へ 時価総額7500億円を想定(18:08)
- 新NISA口座開設数、ペース落ち着く 8月の株価急落で急ブレーキ(18:06)
- 高額療養費の上限引き上げ、議論スタート 背景に歳出削減 厚労省(17:50)
※就活割に申し込むと、月額2000円(通常3800円)で朝日新聞デジタルが読めます。
就職最新情報を知る
企業と業界を知る
ニュースで就活力を高める
-
1
SDGsに貢献する仕事吉本興業〈後編〉「やれないことがない会社」だからできること【SDGsに貢献...
-
2
SDGsに貢献する仕事吉本興業〈前編〉多様なエンタメ提供できる強み生かし啓発に取り組む【SDGs...