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ヤンマーホールディングス株式会社
ヤンマーホールディングス〈前編〉米の契約栽培で農家と伴走 食品廃棄物の資源循環サイクルも【SDGsに貢献する仕事】
2023年04月05日
SDGs(持続可能な開発目標)関連の業務に携わっている若手・中堅社員に直撃インタビューする「SDGsに貢献する仕事」の第7回は、農業機械メーカーのヤンマーホールディングスです。農機を作って売る会社ですが、米や野菜を生産する農家との契約栽培事業も行っています。気候変動に対応できる栽培技術を伝え、営農計画から出荷、販売まで、生産者に伴走してトータルソリューションを提供する仕事です。担当者は約60軒の農家を訪ねるため、西日本を年中駆け巡っています。(編集長・木之本敬介)
(冒頭のSDGsアイコンは、ヤンマーホールディングスがとくに重視するゴール)
【お話をうかがった社員のプロフィル】
●井口有紗(いぐち・ありさ)さん=ヤンマーマルシェ株式会社 フードソリューション部 農産グループ(ヤンマーホールディングス株式会社からの出向)
2013年、東京農工大学大学院修了(農学部農業環境工学専攻)、同年、ヤンマー株式会社(現ヤンマーホールディングス)入社。アグリ事業本部開発統括部開発実験部でトラクター開発、ヤンマーアグリイノベーション株式会社 で新規事業担当、ヤンマーマルシェ株式会社 商品部で自社オリジナル商品の開発営業担当などを経て現職。
(冒頭のSDGsアイコンは、ヤンマーホールディングスがとくに重視するゴール)
【お話をうかがった社員のプロフィル】
●井口有紗(いぐち・ありさ)さん=ヤンマーマルシェ株式会社 フードソリューション部 農産グループ(ヤンマーホールディングス株式会社からの出向)
2013年、東京農工大学大学院修了(農学部農業環境工学専攻)、同年、ヤンマー株式会社(現ヤンマーホールディングス)入社。アグリ事業本部開発統括部開発実験部でトラクター開発、ヤンマーアグリイノベーション株式会社 で新規事業担当、ヤンマーマルシェ株式会社 商品部で自社オリジナル商品の開発営業担当などを経て現職。
兵庫で担当した「やぶ医者にんにく」がヒット
■自己紹介
──自己紹介をお願いします。
今年で入社10年目です。ヤンマーのテクノロジー開発拠点の一つである中央研究所でトラクター開発に従事したのち、2014年にヤンマーアグリイノベーションに配属になりました。ヤンマーアグリイノベーションは、持続可能な農業の実現のため、農業機械に限らず農業に関わる全てのことに取り組むために2010年に設立した会社です。私は兵庫県養父(やぶ)市での「にんにく産地化プロジェクト」の担当になりました。耕作放棄地の再生や水田から畑への転作などにより、養父市のような中山間地での農業を活性化し、加工や流通・販売まで手がける六次産業化を支援することで持続可能な農業の実現を目指すプロジェクトです。2016年に国産ブランド「やぶ医者にんにく」として全国で売り出しました。今も関西のスーパーなどで販売している人気商品です。
──その後は?
ヤンマーマルシェの商品部で安全・安心な食の提供を目指して開発した「ライスジュレ(とろみのもと)」の開発・営業に携わりました。お米と水だけを原料とした100%植物由来のヤンマーオリジナル商品です。昨年1月からはフードソリューション部に所属し、農家からお米や野菜を仕入れ、食品メーカー・商社などの流通業者との販路マッチングを行うなど、生産者のビジネス拡大をサポートしています。
■ヤンマーのSDGs
──ヤンマーのSDGsの取り組みを教えてください。
「A SUSTAINABLE FUTURE──テクノロジーで、新しい豊かさへ。」というブランドステートメントを掲げています。人間と自然の豊かさの両立を「新しい豊かさ」と位置づけて、お客様の課題を解決するソリューションを提案しています。事業フィールドは「大地」「海」「都市」。エンジンの生産・開発・販売、農業経営サポートなど幅広い事業を展開しています。私はそのうちの「食・住宅設備機器事業」の担当で、「食の恵みを安心して享受できる社会」を目指す仕事です。ヤンマーは「食料生産」や「エネルギー変換」といった人々の暮らしに不可欠な領域で社会課題の解決に取り組んでおり、ブランドステートメントの体現こそがSDGsへの貢献につながると考えています。
──「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」はどんな内容ですか。
2022年に打ち出しました。一つ目はGHG(グリーンハウスガス=温室効果ガス)排出量実質ゼロの企業活動を実現すること、二つ目は循環する資源を基にした環境負荷フリーの企業活動を実現すること、そして最後にお客様のGHG排出ネガティブ・資源循環化に貢献すること──この三つの課題への挑戦を掲げています。
三つ目のお客様への貢献活動の一つとして、農業や食品加工の際に発生する食品廃棄物を有効活用できるようにするバイオコンポスター「YC100」を提供しています。国内では年間およそ2500万トンもの食品が廃棄され、社会課題になっています。またその処理では多くの二酸化炭素(CO₂)が出るので、廃棄物対策はお客様にとって喫緊の課題になっています。「YC100」は、たとえば和食チェーンの梅の花さんで採用され、運用を始めています。食品廃棄物をほぼ100%再利用して肥料を作り、ヤンマーマルシェの契約農家に提供して野菜などを作り、すべて梅の花さんに納品──という資源循環サイクルを実現しています。
──バイオコンポスター「YC100」はヤンマーマルシェが開発したのですか。
「YC100」の開発はグループ会社のヤンマーeスターですが、ヤンマーマルシェは「YC100」により発酵分解され生成された堆肥を利用した農作物栽培のサポートを行いました。具体的には、契約生産者に堆肥を使ってもらい、栽培から出荷までサポートしました。梅の花さんからは「資源循環の取り組みをしてみたい」というニーズがあり、京都セントラルキッチンで出た食品廃棄物を利用して、京都のヤンマーマルシェの契約生産者で大根を栽培する提案をしたのがスタートでした。資源循環サイクルを、グループ会社が連携して構築しています。
また、廃熱を利用可能な電気に変換するソリューションの提供なども行っています。ヤンマーは創業以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱にしている会社なので、エネルギー変換技術にも力を入れています。
──エネルギー変換とは?
日本では、発電時に排出される熱の約6割は利用されずに廃熱として捨てられています。発電所から需要地まで電力を供給する代わりに、電気が使用される場所の近くで発電し、送電ロスなどの廃熱を抑えて電力を供給することは、省エネルギーとCO₂排出量の削減につながります。さらに最近では、発電の燃料に畜産や食品系廃棄物から発生するバイオガスや、水素を用いた取り組みも進めています。
──自己紹介をお願いします。
今年で入社10年目です。ヤンマーのテクノロジー開発拠点の一つである中央研究所でトラクター開発に従事したのち、2014年にヤンマーアグリイノベーションに配属になりました。ヤンマーアグリイノベーションは、持続可能な農業の実現のため、農業機械に限らず農業に関わる全てのことに取り組むために2010年に設立した会社です。私は兵庫県養父(やぶ)市での「にんにく産地化プロジェクト」の担当になりました。耕作放棄地の再生や水田から畑への転作などにより、養父市のような中山間地での農業を活性化し、加工や流通・販売まで手がける六次産業化を支援することで持続可能な農業の実現を目指すプロジェクトです。2016年に国産ブランド「やぶ医者にんにく」として全国で売り出しました。今も関西のスーパーなどで販売している人気商品です。
──その後は?
ヤンマーマルシェの商品部で安全・安心な食の提供を目指して開発した「ライスジュレ(とろみのもと)」の開発・営業に携わりました。お米と水だけを原料とした100%植物由来のヤンマーオリジナル商品です。昨年1月からはフードソリューション部に所属し、農家からお米や野菜を仕入れ、食品メーカー・商社などの流通業者との販路マッチングを行うなど、生産者のビジネス拡大をサポートしています。
■ヤンマーのSDGs
──ヤンマーのSDGsの取り組みを教えてください。
「A SUSTAINABLE FUTURE──テクノロジーで、新しい豊かさへ。」というブランドステートメントを掲げています。人間と自然の豊かさの両立を「新しい豊かさ」と位置づけて、お客様の課題を解決するソリューションを提案しています。事業フィールドは「大地」「海」「都市」。エンジンの生産・開発・販売、農業経営サポートなど幅広い事業を展開しています。私はそのうちの「食・住宅設備機器事業」の担当で、「食の恵みを安心して享受できる社会」を目指す仕事です。ヤンマーは「食料生産」や「エネルギー変換」といった人々の暮らしに不可欠な領域で社会課題の解決に取り組んでおり、ブランドステートメントの体現こそがSDGsへの貢献につながると考えています。
──「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」はどんな内容ですか。
2022年に打ち出しました。一つ目はGHG(グリーンハウスガス=温室効果ガス)排出量実質ゼロの企業活動を実現すること、二つ目は循環する資源を基にした環境負荷フリーの企業活動を実現すること、そして最後にお客様のGHG排出ネガティブ・資源循環化に貢献すること──この三つの課題への挑戦を掲げています。
三つ目のお客様への貢献活動の一つとして、農業や食品加工の際に発生する食品廃棄物を有効活用できるようにするバイオコンポスター「YC100」を提供しています。国内では年間およそ2500万トンもの食品が廃棄され、社会課題になっています。またその処理では多くの二酸化炭素(CO₂)が出るので、廃棄物対策はお客様にとって喫緊の課題になっています。「YC100」は、たとえば和食チェーンの梅の花さんで採用され、運用を始めています。食品廃棄物をほぼ100%再利用して肥料を作り、ヤンマーマルシェの契約農家に提供して野菜などを作り、すべて梅の花さんに納品──という資源循環サイクルを実現しています。
──バイオコンポスター「YC100」はヤンマーマルシェが開発したのですか。
「YC100」の開発はグループ会社のヤンマーeスターですが、ヤンマーマルシェは「YC100」により発酵分解され生成された堆肥を利用した農作物栽培のサポートを行いました。具体的には、契約生産者に堆肥を使ってもらい、栽培から出荷までサポートしました。梅の花さんからは「資源循環の取り組みをしてみたい」というニーズがあり、京都セントラルキッチンで出た食品廃棄物を利用して、京都のヤンマーマルシェの契約生産者で大根を栽培する提案をしたのがスタートでした。資源循環サイクルを、グループ会社が連携して構築しています。
また、廃熱を利用可能な電気に変換するソリューションの提供なども行っています。ヤンマーは創業以来、産業用ディーゼルエンジンを事業の柱にしている会社なので、エネルギー変換技術にも力を入れています。
──エネルギー変換とは?
日本では、発電時に排出される熱の約6割は利用されずに廃熱として捨てられています。発電所から需要地まで電力を供給する代わりに、電気が使用される場所の近くで発電し、送電ロスなどの廃熱を抑えて電力を供給することは、省エネルギーとCO₂排出量の削減につながります。さらに最近では、発電の燃料に畜産や食品系廃棄物から発生するバイオガスや、水素を用いた取り組みも進めています。
お米にまつわるトータルソリューション提供
■ヤンマーマルシェの事業
──今の仕事について教えてください。
ヤンマーマルシェは、食事業とリビング事業を担うグループ会社です。今年東京駅前の八重洲にオープンした「YANMAR TOKYO」などのレストランの企画・運営に加え、食に関連するキッチンなども取り扱っています。
──井口さんの主な仕事は?
お米の契約栽培事業です。お米の売買は独特で、5月ごろに田植えをして9月に稲刈りですが、取引価格については、田植えのタイミングでは決まっていないことがほとんどです。つまり生産者の方々はお米がいくらで売れるか分からない中で田植えをして、相場を待つことになります。冬の間にコシヒカリなどいろんな品種の営農計画を立てますが、出荷の時期になったら需要が減ったり増えたりで、相場が大きく下がることもあります。上がればいいのですが、下がって「再生産価格」という損益分岐を大きく下回る年もあり、農業経営の計画が立てづらい点が課題です。
一方で、たとえばコンビニに売っているおにぎりは販売価格が年間を通して比較的安定しています。そこで、商社や飲食チェーンなどの実需者と組んで、業務用米を相場に左右されない再生産価格で設定し、播種前に生産者と契約する事業を2015年に始めました。播種前に資材や肥料代といった生産コストを計算し、再生産価格を明確にしたうえで生産者と契約するので、生産者は営農計画を立てやすくなります。現在、全国の約150軒の生産者の方々に契約栽培をしていただいています。播種前に一緒に営農計画を立てて、しっかり収穫できるようサポートし、最後まで生産者と一緒に伴走する事業です。
──買い取った米はどこに売るのですか。
商社などを通じて、給食事業、病院、介護食、アスリートの施設、大手飲食チェーン店などに販売しています。事前に再生産価格を決めて買い取るのは、相場が下がっても高い値段で買わないといけないので、実需者の方々にとってもリスクがあります。ただ、生産者の数が減る中、2015年以来、継続して関係を築くことができた生産者の方々と持続可能なお米の取引をすることが、SDGs目標12の「つくる責任、つかう責任」への取り組みになると、取引先の方々に感じていただいています。結果、継続した取引につながっています。
加えて、温暖化や気候変動に対応できる栽培技術の開発や情報のDX(デジタルトランスフォーメーション)化にも取り組みながら、産地に適した品種の選定も行っています。品種の選定から栽培技術サポート、出荷、販売まで、トータルで持続可能な仕組みをつくるのがヤンマーマルシェの仕事です。ものの売り買いだけをするのでなく、お米にまつわる全てのトータルソリューションの提供を目指しています。
(写真・契約農地を耕すヤンマーのトラクター=同社提供)
──今の仕事について教えてください。
ヤンマーマルシェは、食事業とリビング事業を担うグループ会社です。今年東京駅前の八重洲にオープンした「YANMAR TOKYO」などのレストランの企画・運営に加え、食に関連するキッチンなども取り扱っています。
──井口さんの主な仕事は?
お米の契約栽培事業です。お米の売買は独特で、5月ごろに田植えをして9月に稲刈りですが、取引価格については、田植えのタイミングでは決まっていないことがほとんどです。つまり生産者の方々はお米がいくらで売れるか分からない中で田植えをして、相場を待つことになります。冬の間にコシヒカリなどいろんな品種の営農計画を立てますが、出荷の時期になったら需要が減ったり増えたりで、相場が大きく下がることもあります。上がればいいのですが、下がって「再生産価格」という損益分岐を大きく下回る年もあり、農業経営の計画が立てづらい点が課題です。
一方で、たとえばコンビニに売っているおにぎりは販売価格が年間を通して比較的安定しています。そこで、商社や飲食チェーンなどの実需者と組んで、業務用米を相場に左右されない再生産価格で設定し、播種前に生産者と契約する事業を2015年に始めました。播種前に資材や肥料代といった生産コストを計算し、再生産価格を明確にしたうえで生産者と契約するので、生産者は営農計画を立てやすくなります。現在、全国の約150軒の生産者の方々に契約栽培をしていただいています。播種前に一緒に営農計画を立てて、しっかり収穫できるようサポートし、最後まで生産者と一緒に伴走する事業です。
──買い取った米はどこに売るのですか。
商社などを通じて、給食事業、病院、介護食、アスリートの施設、大手飲食チェーン店などに販売しています。事前に再生産価格を決めて買い取るのは、相場が下がっても高い値段で買わないといけないので、実需者の方々にとってもリスクがあります。ただ、生産者の数が減る中、2015年以来、継続して関係を築くことができた生産者の方々と持続可能なお米の取引をすることが、SDGs目標12の「つくる責任、つかう責任」への取り組みになると、取引先の方々に感じていただいています。結果、継続した取引につながっています。
加えて、温暖化や気候変動に対応できる栽培技術の開発や情報のDX(デジタルトランスフォーメーション)化にも取り組みながら、産地に適した品種の選定も行っています。品種の選定から栽培技術サポート、出荷、販売まで、トータルで持続可能な仕組みをつくるのがヤンマーマルシェの仕事です。ものの売り買いだけをするのでなく、お米にまつわる全てのトータルソリューションの提供を目指しています。
(写真・契約農地を耕すヤンマーのトラクター=同社提供)
約60軒を年に2~3回訪問し信頼築く
■井口さんの仕事
──具体的な仕事内容は?
私は西日本担当で、北陸から島根までの約60軒の生産者を担当しています。12月から3月は現地に行き、この田んぼでこの品種をつくって、このくらいの収量で、この売り上げを目指しましょうと、相談して一緒に営農計画を立てます。品種が合わない場合には流通業者と調整して、品種の見直しも行います。4~5月には種子や肥料を販売し、田植えが終わった後は肥料メーカーや研究機関の方々のご協力を得ながら、生育調査を行ないます。生育調査が終わると、秋の収穫・調整、集荷です。一段落したら、その年の作柄が出るので、品質や収量についてフィードバックして、それを翌年に生かすというサイクルです。
──担当している約60軒の生産者さんには年に何回くらい訪問するのですか。
年に2~3回の頻度で訪問しています。遠隔地が多いので、最寄り駅までは公共交通機関で、そこからは自動車などで移動することが多いですね。出張が重なると大変ではありますが、なるべく対面でお会いし、信頼関係を築くことを心がけています。
(後編に続く)
(写真・MIKIKO)
──具体的な仕事内容は?
私は西日本担当で、北陸から島根までの約60軒の生産者を担当しています。12月から3月は現地に行き、この田んぼでこの品種をつくって、このくらいの収量で、この売り上げを目指しましょうと、相談して一緒に営農計画を立てます。品種が合わない場合には流通業者と調整して、品種の見直しも行います。4~5月には種子や肥料を販売し、田植えが終わった後は肥料メーカーや研究機関の方々のご協力を得ながら、生育調査を行ないます。生育調査が終わると、秋の収穫・調整、集荷です。一段落したら、その年の作柄が出るので、品質や収量についてフィードバックして、それを翌年に生かすというサイクルです。
──担当している約60軒の生産者さんには年に何回くらい訪問するのですか。
年に2~3回の頻度で訪問しています。遠隔地が多いので、最寄り駅までは公共交通機関で、そこからは自動車などで移動することが多いですね。出張が重なると大変ではありますが、なるべく対面でお会いし、信頼関係を築くことを心がけています。
(後編に続く)
(写真・MIKIKO)
SDGsでメッセージ!
就職した企業を通じて「社会課題の解決」や「持続可能な社会への取り組み」ができる──という目線で、行きたいところを見定めてください。ゴールを遠くに置いて就活すれば、きっといろんな可能性が広がってくるので、頑張ってください。「ヤンマーに入る」ではなく、「ヤンマーに入って農業界をこうする」「社会をもっとこうする」をゴールに設定したほうがいいと思います。私自身は生産者の方々と出会ったことが大きかったので、自分の行きたい分野に関わっている人と触れ合うことをお勧めします。
ヤンマーホールディングス株式会社
【農業機械メーカー】
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。ブランドステートメントである“A SUSTAINABLE FUTURE”の実現をパーパスとして、パワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。脱炭素社会の実現と顧客価値を創造し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
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※就活割に申し込むと、月額2000円(通常3800円)で朝日新聞デジタルが読めます。
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