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K.T.先輩の回答 ESは余裕を持って書こう!
地図情報会社 内定
K.T.先輩
男性
文学部
学生時代に力を注いだのは、中学・高校の部活で6年間続けたテニスと、大学に入ってから始めた書店でのアルバイト。ESや面接でも、それらを話の軸に。大学では図書館・情報学を専攻。
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Q.1 志望業種はどのように絞っていきましたか?
- A.
- 就活が本格化する前に、「逆に視野を広げたこと」が結果的に上手く志望業種を絞ることにつながりました。具体的には、敢えて興味のない業界を選んでインターンに参加したり、様々な業界の内定者や社会人に話を聞いたりしました。業界を広く見たことで本当に合っているか、興味があるかどうかがよくわかりました。最終的に、1月中旬までに志望業種を絞ることができました。
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Q.2 インターンシップに参加しましたか?何を基準に選びましたか?
- A.
- 3社のインターンシップに参加しました。就活が始まる前に視野を広げておきたかったので、「自分が今まで興味のなかった業種」を敢えて基準に選びました。企業情報はもちろん、その企業の業界がどのようなビジネスモデルを持っているかなどを学ぶことができました。また、私が参加していたインターンは、グループでテーマについてディスカッションをして発表するというものが多かったため、グループディスカッションで役に立ったと思います。
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Q.3 OB・OG訪問はしましたか?気をつけた方がいいことは?
- A.
- OB訪問はしました。知人からの紹介や、大学の学生部にあるOB・OGの名簿から探しました。訪問する際は、なるべくホームページには載ってないことについて聞いた方がいいと思います。説明会では教えてくれない企業の情報を知ることができるはずです。その企業のESを持っていき添削してもらうのも良いと思います。
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Q.4 会社説明会で気をつけていたことはありますか?
- A.
- 説明会の予約は、大手の企業だと数分で満席になることがほとんどだったので、受付開始のメールが来たらその瞬間に予約をするよう意識していました。説明会ではもちろんメモをとっていましたが、家に帰ったらその日のうちに行った企業の感想を書いておくようにしていました。
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Q.5 自己分析にはどう取り組みましたか?
- A.
- 最初は自己分析の参考書を買ってやろうと思いましたが、3日坊主で断念してしまいました。結局は、「高校生の時に頑張っていたこと」と「大学生の時に頑張っていたこと」の2つについて取り組みました。具体的には、友達と「何を頑張ったか?」「どうしてその時そう思ったのか?」などをお互いにインタビューするというものです。自分で思い出すよりも相手に聞かれた方が真剣に考えるので非常に効果的だったと思います。また、その時に自分はどういう人間か友達に聞くようにし、他己分析をしていました。その他はESで質問された時に適宜考える程度でした。
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Q.6 ESについて気をつけたこと、WEBエントリーの注意点など、教えてください
- A.
- 誤字脱字にはかなり気をつかいました。書いたESは、友達や親、社会人に見てもらい、なるべくひとりよがりにならないようにしました。おかげで、ESで落とされることはほとんどありませんでした。Webのエントリーシートに関しては、改行できるものは改行していました。相手が見たときに見やすいと思うレイアウトにするためです。
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Q.7 面接について、事前の準備や工夫、こんな想定外の質問をされたなど、教えてください
- A.
- 面接の前は新聞や過去のデータベースを使って志望動機に盛り込めそうなネタを探していました。また投資家向けのIR情報なども見て企業がどの事業に力をいれていて、どのようなことを課題にしているかチェックしていました。想定外な質問で一つ覚えているのが「なんでそのネクタイにしたの?」というものです。さすがに焦りました。
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Q.8 グループディスカッション対策はしましたか?
- A.
- グループディスカッションのための対策はしませんでしたが、インターンに参加していた時にグループで話し合って発表するという機会が非常に多かったので、結果的に対策になっていたかもしれません。
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Q.9 SPI(などの適性検査)対策はしましたか?
- A.
- 適性検査の対策は就活が本格化する前の10月~11月までに集中してやりました。12月からは毎日説明会に行くようになり、まとまった時間が取れないためです。なるべく早い時期に、非言語などの苦手な分野をなくしておくと楽だと思います。それが厳しい人は、年末年始の時間を活用して短期集中で勉強するのもよいかもしれません。
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Q.10 フェイスブック、ツイッターなどを就活に活用しましたか?
- A.
- 就活情報を発信してくれるアカウントなどは登録して、気が向いた時に読むようにしていました。また、Facebookに大学の専攻のグループがあり、そこからOBに連絡を取り、OB訪問を1度しました。就活中は企業の人が見ているという意識を持って、SNSを利用するようにしていました。あまり印象が悪くなるような情報は発信しない方が良いと思います。
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Q.11 親との関係でアドバイスがあれば教えてください
- A.
- 自分のことを一番長く見ているのは親なので、自分の長所や短所を聞いたりESを見てもらったりすることは大切だと思います。最初は私も恥ずかしくてためらっていましたが、勇気を出して見てもらいました。親が働いている業界に興味がある人は、その業界のことに聞いてみると、とても良い情報が得られると思います。
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Q.12 就活中の友達との関係について教えてください
- A.
- 自分の周りは志望業界が全く違っていたため、あまりピリピリすることもなく良い関係でした。ただその分個人プレーになることが多く、精神的に辛くなることがありました。ただその時に説明会で偶然会った友達とご飯に行って近況を話し合ったことで、気持ち的に楽になりモチベーションを維持できたということがありました。
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Q.13 就活全般を振り返って、やっておいて役に立ったことがあれば教えてください
- A.
- 新聞や過去のデータベースから自分が志望している業界・企業のニュースをスクラップしたことは就活を通して役に立ったと思います。ESを書くとき、面接のときも最新のニュースを盛り込むことでESもほとんど通り、面接でも良い印象を与えることが出来たと思います。
また、人との繋がりを大事にしていたことで、辛い時に周りに支えてもらえることが多くありました。先輩にご飯に誘ってもらい就活の話を聞いてもらったり、お世話になっている社会人の方に面接の指導やESの添削をしてもらったりと、様々な人の優しさのおかげで今の自分があると思っています。
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Q.14 内定した会社の決め手は何ですか?
- A.
- 以前から興味があったITを使った情報サービスを提供できる企業を考えるうちに、元々志望していた通信や鉄道といったインフラ業界と同時に今の内定先を見つけました。その業界のリーディングカンパニーであり、技術やノウハウを持っていることが自分の中の決め手でした。
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Q.15 就活の落とし穴はこれ!
- A.
- 志望度が高い企業のESが同じ日に3つ締め切りで1つ書き終わらず、間に合わなかったことがありました。早めに出す意識を常に持っておけばよかったと思います。また、面接の時に志望動機を中途半端に覚えていたため、緊張でど忘れして5秒くらい沈黙してしまってとても焦りました。覚えるなら緊張していてもスラスラと出てくるくらい完璧に覚えないといけないと実感しました。
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Q.16 K.T.先輩の就活基本情報
- A.
- ・志望職種 営業職
・説明会に行った企業数 30社
・エントリーした企業数 約80社
・エントリーシートを提出した企業数 約25社
・面接を受けた企業数 約20社
・内定(内々定)した企業数 1社
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最新の記事からは時事問題やニュースの解説記事などを中心にスクラップ。社会の動きがつかみやすくなります。またデータベースを使って志望企業の過去の記事を1年分集め、企業研究に活かしていました。
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インターン、説明会、OB・OG訪問など、どんな場面でも何でもメモ。その日のうちに自分の感想を加え、ESや面接で活かしていました。気づいた時には6冊目に
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就活用の靴は、長時間、立ったり歩いたりしても疲れにくい軽い靴を。面接の時は、綺麗に磨いて清潔感を常に意識していました。
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K.T.先輩の「就活体験レポート」
2024/11/21 更新
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