教えて!先輩

S.S.先輩の回答 先輩のアドバイス鵜呑みにしない!「俺は何もしなかった」はウソ

S.S.

メーカー 内定

S.S.先輩

女性

文学部

 大学では文学部で美術史を勉強しています。小規模な軟式野球部でマネジャーをやっていました。長所も短所も率直で上手くウソがつけないところです。これは就活では不利になりやすい性格でしたが、最終的に内定を頂いた会社では一番に評価してもらえたところでした。みなさんの就職活動がうまくいくよう応援しています。

  • Q.1 志望業種はどのように絞っていきましたか。

    A.
     「業界地図」をざっと眺めたところ、私が興味を持てた業界・業種は驚くほど狭いものでした(マスコミ業界新聞社の文化事業部のみ)。
     自己分析を早めに始めた私は、そこから浮かび上がった「自分の好きなもの=美術とビール」を仕事とつなげてみました(オークション業界、飲料メーカー)。あとは学内のイベントや合同説明会でランダムにいろんな業界の話を聞き、直感と縁を信じて受けてみました(英会話業界、アパレル、コンベンション業界・木材・紙系の専門商社)。
  • Q.2 インターンシップに参加しましたか。選考に役立ったことはありますか。

    A.
     1日~5日のものを4社ほど受けました(2014夏1社、2015冬2社、2015年6月1社)。インターンシップに行くことは、「今後会社に贔屓(ひいき)にされること」だと思いました。特別ルートで最終面接に行けたり、ES対策・面接練習を企業の人事部の方とすることができました。特に志望度の高い企業のインターンシップは行われている限り行くべきだと思います。企業の人を知ることもできるので入社を決めた後の安心感も少し違うと思います。
  • Q.3 面接について、事前の準備、工夫などを教えてください。

    A.
     面接の前日は「自己アピール」「会社で何をしたいか、会社をどう変えたいか(志望動機)」「質問」の3つを紙に書きだして整理しました。
  • Q.4 SPI(などの適性検査)対策はしましたか。

    A.
     対策本を1冊買い、頻出度の高いページからやっていきました。
  • Q.5 親にされて(言われて)いやだったことはありますか。

    A.
     自己分析を始めた頃、仕事帰りの母親に「私ってどんな人だと思う?」と尋ねたところ「私に聞かないで」と言われたこと。親に協力を求めることは諦めました(笑)。
  • Q.6 逆に、親に感謝していることはありますか。

    A.
     面接に落ち続けたとき、母親に「また落ちた」と報告することが日課になっていたが、余計なことは言わず軽く流して晩御飯に私の好きなものを作ってくれたこと。
  • Q.7 これから就活を迎える子どもをもつ親御さんにメッセージはありますか。

    A.
     情報収集はして子供の置かれた状況を把握した上で口出しをしないのが、私だったら一番嬉しいです。
  • Q.8 就活にあたっての友達との関係について。

    A.
     就活がうまくいかない時こそ、自分より就活のスタートが早く内定を早期にいくつももらった友達と会うことをおすすめします。たくさんヒントを得ることが出来ました。
  • Q.9 就活全般を振り返って、やっておいて役に立ったこと。

    A.
     「朝日学生キャリア塾」に参加したこと。手厳しい模擬面接は自己分析を改めるための大きなきっかけになり、いろいろな出会い・つながりもできた。
  • Q.10 就活の落とし穴はこれ!

    A.
     先輩のアドバイスを鵜呑みにすること! 「就活なんて茶番」「インターンは無駄」「俺は何もしなかった」……これらを全て信じていたら私の就職活動はうまくいかなかったと思います。アドバイスは耳に入れた上で、自分に合った就活の乗り越え方を探すのが一番だと思います。
  • Q.11 基本情報

    A.
    ・志望職種:マスコミ
    ・説明会に行った企業数:約40社
    ・エントリーした企業数:約30社
    ・エントリーシートを提出した企業数:約22社
    ・面接を受けた企業数:約15社
    ・内定(内々定)した企業数:2社(メーカー、金融)