教えて!先輩

T.E.先輩の回答 最初から志望業界を絞ってしまうのはもったいない!

T.E.

大手通信グループビジネスサポート会社 内定

T.E.先輩

女性

現代教養学部・国際社会学科

  • Q.1 業界はどのように絞っていきましたか?

    A.
     大学時代に会計の勉強に打ち込んでいたこともあり、少しでも会計に関わりのある仕事をしたいと漠然と思っていました。一方で、他の業界を見ずに最初から志望業界を絞ってしまうのはもったいないと思い、業界を問わず説明会に参加し、できるだけ視野を広く持つように心がけていました。視野を広げていくうちに、自分の知らなかった魅力的な会社と出会うことが多かったので、初めから業界を絞ろうとしないこともオススメします。私自身、偶然参加した説明会でシェアードサービス事業を行っている会社に興味を持ち、受けることに決めたりなどしました。
  • Q.2 インターンシップに参加しましたか?

    A.
     3社参加しました。就活をはじめてから興味を持ったマスコミ・小売・コンサルティング業界の中での大手会社のインターンシップに参加しました。就職活動を始めた段階では大手以外の会社をあまり知らなかったというのもありますが、大手に参加すればその業界のことがよく分かると思い参加しました。今振り返ると中小企業でもそのときからしっかり調べてインターンシップに参加してみると、また違った体験ができたかもと思います。
    インターンシップに参加して良かったことは、「説明会に参加するよりも何よりも、その会社・業界についての理解が深まること」「ES・面接・グループディスカッション等の対策を早い時期にすることができるため、就活が本格化してきたときに余裕と自信を持つことができたこと」です。また、インターンシップに参加することで、選考にはかなり役立つと思います。実際に、インターンシップ生が優先的に早い選考フローにのることができたり、人事の方と飲み会があったりしました。
  • Q.3 OB・OG訪問はしましたか?

    A.
     大学のキャリアセンターで紹介して頂き行いました。いきなりの初対面だと緊張してしまうという方は、ゼミやサークルの先輩に話を伺ってみるのもいいと思います。
     訪問する際に気を付けておくことは、ただやみくもに訪問するのではなく、何が分からなくてどんな話を聞きたいかなど事前に聞きたいことを自分のなかでまとめていくことが大事だと思います。
  • Q.4 会社説明会について何か工夫しましたか?

    A.
     気になる会社の会社説明会は申込時間にPCの前やスマートフォンを握りしめて待機し、必ず参加した方がいいと思います。そこで聞いた話や疑問に思ったことをメモしておくと、面接の際にも大いに役立ちます。
     また、私は説明会に参加する際に、何か一つ質問するようにしていました。大勢の人の前で発言するのは少し恥ずかしいですが、質問しようと思って話を聞くと、格段に集中力が上がり興味もわいてきます。是非、一度試してみることをオススメします。
  • Q.5 ESを書く時に気をつけていたことを教えてください

    A.
     「自分らしさ」が伝わるかどうか、に気を付けていました。アルバイトやサークル活動などは多くの人が経験してきていることなので、その中でいかに自分らしさをアピールするかが大事だと思います。そのために、少し興味を持ってもらえるようなタイトルを付けることもいいと思います。私はアルバイトの話を書くときには、『会計スキル+心配りの大切さを修業中』としたり、自分の特徴を書くときには『好奇心の塊』としたり、ちょっとしたタイトルを付けていました。
  • Q.6 面接では何か準備をしていきましか?

    A.
     その会社についてパンフレットやHP、新聞などを読んで事前に勉強してから面接に挑みました。想定外の質問はどこの会社でもありました。「普段どんな料理を作る?」という場が和むような質問もあれば、少し意地悪な「君のやりたいことはこの会社じゃなくてもいいんじゃないの?」という質問もありましたが、自分を良く繕おうとはぜずに答えていました。ですが、面接官の気分を悪くしてしまってはダメなので、「どのくらいこの会社を志望している?」という質問に対しては、「第一志望です!」とはっきり答えるといいと思います。私は、「第一志望群です。」と少しに濁してしまったため、合否発表まで気が気でありませんでした。(無事受かっていたので良かったですが。)
  • Q.7 グループディスカッション対策をしましたか?

    A.
     特に対策はしませんでしたが、参加していたインターンシップでグループディスカッションを行うことが多かったためそれが本番では役に立ったと思います。
     グループディスカッションでは司会などの役割に就いたから良いということではありません。役割に就いても就かなくても、自分の意見を述べ、仲間の発言も引き出すような気配りを心がけましょう。
  • Q.8 WEBテスト対策について教えてください

    A.
     テキストを1冊行いましたが直前に対策を行っていたため、十分な対策ができたとは言えません。対策を行うならば、会社説明会が始まる前のまだ時間に余裕のある時期に行うことをおすすめします。また、グループ会社だと同じテストを使っている場合が多いので、本命の会社のテスト対策として同じグループ会社のテストを受けてみるのもいいかもしれません。
  • Q.9 就活中、親との関係はどうでしたか?

    A.
     就職活動をしていて自分は将来どんな仕事をしたいのか、行きたい会社が分からない、などといったことは誰にでもあると思います。そんなときはもやもやした気持ちを話し、一緒に考えることで少しでも気持が楽になるかもしれません。答えは出なくても、話すだけで自分の考えがまとまってくるものです
  • Q.10 就活中、友達との関係で悩んだことはありますか?

    A.
     インターンシップで出会った友達は同じ業界を志望しているということもあり、就職活動が本格的になってからも会うことが多かったです。みんなで飲みに行くことで息抜きにもなり、情報交換にもなり、とても良い関係が築けたと思います。ですが、仲の良い友達と同じ会社を目指していると、面接の合否発表などで複雑な思いをすることがあるかも知れません。仲の良い友達と円満に過ごすために、就活中は距離感を少し意識してみることも必要なのかもしれません。
  • Q.11 就活中にやっておいてよかったことを教えてください

    A.
     就職活動中でも生活のすべてを就職活動にささげるのではなく、自分の趣味の時間も大切にしていたことがよかったと思います。私は映画が好きで就職活動中も時間があれば観ていました。一見就職活動とはなんの関係もないと思いますが、面接で最近のおすすめの映画は何ですか?などという質問をされたときに、映画を観ていたことがきっかけで話が盛り上がり、雑談みたいな和やかな雰囲気の面接になりました。
  • Q.12 内定した会社の決め手は何でしたか?

    A.
     仕事内容、勤務地など様々な条件で自分が気に入っていたというのもありますが、一番の決め手は内定先の会社から本当に来てほしい、会社に入ったらこんな仕事をしてもらいたいと言われ、自分が求められていることを感じたからです。その会社で自分が働いている様子が想像できた、ということが一番の決め手です。
  • Q.13 就活の落とし穴は何だと思いますか?

    A.
     それぞれの会社の選考フローをチェックしておくこと。説明会に参加しなければ面接を受けることのできない会社などもあります。事前にしっかりチェックしておきましょう。
  • Q.14  T.E.先輩の基本情報

    A.
    ・志望職種 経理・財務
    ・説明会に行った企業数 20社程度
    ・エントリーした企業数 30社程度
    ・エントリーシートを提出した企業数 10社程度
    ・面接を受けた企業数 3社
    ・内定(内々定)した企業数 1社
  • 就活用の靴。就活ではいろんな会社を訪問するため、たくさん歩きます。疲れにくく、自分に合った靴を選びましょう。

  • 新聞スクラップブック。世間で話題になっていることや自分の気になったもの、受けようと思っている会社に関するニュースなどをスクラップしていました。こうした就活対策に加えて、好きな映画のコラムや面白い広告なども一緒にスクラップして、見返したくなる楽しいノート作りを心がけていました。

  • 気になったことはメモ。新聞の1面のニュースのタイトルや、筆記試験の時事問題に出てきそうな用語など、新聞を読んでいて大事だな、気になるなと思ったことをメモしていました。面接で時事の話を聞かれたときに、世間で話題になっていてみんなが答えるような有名なニュースだけではなく、自分が本当に気になっている自分ならではの関心事を伝えることができるのでオススメです。